水海道駅
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テンプレート:駅情報 水海道駅(みつかいどうえき)は、茨城県常総市水海道宝町字石宮2861番地2にある関東鉄道常総線の駅。同線起点の取手駅から続く複線区間の終点である。
この駅を境に運転系統が変わるため、同駅をまたいで乗車する場合は、一部列車を除いて乗り換えが必要になる(常総線の運行形態を参照)。また、旧常総鉄道の本社が創立以来53年間置かれていた[1]。
駅構造
単式・島式複合の2面3線のホームを持つ地上駅である。跨線橋はなく、下館方に構内踏切がある。
- のりば
1 | ■常総線 | 守谷・取手方面/下妻・下館方面 |
2 | ■常総線 | 守谷・取手方面(始発) |
3 | ■常総線 | 守谷・取手方面/下妻・下館方面 |
- 以前は方面別ホームであったが、2005年(平成17年)8月24日のダイヤ改正から単行(1両)ワンマン列車が守谷まで乗り入れたことで複雑になった。
- 改札口正面にはマグネット式の手動発車標(種別、行先、発車ホーム)が設置されていたが、上に液晶ディスプレイを設置したため、掲示板して使用されている。
- かつて駅舎内に売店とそば・うどん店があったが、閉鎖され跡地には自動販売機が設置されている。
利用状況
2012年度の一日平均乗車人員は1,382人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2005 | 1,399 |
2006 | 1,398 |
2007 | 1,475 |
2008 | 1,494 |
2009 | 1,407 |
2010 | 1,345 |
2011 | 1,306 |
2012 | 1,382 |
駅周辺
駅の周辺には水海道市街地が広がる。駅北側には常総市役所や常総市立図書館などの官公署、県立水海道第一高等学校などの学校があり、南側には国道294号沿いに商業施設が並んでいる。
駅舎は駅の北側に設置され、かつて駅の南側に隣接して水海道機関区が設置されていた。駅を南北に跨ぐ自由通路が設置されている。
北側方面(駅舎側)
- 駅前広場・バス停留所
- 水海道駅前観光案内所
- 関東鉄道労働組合(常総)
- 関東鉄道生活協同組合
- 水海道労働基準監督署
- 常総市役所(旧水海道市役所)
- 常総市立図書館
- 茨城県立水海道第一高等学校
- きぬ医師会病院
- 水海道郵便局
- 水海道諏訪郵便局
- 東日本銀行水海道支店
- 筑波銀行水海道支店
- 常陽銀行水海道支店
- ブラジル銀行群馬支店茨城出張所
- 水海道第一ホテル
- ホテル野村屋
- YOU誘笑店街(商店街)
- ファミリーマート
- KASUMI水海道店
- 日本基督教団水海道教会
南側方面(南北自由通路経由)
- 駅前広場
- ホテルルートイン水海道駅前
- ビジネスホテル水海道
- 中央労働金庫水海道支店
- ファインズ(ショッピングセンター)
- 染谷家具店水海道店
バス路線
坂東市岩井方面、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスみどりの駅を経由しつくば市中心部・土浦市方面に向かう路線バス、東京都心方面への高速バスが発着する。
路線バス
系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|
細野・神田山・辺田・岩井局 | 岩井BT | ■関鉄 | |
みどりの駅・谷田部・学園並木・天川団地入口 | 土浦駅 |
高速バス
系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|
常総ルート | 都営浅草駅・上野駅 | 東京駅日本橋口(下りは八重洲南口発) | ■関鉄 |
急行わかば号 | (途中降車不可) | 運転免許センター | ■関鉄 |
歴史
- 1913年(大正2年)11月1日 - 常総鉄道開業と同時に設置。
- 1945年(昭和20年)3月30日 - 筑波鉄道(初代)との合併により、常総筑波鉄道の駅となる。
- 1965年(昭和40年)6月1日 - 鹿島参宮鉄道との合併により、関東鉄道の駅となる。
- 1973年(昭和48年) - 駅舎新築。
- 1992年(平成4年) - 水海道機関区廃止、小絹 - 水海道間に新設された水海道車両基地へ移転。
- 2009年(平成21年)3月14日 - ICカードPASMO供用開始。
隣の駅
関連項目
脚注
- ↑ 「各駅停車」筑波線 常総線町内物語(常陽新聞社)