沖繁義
テンプレート:基礎情報 アナウンサー 沖 繁義（おき しげよし、1974年9月11日 - ）は、KBC九州朝日放送編成局アナウンス部所属のアナウンサー。広島市安佐北区出身。「オッキー」の愛称で親しまれる。
目次
略歴
広島県立向原高等学校、立教大学経済学部卒業。大学在学中に放送研究会に所属。同期に現在テレビ西日本アナウンサーの大谷真宏、一学年先輩にはNHK松山放送局アナウンサーの伊林毅暁がおり、3名ともスポーツ実況を主に活動していた。卒業後の1998年4月にRCC中国放送に入局、同期にはRCCに在籍していた和佐由紀子がいる。
RCCではバラエティ系アナウンサーとして活躍、2000年に『ラジON・ファンキーモンキーオッキー』で日本民間放送連盟賞のラジオ生ワイド部門 優秀賞を受賞している。ラジONのメインターゲット10代の良き兄貴的なパーソナリティーだった。2000年12月には、CDデビューも果たした。
また、RCCでは、高校野球リポーターとしても活躍。RCCへの最終出演は2003年12月26日の『ごじテレ。』の高校野球総集編であった。
その後2004年2月に九州朝日放送に移籍。ラジオやテレビのニュース読みのほか、KBCでも高校野球のリポーターをしている。2004年9月には初のプロ野球実況を担当、翌2005年からはKBCホークスナイター実況アナの一人となる。2006年には、当時『アサデス。KBC』（KBCテレビ平日早朝のローカル情報番組）のレポーターだった高岡葉月と結婚した。2007年には、KBCラジオ制作の「サンデー競馬中継」で小倉競馬場を中心としたレース実況デビューを果たす。2011年には、プロ野球 日本シリーズ ソフトバンク対中日戦を実況。現在、野球、サッカー、競馬、ゴルフ、陸上など多種目にわたり実況を担当している。
沖アナのホークス戦中継の特徴として、全国ネットでの実況では沖以外の4人のアナは「KBC九州朝日放送の制作でお送りしています」と述べているが、沖アナだけは「KBCラジオの制作でお送りしています」と述べている。またセ・パ交流戦のホークスvsカープ戦中継は、RKBが中継しない場合の土曜デーゲームや、水 - 金曜ナイターは古巣のRCCラジオにネットする事もあり、沖アナが実況を担当する場合がある。
なお、KBC移籍後の2005年、『第4回 ANNアナウンサー賞』の高校野球実況部門で奨励賞を、2009年には、『第8回ANNアナウンサー賞』の高校野球実況部門で優秀賞（大賞）を獲得。2012年・2013年は、KBCの系列局・朝日放送（ABC）が制作する全国高等学校野球選手権大会の全国大会中継で、朝日放送への派遣アナウンサーとして実況およびインタビュアーを務めた。上記の中継には、テレビ朝日が例年2～3名のスポーツアナウンサーを派遣しているが、同局以外のABC系列局に所属するアナウンサーが実況陣に加わることは異例である[1]。なお、KBCがラテ兼営局であることから、テレビ朝日からの派遣アナウンサーが担当しないラジオ中継でも「KBCの沖繁義」名義で実況を担当していた（2014年からは近藤鉄太郎を派遣）。
2013年1月からは、かつて妻の高岡が出演していた『アサデス。KBC』で、主にスポーツキャスターを担当。プロ野球セ・パ交流戦期間中に実施される『おはよう朝日です』（ABCテレビ）との相互乗り入れ生中継企画「虎鷹大決戦 おはよう朝日ですVSアサデス。KBC 」では、ホークスのレプリカユニフォームに鉢巻き姿で、『アサデス。KBC』のスタジオから『おはよう朝日です』にも登場している。
スポーツアナとして活躍するかたわら、『おっきーのラジドラ学園』、『HKT48ラジオ聴かナイト』、『らぶチャンネル』などラジオパーソナリティとしての担当番組も多い。さらにKBCテレビでは、『アサデスKBC』などにも出演し、スポーツのみならず多岐にわたり活躍中である。
人物
- 小中高校時代は野球部に所属。小中高すべてで、キャプテンを務める。ポジションは二塁手。（小学時代は投手、外野手）
