東埼玉道路
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東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域における道路の慢性的な渋滞・混雑の解消や、東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設中の路線である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。
また、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部 (5.7km) が供用されている。ただし、この一般部は道路規格が第4種第3級、設計速度40km/hの側道部分で、本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
概要
- 起点:埼玉県八潮市八條
- 終点:埼玉県春日部市下柳
- 全長:17.6km
- 道路幅員
- 土工部:50.0m
- 橋梁部:47.0m
通過市町村
沿革
- 1988年4月26日 - 都市計画道路「東埼玉道路」として都市計画決定。
- 1989年 - 「一般国道4号東埼玉道路」として一般部が事業化。
- 1994年12月16日 - 地域高規格道路の計画路線に指定。
- 2004年10月2日 - 八潮市八條から越谷市増森までの区間の一般部 (5.4km) の供用を開始。
- 2005年3月31日 - 越谷市増森から吉川市川藤(増森との境界付近)までの区間の一般部 (0.3km) の供用を開始。
- 2011年10月現在の供用区間は、八潮市から吉川市までの側道部分である。ただし、現・終点は越谷市と吉川市の市境で、しかも吉川市中心部とは中川を隔てて越谷側となるため、実質上は越谷市増森までしか達していないと言える。
- 2008年4月 - 吉川市川藤から春日部市水角までの区間 (8.7km) の一般部が新規事業化。
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
- | 八潮JCT 外環八潮PA |
国道298号、東京外環自動車道 | 計画中 | 八潮市 | |
- | 名称不明のインターチェンジ | 計画中 | |||
- | 名称不明のインターチェンジ | 計画中 | |||
- | 吉川IC | 計画中 | 吉川市 | ||
- | 松伏IC | 計画中 | 松伏町 | ||
- | 名称不明のインターチェンジ | 計画中 | |||
- | 名称不明のインターチェンジ | 計画中 | |||
- | 庄和IC | 国道4号、国道16号 | 計画中 | 春日部市 |
交差する道路
- 国道298号「八条白鳥交差点」
- 埼玉県道380号柿木町蒲生線「草加東高交差点」
- 埼玉県道・千葉県道52号越谷流山線「レイクタウン北交差点」
- 埼玉県道・東京都道102号平方東京線
沿道にある施設など
- 東埼玉資源環境組合第一工場(越谷市)
- 越谷市総合運動公園
- 越谷レイクタウン
- イオンレイクタウン
- JR武蔵野線越谷レイクタウン駅
- そうか公園(草加市)
- 草加市市民温水プール
- 東埼玉資源環境組合第二工場(草加市・八潮市)
- 埼玉県企業局柿木浄水場
交通量
国土交通省道路局平成17年度道路交通センサスより
平日24時間交通量(台)
- 越谷市東町6丁目364-1:15,268
- 越谷市大成町8丁目2492-1:13,237
外部リンク
- 北首都みちナビ - 国土交通省 北首都国道事務所
- 都市計画道路「東埼玉道路」について - 松伏町役場
- 「工事遅れる東埼玉道路・松伏地区は町道に大型車事故多発」(2007年10月16日) - 東武よみうりウェブ版