そ
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五十音 | |||||||||||
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[[ヵ|テンプレート:JIS2004フォント]] | ん | わ | ら | や | ま | は | な | た | さ | か | あ |
[[ヶ|テンプレート:JIS2004フォント]] | っ | ゐ | り | ※ | み | ひ | に | ち | し | き | い |
ゝ | ※ | る | ゆ | む | ふ | ぬ | つ | す | く | う | |
[[ヴ|テンプレート:JIS2004フォント]] | ゑ | れ | ※ | め | へ | ね | て | せ | け | え | |
ー | を | ろ | よ | も | ほ | の | と | そ | こ | お | |
いろは順 | |||||||||||
い | ろ | は | に | ほ | へ | と | ち | り | ぬ | る | を |
わ | か | よ | た | れ | そ | つ | ね | な | ら | む | |
う | ゐ | の | お | く | や | ま | け | ふ | こ | え | て |
あ | さ | き | ゆ | め | み | し | ゑ | ひ | も | せ | す |
そ、ソは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第3行第5段(さ行お段)に位置する。清音の他、濁音(ぞ、ゾ)を持つ。
概要
- 現代標準語の音韻: 1子音と1母音「お」からなる音。子音は、次の通り。
- 五十音順: 第15位。
- いろは順: 第18位。「れ」の次。「つ」の前。
- 平仮名「そ」の字形: 「曾」の草体
- 片仮名「ソ」の字形: 「曾」の部分(曾の略字体「曽」の上部)
- ローマ字
- 点字:
- 通話表: 「そろばんのソ」
- モールス信号: ---・
- 変体仮名: ファイル:Hentaigana so.png(楚)
- 発音:Japanese so.ogg そ </span>
そ に関わる諸事項
- 平仮名の「そ」は、ファイル:そ0001.pngのように上が離れる字体とファイル:そ0002.pngのように続く字体がある。前者はゴシック体、後者は明朝体に多い。これは元となった「曽」の上部の省略に由来する差であり、単なる書き癖の違いとして扱われ、公式な場においても前者・後者のどちらでも書いても基本的に不問とされている。
- 昔の学校教育では前者のファイル:そ0001.pngで書くようにしていたが現在では後者のファイル:そ0002.pngが主流である。しかし若年層でも前者の字体で書く者も多い。
- 片仮名の「ソ」
- 片仮名の「ン」と形が似ているため、隠語やパロディに使われることがある。(例:榎本健一(エノケン)の人気絶頂時に現れた『エノケソ』等)
- 2ちゃんねるなどインターネットにおいても、実在する人名や団体名をもじったキャラが登場する際、「ン」の置き換えで「ソ」が使われることが少なくない。(例:アンパンマン→アソパソマソ)
- Shift_JISにおいてコンピュータプログラムの動作不良の原因となる文字(通称「ダメ文字」)の一つ。
- 日本語音名の「ト」、つまり英語・ドイツ語の「G」にあたる音は、イタリア語・フランス語では「Sol」だが、日本ではしばしば「ソ」と発音・表記される。
- プロ野球中継の点数表示やスポーツ新聞の勝敗表などで、「ソ」は福岡ソフトバンクホークスの略として用いられる。
- かつてはソヴィエト社会主義共和国連邦の略称として「ソ」が多用された(例:日ソ中立条約、日ソ国交回復)。現在でも一部では正式名称として本来略称である「ソ」が使われている(学校法人日ソ学院)。