茶所駅
茶所駅(ちゃじょえき)は、岐阜県岐阜市加納八幡町にある、名古屋鉄道名古屋本線の駅である。
普通列車のみが停車する。隣の加納駅との駅間距離は0.4kmで、名古屋鉄道で最短である。テンプレート:要出典範囲
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。ホームは4両分だが、前後を踏切と渡り線に挟まれているため延長は不可能で、6両編成の普通列車は後ろ2両ドアカットで対応している。駅舎(改札口)は上下ホームで独立して設けられており、改札内には互いのホームを結ぶ通路が無い。
2005年12月14日トランパス対応。8月23日に工事の掲示が出され、12月26日竣工。これに伴い12月6日に駅集中管理システムの運用が始まった(管理元は名鉄岐阜駅)。その後ホームのかさ上げが行われ、2006年3月に竣工。
なお、当駅は管理システム導入以前から無人駅(但し、隣接する茶所検車区への出入庫の関係で、旅客扱いをしない駅員は存在していた)。現在の駅舎は駅集中管理システム導入に伴い新設されたもので、導入以前はホームのみの無人駅であった。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■名古屋本線 | 下り | 岐阜方面 |
2 | ■名古屋本線 | 上り | 一宮・名古屋・須ヶ口・羽島市役所前・新羽島方面 |
配線図
駅周辺
住宅街。旧中山道沿いにある。駐輪場はあるが利用者数に対してかなり狭いため、便はあまりよくない。トランパス対応工事の影響によりこの駐輪場はさらに狭くなった。平日昼間には新設された駅舎の通路にまで自転車があふれている。
駅の岐南寄りに茶所検車区があり、上下線合わせて1時間当たり20本以上走る営業列車の他に回送列車が終日走行し、検車区との入換作業では本線を支障する。回送列車の本数は2005年1月の空港線開業に伴ってさらに増加し、周辺の道路の渋滞はより悪化している。
このように、茶所・名鉄岐阜間は列車本数が非常に多く、開かずの踏切が複数ある。そのため、岐阜市等が主体となり、岐南・茶所間にある境川橋梁と名鉄岐阜の間を連続立体交差化し、茶所駅と加納駅を統合する計画があるが、市・県の財政難のため、事業開始が遅れている。岐阜県は12月12日、名鉄岐阜~加納駅~茶所駅間を先行して高架化工事すると発表。この際、加納駅と茶所駅を廃止した上で、その中間に統合駅を新設する。
なお、岐阜大学教育学部附属小学校・中学校の最寄り駅は加納駅だが、実際には茶所駅からでも所要時間は大差ない。
歴史
- 1914年(大正3年)[1]
- 1967年(昭和42年)12月1日 - 無人化。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)3月21日 - ホームかさ上げ工事完了。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
- ↑ 日本鉄道旅行地図帳 追加・訂補 7号 東海 - 鉄道フォーラム