新青梅街道
新青梅街道(しんおうめかいどう)は、以下の4つの都道からなる青梅街道のバイパスの総称。東京都新宿区西落合一丁目を起点とし、西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎に至る。東京都通称道路名設定公告(1984年5月1日)整理番号85。それぞれの区間に付いての詳細は、以下を参照のこと。
- 東京都道440号落合井草線(全線) / 西落合一丁目交差点 - 井草四丁目交差点
- 東京都道245号杉並田無線(全線) / 井草三丁目交差点 - 北原交差点
- 東京都道5号新宿青梅線 / 北原交差点 - 瑞穂松原交差点
- 井草三丁目交差点 - 井草四丁目交差点は重複
道路概況
テンプレート:独自研究 北原交差点を境に、大きく異なる。
西落合一丁目交差点〜北原交差点
全線片側1車線で、青梅街道の北側を西武新宿線に沿うようにして通る。住宅地を通り、片側1車線の割に交通量が多いため流れが悪い。起点こそ青梅街道と同じ新宿区ではあるが、場所が大きく異なるため、青梅街道のバイパスとしての役割はほとんど無い。また、平行する青梅街道が片側2車線の非対称な組み合わせの為、新青梅街道を青梅街道と間違えたり、青梅街道を新青梅街道と誤って読んでしまう場合が多く、非常に曖昧な区間でもある。また、青梅方面から見て北原交差点は左折出来ないが、手前に左折路があり、所沢街道新宿方面へUターンできる。
制限速度は、全線40km/hである。
北原交差点〜瑞穂松原交差点
全線片側2車線だが、一部に当初片側1車線であったのを車線幅や路肩を狭めて2車線にした箇所に加え、さらに幅を狭めて右折レーンを増やした箇所があり、大型車同士での追い抜きが難しい区間がある。
本路線は国道の空白地帯を通過している。北多摩地域で片側2車線の放射道路はここだけであり、交通量は非常に多く並行する青梅街道のバイパス的役割を持つ。加えて、ロードサイド店舗が立ち並び、近年は大型ショッピングモールも相次いで開店したため、休日になるとそれらに向かう車で渋滞が起こりやすい。
この区間は深夜などに制限速度の50km/hを越えて走行する車両が多い為、下り線(青梅方面)の武蔵村山市村山医療センター北交差点のすぐ先にオービスが設置されている。オービス警告看板は直前に3つ設置されている。また、この区間は立体交差が鉄道と東京都道166号瑞穂あきる野八王子線のみの為、主要路線同士の交差点付近でしばしば混雑する。
制限速度は、全線50km/hである
- 交差する道路
- 東京都道・埼玉県道4号東京所沢線(所沢街道)
- 東京都道15号府中清瀬線(小金井街道)
- 東京都道248号府中小平線(新小金井街道)
- 東京都道226号東村山清瀬線
- 東京都道・埼玉県道16号立川所沢線(府中街道)
- 埼玉県道・東京都道17号所沢府中線(府中街道)
- 東京都道43号立川東大和線(芋窪街道)
- 東京都道55号所沢武蔵村山立川線
- 東京都道59号八王子武蔵村山線
- 東京都道162号三ツ木八王子線
- 東京都道166号瑞穂あきる野八王子線(東京環状)※
※東京環状は基本的に国道16号の名称で呼ばれているが、青梅街道合流後に接続する国道16号の瑞穂区間は瑞穂バイパスと呼ばれるバイパス道路扱いになっているため、東京都道166号瑞穂あきる野八王子線が現行の東京環状という扱いになっている。