リータ・スキーター

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リータ・スキーター(Rita Skeeter)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔女である。『クィディッチ今昔』和訳版では『リタ・スキータ』と訳された。

登場巻

4巻5巻6巻7巻

人物

ジャーナリスト。金髪で、いつも赤く塗っている爪と、宝石をちりばめた眼鏡、所有物の自動速記羽ペンQQQ、「~ざんす」という語尾が特徴。取材相手以外には、玄人女のような下品な口調で喋る(ハーマイオニーを「馬鹿な小娘」、ビル・ウィーズリーを「長髪のアホ」呼ばわりした)。

リータが執筆する記事の多くは、断片的な事実を興味本位で繋ぎ合わせた上にでっち上げを付け加え、真実を歪曲したものである。またリータは無登録の動物もどきであり(コガネムシに変身できる)、これを活かして違法な盗聴を働き、情報を集めることもある。

4巻では三大魔法学校対抗試合を取材する為にホグワーツ魔法魔術学校を訪れ、その過程でハリー・ポッタールビウス・ハグリッドハーマイオニー・グレンジャーに関する記事を執筆し、3人の名誉を傷つけたが、終盤でハーマイオニーに無登録の「動物もどき」であることを見破られる。

5巻では、協力しないと無登録の「動物もどき」であることを魔法省に通報するとハーマイオニーに脅され、ヴォルデモートの復活に関するハリーへのインタビュー記事を無償で書かされる。その記事はルーナ・ラブグッドを通じて『ザ・クィブラー』3月号に掲載され、数ヶ月の後『予言者新聞』にも掲載された。

ちなみに、かつて魔法法律評議会で行われた裁判で裁判記録を取っていたことがある(小説ではルード・バグマン、映画ではイゴール・カルカロフの裁判)。

7巻では、アルバス・ダンブルドアが語らなかった過去を暴きだした中傷記事を日刊予言者新聞に掲載、さらにそれを自身の著書「アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘」として出版した。

映画

炎のゴブレット』と『死の秘宝 PART1』に登場。ミランダ・リチャードソンが演じた。日本語版の吹き替えは勝生真沙子が担当した。 原作同様、人の話を聞かない性格だが映画では露骨な悪意を出すことはなかった。テンプレート:ハリー・ポッターシリーズ

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