知多半田駅
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知多半田駅(ちたはんだえき)は、愛知県半田市広小路町にある名古屋鉄道河和線の駅である。
駅構造
8両編成対応の2面3線(島式と単式の複合型)ホームを有する地上駅。ホームはカーブしている。太田川側に片渡り線があり、折り返し列車は1番線から発車後にこれを通って上り線に入る。河和側には渡り線はないため折り返しはできない。終日駅員配置駅。発車案内はLED式(1・2番線のものは3段式、3番線のものは2段式。1番線からは太田川方面への折り返し列車も発車するため、1・2番線のものは方面も表示できる)になっているものの、駅自動放送は未導入。manacaが使用できる。改札内に男女トイレおよび多目的トイレあり。エレベーターが設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■河和線 | 下り | 河和・内海方面 |
■河和線 | 上り | 太田川方面 | |
2 | ■河和線 | 下り | 河和・内海方面 |
3 | ■河和線 | 上り | 太田川・名古屋・津島方面 |
- 太田川方面の普通列車は平日(終日)と土休日の午前中の1時間当たり2本が当駅始発(当駅折り返しの金山行き)
- 日中の河和方面の列車は当駅で緩急接続を行わない。しかし河和方面からの列車が当駅始発の列車に接続することはある(上り待避線は存在しないため跨線橋を渡っての接続となる)。
- 2008年12月改正までは、主に昼以降に、太田川方面からの当駅止まりの普通が十数分停車ののち(この間に特急が先発する)に当駅始発の河和行きまたは内海行きの普通として引き続き運転されるケースもよくみられた。
- 2007年6月改正までの朝ラッシュ時及び海水浴シーズンの臨時列車などに見られた、河和行きと内海行きを併結した特急は当駅で分割し、当駅から富貴駅まで続行運転されていた。
配線図
テンプレート:駅配線図 一番線は主に折り返し列車の留置に使われている。 また下り線には太田川寄りに渡り線があり、一定時間たつと回送、又は金山行きの普通列車として太田川方面へ発車する。
駅周辺
- 旧中埜家住宅
- 半田市福祉文化会館(雁宿ホール)
- 愛知県立半田商業高等学校
- CLACITY HANDA(クラシティ半田)
- ピアゴ半田店
- 名鉄観光半田支店
- 名鉄知多バス旅行 かもめツアーセンター
- 三菱東京UFJ銀行半田支店
- 中京銀行半田支店
- 知多信用金庫駅前支店
- 名鉄イン知多半田駅前
- CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)半田
- ホテルメッツォイン半田
- センターワンホテル半田(構造計算書偽造問題で解体後再建)
- 東海旅客鉄道(JR東海)武豊線 半田駅
- 国道247号
路線バス
- 知多乗合(知多バス)
- 常滑線 - 中部国際空港(西成岩・青池・INAXライブミュージアム前・常滑駅経由)
- 岩滑(上)線 - 半田高校前経由 椎の木園
- 岩滑(下)線 - 岩滑小学校前経由 椎の木園
- 有脇線 - 東浦駅前(乙川駅前経由)
- 上池線 - 緑ヶ丘(乙川駅前経由)
- 亀崎線 - 亀崎県社前(乙川駅前経由)
かつては師崎港、朝倉駅、刈谷駅、三河高浜駅などへ向かう路線があったが、知多新線の開通や利用客の減少で廃止された。
- ジェイアールバス関東(JRバス関東)
- 東京駅・知多半田線(知多シーガル号)
利用状況
1日平均の乗車人員は2007年度は5,725人、2008年度は5,763人、2009年度5,634人、2010年度は5,625人、2011年度は5,645人である。河和線の駅では、太田川駅の次に利用客が多くJR武豊線半田駅の3倍に当たる。[1] [2]
歴史
- 1931年(昭和6年)4月1日 - 知多鉄道の駅として開業。当時は相対式2面2線ホームだった。
- 1943年(昭和18年)2月1日 - 知多鉄道が名古屋鉄道に合併。
- 1988年(昭和63年)12月 - 橋上駅舎に改築。
- 1989年(平成元年)3月 - 河和方面ホームに副本線を設置[3]。
- 2006年(平成18年)7月14日 - トランパス利用可能となる。
- 2008年(平成20年)4月1日 - バリアフリー化工事(ホームの嵩上げ及びエレベーター設置)が完了する。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:名鉄河和線- ↑ 半田市/知多半島の統計(平成23年版) - 運輸・通信
- ↑ 平成25年版・知多半島の統計/東海市 - 運輸・通信
- ↑ 『鉄道ピクトリアル No.624 1996年7月号臨時増刊』 鉄道図書刊行会、p.25