エキサイティング競馬 (関西テレビ)
『エキサイティング競馬』(エキサイティングけいば)とは、1985年6月16日から1991年9月29日まで関西テレビなど西日本(愛知県以西)のフジテレビ系列で毎週日曜日に放送されていた中央競馬中継のタイトルである。
概要
京都・阪神競馬場開催分は関西テレビ、中京競馬場開催分は東海テレビ、小倉競馬場開催分はテレビ西日本がそれぞれ制作を担当していた。
関西テレビ制作の放送では1984年の桜花賞の中継より取り入れていた視聴者参加型のクイズ形式を継承し、3人1組の視聴者チームが解説者の予想を頼りに馬券を模擬購入し的中すればその配当倍率によって海外旅行がプレゼントされるという体裁を取り入れていた。
1990年の9月は通常開催すべき阪神競馬場での開催が改修のため行えず中京競馬場での代替となったが、番組の形式は中京ローカル開催に準じたもので、東海テレビのみ中京競馬のオリジナル版、それ以外は関西テレビのスタジオから競馬ファンを集めた公開生放送方式で行われたことがあった。なお、1991年の3月と9月も同様に阪神の開催が中京の代替開催となったが、この時は関西テレビも東海テレビの中継をネット受けした[1]。
東海テレビ制作の放送では番組内で(不規則ではあるが)チャイムが鳴ると約3分間、プレゼントの当たるクイズ「チャイム プレゼント」を行っていた。このコーナーは過去のGIレースの競走名または勝馬名をはがきで応募するシステムである。賞品はビデオデッキやテレビ受像機などの家電製品が主であった。
当番組の放映当時は場外勝馬投票券発売所(ウインズ)が全国的に普及していなかったこともあり、西日本エリアのフジテレビ系列で当番組をネットしなかった局も多かった。
制作局のスケジュール
ネット局 | 1月上旬~中旬 | 小倉1月下旬~2月中旬 | 2月下旬 | 中京3月 | 4月上旬~6月中旬 | 中京6月中旬~7月上旬 | 小倉7月中旬~9月上旬 | 9月上旬~11月下旬 | 中京12月 |
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関西テレビ (下記3局以外) |
関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | |||||
東海テレビ | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | ||
テレビ西日本 | 関西テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 |
出演者
関西テレビ制作
- 司会:松本暢章[2](番組内では「競馬博士」と言われた) → 小野ヤスシ、遥洋子 → 東ちづる → 斉藤絵里
- 解説者:大坪元雄
- パネリスト(予想者):須貝四郎、末広真季子、川田重幸(競馬エイトトラックマン)
- 実況:杉本清、馬場鉄志、山本浩之、石巻ゆうすけ
- アシスタント:浅野まゆか、永井美知
- オープニングBGM : オリヴィア・ニュートンジョンの『ザナドゥ』。
東海テレビ制作
テレビ西日本制作
脚注
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テンプレート:フジテレビの競馬番組