水原駅
水原駅(すいばらえき)は、新潟県阿賀野市下条町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
阿賀野市の代表駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。跨線橋は2つに仕切られており、新津寄り半分が東西自由通路となっている。列車の行き違いがない場合は両方向の列車とも、駅舎(南側)に面する1番線から発着する。2番線は以前、島式ホーム(2,3番線)であり、さらに3番線の外側には数本の側線が存在したが現在は市道などに転用されている。かつては正面口側新津方に貨物ホーム、西口側に山崎ヒューム管工場専用線が存在した。平日のみ当駅で折り返す列車も1往復設定されている。
ジェイアール新潟ビジネスが駅業務を受託する業務委託駅で、新津駅が当駅を管理している。駅舎内にはみどりの窓口(営業時間 7:00 - 17:50)、自動券売機、簡易Suica改札機の他、待合室、自動販売機、トイレなどがある。かつては売店もあった。
のりば
1 | テンプレート:Color羽越本線 | (上り) | 新津方面 |
(下り) | 新発田・村上方面 | ||
2 | テンプレート:Color羽越本線 | (待避線) |
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は863人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1965 | 2,248[1] |
1970 | 2,101[2] |
1975 | 2,084[3] |
2000 | 1,274 |
2001 | 1,242 |
2002 | 1,162 |
2003 | 1,069 |
2004 | 1,041 |
2005 | 1,001 |
2006 | 972 |
2007 | 917 |
2008 | 937 |
2009 | 913 |
2010 | 907 |
2011 | 886 |
2012 | 880 |
2013 | 863 |
駅周辺
駅周辺は阿賀野市の中心地。旧北蒲原郡水原町の中心地にあたる。
正面口側
- 新潟県道255号新関水原停車場線
- 新潟県道303号水原停車場線
- 水原郷病院
- 白龍酒造(白龍)
- 阿賀野市役所
- 阿賀野郵便局
- 阿賀野市立水原小学校
- 新潟県立阿賀野高等学校
- 瓢湖
西口側
- 国道460号
- 国道49号
- 新潟県道15号新潟長浦水原線
- 阿賀野市立安野小学校
- 阿賀野市水原公民館
- 越の日本桜酒造(越乃日本桜)
バス路線
駅前には、阿賀野市営バスの水原駅前バス停がある。市内を運行する11系統のうち10系統が水原駅付近を経由している(但し、一部路線は駅前の自転車置場前か、下記水原バス停前が最寄り停留所となっている)。詳細は阿賀野市営バス(阿賀野市役所)を参照。
駅から徒歩5分のところには、新潟交通観光バスの水原バス停がある。
- 水原バス停
- (900) 横越・亀田駅前経由 万代シテイバスセンター前・古町(新潟三越前)行
- (901, 902) <急行>横越・亀田バイパス経由 万代シテイバスセンター前・古町(三越前) 行
- (900, 901) 瓢湖前 行
- (902) <急行>保田車庫前 行
- 堀越経由 保田車庫前 行
- 堀越・保田経由 石間中(いしまなか) 行
- 前山経由 京ヶ瀬営業所 行
水原バス停は以前の新潟交通水原営業所跡地から五頭(ごず)タクシー株式会社前に移設されている。新潟交通水原営業所は1990年代に新津営業所と統合して京ヶ瀬営業所(阿賀野市下里工業団地内)となった。水原営業所跡地には新潟交通の旅行代理店「くれよん旅行センター」が開設されていたが、現在はコインランドリー「しゃぼん」になっている。
歴史
- 1912年(大正元年)9月2日 - 信越線支線新津 - 新発田間開業の際に開設。
- 1914年(大正3年)6月2日 - 新発田 - 中条間延伸開業にともない村上線に改称。
- 1924年(大正13年)7月31日 - 全線開業にともない村上線を羽越線に編入。
- 1925年(大正14年)11月20日 - 羽越線を羽越本線に改称。
- 1984年(昭和59年)1月20日 - 車扱貨物の取扱を廃止し、旅客駅となる。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2008年(平成20年)3月15日 - ICカードSuicaのサービス開始。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- テンプレート:Color羽越本線