晩生内駅
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晩生内駅(おそきないえき)は、北海道樺戸郡浦臼町字晩生内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線の駅である。電報略号はオソ。駅名由来はアイヌ語の「オ・ショキ・ナイ」(川尻が高くなっている川)。あるいは「オ・ショシケ・ナイ」(川尻が崩れている川)。難読駅名としても挙げられている。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。構内にはデュアル・モード・ビークルの切替実験(軌道→道路)設備が設置されていた。石狩月形駅の管理下にある無人駅。2007年までは簡易委託駅であった。
周辺
小さい街がある。
- 国道275号
- 北海道道1159号美唄浦臼線 - 美浦渡船乗り場
- 砂川警察署晩生内駐在所
- 晩生内郵便局
- 浦臼町営バス「晩生内市街」停留所
- ジェイ・アール北海道バス石狩線廃止により引き継がれた路線が発着。
歴史
- 1935年(昭和10年)10月3日 - 国有鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 第二次世界大戦により休止(不要不急線)。
- 1946年(昭和21年)12月10日 - 営業再開。
- 1961年(昭和36年)6月12日 - 業務委託駅化。
- 1979年(昭和54年)2月1日 - 貨物・荷物扱い廃止。無人駅化(簡易委託駅化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 2007年(平成19年)8月1日 - 前日をもって簡易委託での乗車券発売が終了し、完全な無人駅となる。