東播磨南北道路
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テンプレート:Infobox road 東播磨南北道路(ひがしはりまなんぼくどうろ)は、兵庫県加古川市の加古川中央JCTから兵庫県小野市に至る地域高規格道路(自動車専用道路)である。1998年6月16日計画路線に指定された。東播磨南北道路整備事業として事業化されている。2014年3月23日現在、加古川中央JCT - 八幡稲美ランプ間が開通している。略称は東播磨道(ひがしはりまどう)。
概要
東播磨地域と北播磨地域の交流促進と、南北交通の慢性的な渋滞を解消することを主たる目的として整備が進められている。自動車専用部の一部区間(兵庫県加古川市野口町坂元-兵庫県加古川市神野町福留 間)では、市道加古川中部幹線として側道が整備されている。途中山陽自動車道と交差するがジャンクションの設置計画はなく、終点の国道175号ランプ(仮称)から国道175号を経由し三木小野ICを利用する形態となる予定。
路線データ
- 起点 : 兵庫県加古川市野口町坂元(国道2号加古川バイパス)
- 終点 : 兵庫県小野市池尻町(国道175号)
- 総延長 : 12.1km
- 全線都市計画決定済
- 道路規格 : 第1種第3級(自動車専用道路)
- 車線数 : 4車線(暫定2車線)(加古川中央JCT-八幡北ランプ)[1]・2車線(八幡北ランプ-国道175号ランプ)[2]
- 設計速度 : 80km/h
通過する自治体
事業区間及びランプ所在地
- 第1期区間
- 加古川中央JCT(加古川バイパス):兵庫県加古川市野口町坂元地内
- 神野ランプ(小野方面出入口のみ):兵庫県加古川市神野町石守
- 県立加古川医療センターランプ:兵庫県加古川市神野町神野
- 八幡稲美ランプ:兵庫県加古川市八幡町上西条
- 東播磨道北工区(都市計画決定済、2014年度事業化、2021年度完成予定[2])
- 八幡稲美ランプ:兵庫県加古川市八幡町上西条
- 八幡北ランプ(仮称、加古川方面出入口のみ):兵庫県加古川市八幡町宗佐
- 樫山ランプ(仮称、加古川方面出入口のみ):兵庫県小野市樫山町
- 国道175号ランプ(仮称):兵庫県小野市池尻町
三木市ウェブサイト内「東播都市計画道路の変更(兵庫県決定)」より[3]
出入口など
- 出入口番号欄の背景色が■である部分については道路が開通済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用開始されていないか完成していない事を示す。なお、未開通区間の名称は仮称である。
出入口番号 | 施設名 | 接続路線名 | 備考 | 所在地 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
兵庫県道18号加古川小野線 | |||||||
1 | 加古川中央JCT | 加古川バイパス 加古川市道加古川中部幹線 |
開通済み | 兵庫県 | 加古川市 | ||
2 | 神野ランプ | 兵庫県道383号八幡別府線 加古川市道加古川中部幹線 |
小野方面出入口のみ | ||||
3 | 県立加古川医療センターランプ | 加古川市道西之山加古線 | |||||
4 | 八幡稲美ランプ | 兵庫県道65号神戸加古川姫路線 | |||||
- | 八幡北ランプ | 兵庫県道84号宗佐土山線 | 加古川方面出入口のみ | 事業中 2021年度開通予定 | |||
- | 樫山ランプ | 小野市道4220号 | 加古川方面出入口のみ | 小野市 | |||
- | 国道175号ランプ | 国道175号 | |||||
東播丹波連絡道路(東播磨内陸道路) |
歴史
- 1998年6月 : 地域高規格道路としての路線指定(国道2号加古川バイパス-国道175号 間 12.5km)
- 1998年12月 : 整備区間の指定(国道2号加古川バイパス-八幡稲美ランプ間 5.2km)
- 2000年6月 : 都市計画決定告示(国道2号加古川バイパス-八幡北ランプ間 7.7km)
- 2001年12月 : 調査区間の指定(八幡稲美ランプ-国道175号間 10km)
- 2007年7月 : ランプ等名称正式決定
- 2009年10月25日 : 神野ランプ-県立加古川医療センターランプ間が暫定2車線で開通
- 2012年3月30日 : 都市計画変更決定告示(県立加古川医療センターランプの北方向出入口を追加)[4][5]
- 2013年3月12日 : 都市計画変更決定告示(八幡北ランプ-国道175号間 4.4kmを追加、全長12.1km)[6][3]
- 2014年3月23日 : 加古川中央JCT-神野ランプ、県立加古川医療センターランプ-八幡稲美ランプ間開通[7]
- 2014年度 : 東播磨道北工区(八幡稲美ランプ-国道175号ランプ間 6.9km)新規事業化[8]
アクセス道路として、加古川中央JCTから国道2号現道に至る0.8kmが県道加古川小野線として整備され、このうち山陽本線-国道2号現道(坂元交差点)間0.4kmは2008年11月に開通し、残る加古川中央JCT-山陽本線間0.4kmは2014年3月23日に東播磨南北道路と同時開通した[7]。また、国道2号現道から国道250号(明姫幹線)に至る1.6kmが都市計画道路尾上小野線(兵庫県道386号野口尾上線バイパス)として事業中であり、このうち国道2号現道(坂元交差点)-県道野口尾上線現道間0.9kmが2014年3月23日に東播磨南北道路と同時開通した[9]。
脚注
- ↑ (東播磨地域)東播磨南北道路について
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 3.0 3.1 テンプレート:PDFlink(三木市ウェブサイト、2013年7月8日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink(『兵庫県公報』第2375号18頁、2013年7月8日閲覧)
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:PDFlink(『兵庫県公報』第2473号23頁、2013年7月8日閲覧)
- ↑ 7.0 7.1 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 街路事業完了宣言「尾上小野線」