福島交通7000系電車
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福島交通7000系電車(ふくしまこうつう7000けいでんしゃ)は、福島交通飯坂線で使用されている通勤形電車である。
概要
かつて飯坂線の架線電圧は直流750Vであったが、1991年(平成3年)6月25日に直流1,500Vに昇圧し、それに伴い東京急行電鉄から7000系を譲り受けて導入された。
特徴
- 制御装置はすべて東洋電機製造製、電動カム軸式抵抗制御である。
- 先頭車は全車両が元中間車に運転台を設置したものである。
- 東急7000系を譲り受けた他社の改造先頭車とほぼ同様だが、この福島交通車のみは尾灯が角型になっている。
- 一部編成には床置式冷房装置が設置されている。
- 回生ブレーキの機能停止が実施されている。
在籍数
両数 | 編成数 | 総数 | 編成概要 テンプレート:TrainDirection | ||
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2両編成 | 4本 | 8両 | デハ7100 (017100) |
デハ7200 (017200) |
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3両編成 | 2本 | 6両 | デハ7100 | サハ7300 | デハ7200 |
- () 内は冷房車
- 2両編成は1991年の導入当時5本が在籍していたが、2001年(平成13年)4月8日の福島駅駅ビル衝突事故で1本が廃車になった[1]。
- 3両編成は平日朝のみの運転。それ以外の時間帯と土休日はすべて2両編成での運転。ただし運用上、2両編成が使用できない場合は夕方に3両編成を使用する場合などもある。
車両番号の変遷
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