国道345号

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山形県鶴岡市錦町付近

国道345号(こくどう345ごう)は、新潟県新潟市中央区から山形県飽海郡遊佐町に至る一般国道である。

概要

ほぼ全線にわたって国道7号と並行している。新潟県内の区間は国道7号から海岸寄り、山形県内の区間は内陸寄りを並行している。また、新潟県新潟市から同県村上市にかけて日本海東北自動車道が、新潟県村上市から山形県鶴岡市にかけてJR羽越本線がそれぞれ並行している。

新潟市から聖籠町の区間は新潟西港新潟空港新潟東港などの重要な港湾施設付近を通過する。聖籠町以北は日本海沿いのルートとなり、特に村上市内の区間は日本百景に指定されている笹川流れを通る。この笹川流れ周辺の区間は国道昇格前の1968年までに自動車通行可能の道路として全線開通した[1]が、1980年代までは集落内の生活道路や、断崖絶壁で海岸沿いの非常に狭縊な幅員が続く未改良区間が多数存在していた。このため、国道昇格後の1980年代以降、特に自動車の通過が困難であったトンネルを中心に順次改良され、現在は概ね2車線で整備されている。結果、この区間では非常に多くのバイパス道路が建設され、多数の区間が国道指定当初のルートから変更されている(#バイパス道路を参照)。

山形県内ではルートが内陸寄りとなる。このうち、鶴岡市内の区間は一部大型車通行不能の狭隘な区間があり、冬季は通行止めとなる。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史

年表

旧道

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  • 新潟市北区白勢町 - 新潟市北区横土居:新潟市道
  • 胎内市村松浜 - 胎内市築地:新潟県道54号中条紫雲寺線
  • 胎内市築地:胎内市道
  • 胎内市築地 - 胎内市乙:新潟県道3号新潟新発田村上線
  • 胎内市乙 - 胎内市乙(乙交差点):胎内市道
  • 胎内市乙(乙交差点) - 村上市荒川縁新田(荒川縁新田交差点):新潟県道3号新潟新発田村上線
  • 村上市八日市(八日市13交差点) - 村上市松山:新潟県道3号新潟新発田村上線
  • 村上市肴町(肴町交差点) - 村上市石原(石原交差点):新潟県道3号新潟新発田村上線

路線状況

バイパス

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通称

重複区間

  • 新潟県新潟市中央区(東港線十字路) - 新潟県新潟市中央区(三和町交差点):国道350号
  • 新潟県新潟市中央区(東港線十字路) - 新潟県胎内市(荒井浜交差点):国道113号
  • 新潟県村上市(勝木交差点) - 山形県鶴岡市(奥田交差点):国道7号
  • 山形県東田川郡庄内町(西興屋交差点) - 山形県東田川郡庄内町(狩川交差点):国道47号
  • 山形県酒田市(市条交差点) - 山形県酒田市(観音寺交差点):国道344号
  • 山形県飽海郡遊佐町(菅里交差点) - 山形県飽海郡遊佐町(西浜交差点):国道7号

起点から胎内市までの区間は国道113号と完全に重複している。ただし、道路標識の案内は「国道113号」のみである。なお、新潟市北区の一部の区間で新潟県道46号新潟中央環状線とも重複しているが、この区間では国道113号と県道46号の案内が両方設置されている一方で、国道345号の案内は設置されていない。また、国道113号の起点は新潟市中央区の本町交差点である一方、国道345号は同区東港線十字路であり起点は異なる。

道路施設

トンネルと橋梁

  • 松浜橋
  • 胎内大橋
  • 旭橋
  • 瀬波温泉トンネル
  • 瀬波橋
  • 馬下隧道
  • 馬下大橋
  • 府屋第一トンネル
  • 府屋第二トンネル
  • 鬼坂トンネル
  • 大日坂トンネル

道の駅

交通規制

  • 冬季閉鎖区間:山形県鶴岡市越沢字獺寝沢 - 山形県鶴岡市関川
  • 通行不能区間:(大型車・中型・特殊車両)山形県鶴岡市関川地内(約0.3km)

地理

通過する自治体

交差する道路

  • 国道7号(国道7号重複=国道8号国道17号本町方面に国道113号国道350号と重複)(新潟市中央区・東港線十字路)
  • 国道350号(新潟市中央区・三和町交差点)
  • 国道7号(新潟市北区・新新バイパス豊栄IC)
  • 国道7号(新潟市北区・新新バイパス東港IC)
  • 国道113号(胎内市・桃崎浜交差点)
  • 国道7号(村上市・勝木交差点)
  • 国道7号(鶴岡市鼠ヶ関)
  • 国道112号(鶴岡市外内島)
  • 国道112号(鶴岡市・大宝寺交差点)
  • 国道47号(東田川郡庄内町・狩川交差点)
  • 国道344号(酒田市・市条交差点)
  • 国道344号(酒田市・観音寺交差点)
  • 国道7号(飽海郡遊佐町菅里)
  • 国道7号(飽海郡遊佐町吹浦)

脚注

注釈

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出典

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関連項目

外部リンク

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  1. 平沼義之、永冨謙『廃道本』(実業之日本社、2008年)36ページ。
  2. テンプレート:Cite web
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