山之内靖

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox 学者 山之内 靖(やまのうち やすし、1933年 - 2014年2月2日)は、日本社会学者歴史学者東京外国語大学名誉教授、フェリス女学院大学名誉教授。専門は、現代社会理論歴史社会学

経歴

東京出身。東京大学経済学部卒業後、同大学大学院社会科学研究科で学び、1968年に東京大学から経済学博士の学位を取得。東京外国語大学外国語学部教授・附属図書館長を経て、1996年からフェリス女学院大学文学部および国際交流学部で教鞭をとっていた。

2014年2月2日死去[1]。80歳没。

著書

単著

  • 『イギリス産業革命の史的分析』(青木書店, 1966年
  • 『マルクス・エンゲルスの世界史像』(未來社, 1969年
  • 『社会科学の方法と人間学』(岩波書店, 1973年
  • 『現代社会の歴史的位相――疎外論の再構成をめざして』(日本評論社, 1982年
  • 『社会科学の現在』(未來社, 1986年
  • 『ニーチェとヴェーバー』(未來社, 1993年
  • 『システム社会の現代的位相』(岩波書店, 1996年)
  • 『マックス・ヴェーバー入門』(岩波書店[岩波新書], 1997年
  • 『日本の社会科学とヴェーバー体験』(筑摩書房, 1999年
  • 『受苦者のまなざし――初期マルクス再興』(青土社, 2004年)

共編著

訳書

  • ロナルド・P・ドーア『イギリスの工場・日本の工場――労使関係の比較社会学』(筑摩書房, 1987年
  • K・レーヴィット『学問とわれわれの時代の運命――ヴィーコからヴェーバーへ』 (未來社, 1989年
  • マイケル・J・ピオリ, チャールズ・F・セーブル『第二の産業分水嶺』(筑摩書房, 1993年)
  • アルベルト・メルッチ『現在に生きる遊牧民――新しい公共空間の創出に向けて』(岩波書店, 1997年)
  • ジェラード・デランティ『コミュニティ――グローバル化と社会理論の変容』NTT出版, 2006年

関連項目

脚注

  1. 経済史家の山之内靖さん死去 「総力戦論」提唱し、近代批判 朝日新聞 2014年7月29日