城井長房
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テンプレート:基礎情報 武士 城井 長房(きい ながふさ)は戦国時代から安土桃山時代の豊前国の戦国大名。城井氏第15代当主。「長」は大友義長からの偏諱か。
豊前に本拠がありながら自身はその政務をほとんど行なわず、本家筋の下野宇都宮氏の内情に常に介入していたという。芳賀高経の反抗を食い止めたり、幼少の宇都宮広綱の家督を相続させることができたのは、長房の仲介によるものだという。城井氏自身の領国については子の鎮房が政務をとった。
1588年、黒田孝高と長政父子の策謀によって鎮房が殺害され、長房もその後居城に攻め寄せた黒田軍のため一族と共に殺された。テンプレート:Japanese-history-stub