日昇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日昇(にっしょう、1879年9月24日 - 1957年10月14日)は、大石寺第64世法主。道号を秀円。水谷姓。
略歴
- 1879年(明治12年)9月24日 - 宮城県一迫町(現・栗原市)の妙教寺で誕生。
- 1892年(明治25年) - 父親の日喜を師範として得度〔13歳〕。後に大石寺第56世日応に師僧変更。
- 1908年(明治41年)12月2日 - 栃木県浄圓寺事務取り扱いとなる。
- 1909年(明治42年)5月11日 - 栃木県信行寺事務取り扱いとなる。
- 1915年(大正4年)12月2日 - 浄圓寺住職となる。
- 1928年(昭和3年)6月25日 - 本廣寺(静岡県沼津市)住職となる。
その後妙盛寺(静岡市清水区)、信盛寺(長野県伊那市)の住職を歴任。宗会議員、評議員を3期務める。
- 1938年(昭和13年)9月17日 - 総監に就任。
- 1942年(昭和17年)1月10日 - 常泉寺(東京都墨田区)住職となる。
- 1946年(昭和21年)11月15日 - 大僧正に昇級し学頭に補任。
- 1947年(昭和22年)1月 - 大石寺64世法主となり7月に63世日満から血脈相承を受け正式に登座した。
- 1951年(昭和26年)5月 - 「大法弘通慈折広宣流布大願成就」と脇書きを認めた創価学会常住本尊を書写、授与。
- 1952年(昭和27年)4月 - 宗旨建立700年記念法要を執行。(狸祭事件勃発)
- 1955年(昭和30年)5月21日 - 大石寺塔中東之坊を再興。
- 1956年(昭和31年)3月29日 - 65世日淳に法を付嘱し隠尊する。
- 1957年(昭和32年)10月14日午前2時20分、78歳で遷化(死去)した。