瓢箪山駅 (愛知県)
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瓢箪山駅(ひょうたんやまえき)は、愛知県名古屋市守山区長栄にある名鉄瀬戸線の駅。
駅構造
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸方面 |
2 | ■瀬戸線 | 上り | 大曽根・栄町方面 |
ホーム上にホーム番号の表示はない。
ホームは大変狭く、急行・準急が高速で通過していくので注意が必要。
下りホームの駅舎はホームと同じ幅でしかないため、入場処理と出場処理をそれぞれ行なう、扉のない改札機が直列に設置されている。また、同じ理由から自動券売機設備の出入口とホームの出入口が別になっている。
配線図
駅周辺
- 守山瓢箪山古墳(北300m)
- 三菱東京UFJ銀行守山支店(北西150m)
- 大垣共立銀行守山支店 (北西150m)
- 名古屋瓢箪山郵便局(南150m)
- 守山消防署(北東150m)
- 名古屋市立守山中学校
- すいどう道緑道
- コンコルド501(ぱちんこ店、旧瓢箪山ショッピングセンター)
- 元祖・手羽先風来坊守山店(徒歩1分)
最寄のバス停は、瓢箪山(名古屋市交通局)。
利用状況
当駅の一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
- 2004年度 1,995人
- 2005年度 1,951人
- 2006年度 1,912人
- 2007年度 1,988人
- 2008年度 2,010人
- 2009年度 1,983人
瀬戸線の駅では、20駅中13位である。
歴史
瀬戸線開業時には駅は設置されておらず、付近の住宅開発にあわせ、1936年(昭和11年)6月3日に開業した。名鉄合併前の瀬戸電気鉄道が最後に開業した駅である。
第二次大戦中、一時休止されたが、同時期に休止となった他の駅とは異なり、戦後すぐに再開した。
その後、長く無人駅であったが、1981年(昭和56年)に駅舎が建設され駅員が配備されるようになった。しかし、 2006年(平成18年)、駅舎を改築し、駅集中管理システムが導入され、再び無人化された。
年表
- 1936年(昭和11年)6月3日 - 瓢簞山駅として開業[注釈 1]。
- 1944年(昭和19年)- 休止。
- 1946年(昭和21年)9月15日 - 復活。
- 1978年(昭和53年)3月 - 4両編成対応のためホーム延伸
- 1981年(昭和56年)10月6日 - 駅舎完成
- 2005年(平成17年)1月29日 - 瓢箪山駅に改称。
- 2006年(平成18年)12月16日 - 駅舎ホーム改築、トランパス導入、駅集中管理システム稼動、無人駅化[注釈 2]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
注釈
- ↑ 近鉄奈良線の瓢箪山駅と同じく、「簞」は正字("単"の部分が"單"となっているもの。Unicode 7C1E)で表記されていた。
- ↑ 瀬戸市役所前駅と同様に、下りホームが狭いために、バリアフリースロープの設置や改札設備の整備のため、栄町寄りに1両分ホームを延長し、瀬戸寄りのホーム1両分を解体するなど大がかりな工事が必要となり、工事の実施が遅れた。下りホーム側は、駅舎の建設が駅集中管理システムの導入日に間に合わず、木造の仮駅舎を建設し、係員を置いて対応した。駅設備改良工事は、2007年3月下旬に終了した。
出典