- 歴史好きで歴史に詳しい。「一番好きな武将は黒田官兵衛、真田幸村」と発言している。司馬遼太郎など歴史小説好きである。ラジオでも度々、好きな歴史武将や、城についてのトークがある。
- ガンダムにも造詣が深く、2013年11月のKBCテレビ『サワダで～す』において、アムロレイのコスチュームでガンダム展の会場から中継をしている。
- 趣味のゴルフをこよなく愛する。
- 『HKT48 ラジオ聴かナイト!』でのキャッチフレーズは「ここは砂浜、いやー? 『おっきー!!』 We Love? 『おっきー!!』 KBC沖繁義です!」である。
（番組共演者のHKT48中西智代梨が考案）『HKT48ラジオ聴かナイト!』では、リスナーの恋愛相談に熱く答えている。
現在の出演番組
ラジオ
- KBCホークスナイター／KBCダイナミックホークス実況中継
- おっきーのラジドラ学園（火曜24:30～25:00）
- GOGO競馬サンデー!ダイナミックジョッキー
- HKT48 ラジオ聴かナイト!（日曜23:30-24:00）
テレビ
- スーパーベースボール（実況・リポーター）
- アサデス。KBC（「スポーツ☆キラリ」金曜日および「ニュース、深オイ」キャスター、2013年1月～）
過去の担当番組
中国放送時代
ラジオ
- びんご新鮮土曜市・あおぞらんど 福山放送局制作番組。4代目パーソナリティで、フリーアナウンサーの中司弘子と2人で担当していた。
- ラジオチョモランマ（1999年4月～1999年9月）全県放送では初のレギュラー番組で、1999年4月の改編で火曜日の担当になった
- ラジON・ファンキーモンキーオッキー（1999年10月～2002年9月）夜ワイド番組が改編されても継続して担当、沖アナは水曜日の担当になった。その後2000年4月の改編で『Allnightnippon SUPER!』のネット受け開始に伴う放送枠移動により日曜日のみの放送になった。2000年4月から2002年3月までは現福岡放送アナウンサーの若林麻衣子（当時は広島市立大学に在籍する女子大生）がアシスタントであった。
テレビ
- モテモテ6（2000年4月～2001年9月）最新ヒット曲をレシピ内容の替え歌にして、さらにダンス付き（PVのパロディ）で料理を作っていく『ダンス&クッキング』を担当。この番組の企画でCD発売した事がある（後述）。但し、放送末期はカラオケ番組になっていた。共演者は地元タレントの松本裕見子と高校生のユミコ。
- ひろしま!知れば知るほど（2001年4月～2002年3月?）広島市の広報番組で、放送終了まで担当した。共演者は地元タレントの山本裕子。
- サロン・ド・マンデー（2000年4月～2000年9月）広島のカリスマ美容師が対決する番組で、放送終了まで担当。番組内ではシャンプー係と称していた。前任者は青山高治アナ。
- サロン・ド・マンデーX（2000年10月～2001年4月？）前番組をリニューアル、男女3人ずつのフィーリングカップル形式になった。放送終了まで担当。
KBC移籍以降
テレビ
- 気ままにLB（2004年4月～2006年3月、番組は現在も放送中）女性向けの番組であるが、オープニングの芸能・ホークス情報を担当。たまに体験コーナーの実験台にされることもあった。
- スーパーJチャンネル九州・沖縄（リリーフ）
- KBCニュースピア（同上）
ラジオ
- 全国高等学校野球選手権大会中継実況・インタビュアー（朝日放送制作、テレビ・ラジオとも担当）2012・2013年に全国大会期間中に朝日放送へ派遣
CD
- キッチンと恋しよう（2000年12月）前述の『モテモテ6』の企画で発売された。作詞は地元パーソナリティの一文字弥太郎、作曲はSMAPの編曲も担当した事もあるCHOKKAKU。500枚限定で製作され、売上金は地元施設の洗濯機購入資金に充てられた。
関連項目
脚注
外部リンク
テンプレート:九州朝日放送アナウンサー- ↑ 2012年の中継で沖が実況陣に加わった背景には、例年高校野球の実況陣に加わっているアナウンサーのうち、岩本計介（ABC）と中山貴雄（テレビ朝日）が大会期間の前半までロンドンオリンピックに派遣されていたという事情などが挙げられる。
