駒ヶ林駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
駒ヶ林駅(こまがばやしえき)は、神戸市長田区にある神戸市営地下鉄海岸線の駅である。駅番号はK09。副駅名として「三国志のまち」と呼称しているほか、駅名版下広告も掲出されている。
また、駅イメージテーマは「漁港、海への道」である。
歴史
- 2001年(平成13年)7月7日 : 開業する。
- 2011年(平成23年)4月 : この年度より2年間を期限として、駅名板下広告として「アグロガーデン前」が掲出される[1](以後、2014年度まで掲出を更新している[2])。
駅構造
1面2線の島式ホームを持つ地下駅である。
出入口とコンコースの間は長い連絡通路があり、9時から21時までの間は人が通るとセンサーが反応し、海をイメージした効果音(メロディ)が流れている。効果音のイメージは季節ごとに「波音とともに海鳥が飛び交う」(春・秋)、「潮騒が貝殻の風鈴を奏でる」(夏)、「波音とともに汽笛が響く」(冬)とされ、異なるものが各2種類用意されている。[3]
のりば
1 | テンプレート:Color海岸線 | 三宮・花時計前方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color海岸線 | 新長田行き |
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は1,056人である[4]。海岸線の駅として、また神戸市営地下鉄の駅では最も乗車人員が少なく、日本の地下鉄の全路線全駅と比較しても最も乗車人員が少ない。
- 2000年度に計画された、2005年度時点の予測乗車人員は4,494人で、海岸線の駅では最も乗車人員が少なくなるとされていた[5]。2012年現在でも乗車人員は計画時の約3割にも満たず、2006年度をピークにやや減少傾向にある。
開業以降の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
2001年(平成13年) | 686 | |
2002年(平成14年) | 839 | |
2003年(平成15年) | 915 | |
2004年(平成16年) | 1,097 | |
2005年(平成17年) | 2,255 | 1,187 |
2006年(平成18年) | 1,230 | |
2007年(平成19年) | 1,193 | |
2008年(平成20年) | 1,142 | |
2009年(平成21年) | 1,052 | |
2010年(平成22年) | 1,067 | |
2011年(平成23年) | 1,071 | |
2012年(平成24年) | 1,056 |
駅周辺
- 駒林神社
- 平忠度 腕塚堂・胴塚
- 神戸市立地域人材支援センター : 2006年に閉校した旧 神戸市立二葉小学校の歴史的経緯から、1929年の開校当時の建物[6]を再利用した地域活性化拠点[7]。
- アスタくにづか : 震災復興再開発事業による再開発地区。
- 六間道商店街
- 大正筋商店街
- ホームセンターアグロ アグロガーデン神戸駒ヶ林店
- 源泉湯元あぐろの湯(スーパー銭湯)
隣の駅
- 神戸市営地下鉄
- テンプレート:Color海岸線
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
関連項目
外部リンク
- 駒ヶ林駅 駅構内図 - 神戸市交通局
- ↑ 平成23・24年度 市営地下鉄「駅名板下広告」の広告主の決定 - 神戸市(2011年3月25日付、2013年6月23日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink - 神戸市(2013年3月22日付、同年6月23日閲覧)
- ↑ 地下鉄海岸線 音サインシステム ♪♪ - 神戸市(2011年4月1日更新、2013年6月23日閲覧)
- ↑ 神戸市:神戸市交通局 事業概要
- ↑ テンプレート:PDFlink - 神戸市、2007年3月
- ↑ 平成24年度「区長のたるみっこレポート」(区長室へようこそ) - 神戸市垂水区(2013年3月31日更新、同年6月23日閲覧) ※「6月8日(金曜) 第10期 区民まちづくり会議 委員委嘱式」を参照。
- ↑ 神戸市立地域人材支援センターとは - 神戸市立地域人材支援センター(NPOふたば、2013年6月23日閲覧)