門前仲町駅
門前仲町駅(もんぜんなかちょうえき)は、東京都江東区門前仲町にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。東京メトロの駅は門前仲町一丁目に、都営地下鉄の駅は門前仲町二丁目にある。
東京メトロの東西線と、都営地下鉄の大江戸線が乗り入れ、接続駅となっている。駅番号は東西線がT 12、大江戸線がE 15である。
目次
歴史
- 1967年(昭和42年)9月14日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)東西線の駅が開業。
- 2000年(平成12年)12月12日 - 都営地下鉄大江戸線の駅が開業し、乗換駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化に伴い、東西線の駅は東京メトロに継承。
- 2014年(平成26年)3月15日 - ICカード利用者に対して、他方の改札内を通過可能にするサービスを開始。[1]
駅構造
東京メトロ
改札口は2か所で、茅場町寄りにエスカレーターと大江戸線への連絡改札口・連絡通路が設置されている。また、エレベーターは4番出口に直結するビルとコンコースを連絡している。
大江戸線との乗り換え客で2番線ホームの中野寄りが混雑しているため、緩和策として2008年9月28日から停止位置目標を中野寄りに5m移動させた。さらに、木場寄りの改札口とホームを連絡するエレベーター設置工事と、ホーム中央部分を拡幅する工事が予定されている[2]。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | T 東西線 | 浦安・西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 |
2 | T 東西線 | 日本橋・大手町・中野・三鷹方面 |
都営地下鉄
島式ホーム1面2線を有する地下駅。
他の大江戸線の駅によく見られるように改札口は1か所のみの設置であるが、東西線の連絡改札が方面別に各1か所ずつある。
大門駅務管理所門前仲町駅務区として、汐留駅 - 森下駅間を管理している。
定期券発売所・定期券自動券売機設置駅である。
改札階とホームとの間は階段のほかエスカレーター・エレベーターで連絡している。地上とコンコースを連絡するエレベーターは、両国寄りの出口(赤札堂の近く)にある。
トンネルの壁パネルは青と白の2色で、駅名標周囲は江戸文字の角字で「門前仲町」の4字を配置している[3]。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | E 都営大江戸線 | 両国・上野御徒町・春日方面 |
2 | E 都営大江戸線 | 大門・六本木・新宿方面 |
- Monzennakacho sta 002.JPG
東西線改札口付近
- Monzennakacho sta 003.JPG
都営大江戸線改札口付近
- TMG monzen-nakacho-station platform.jpg
都営大江戸線ホーム(2008年3月11日)
利用状況
- 東京メトロ - 2013年度の一日平均乗降人員は109,613人である[4]。
- 都営地下鉄 - 2012年度の一日平均乗降人員は75,400人(乗車人員37,715人、降車人員 37,685人)である[5]。
各年度の一日平均乗車人員数は下表のとおり。
年度 | 東京メトロ | 都営地下鉄 | 出典 |
---|---|---|---|
1992年 | 48,014 | - | [6] |
1993年 | 48,307 | - | [7] |
1994年 | 46,896 | - | [8] |
1995年 | 45,426 | - | [9] |
1996年 | 44,970 | - | [10] |
1997年 | 44,633 | - | [11] |
1998年 | 44,874 | - | [12] |
1999年 | 43,511 | - | [13] |
2000年 | 44,216 | 16,773 | [14] |
2001年 | 49,318 | 23,808 | [15] |
2002年 | 49,444 | 26,737 | [16] |
2003年 | 48,740 | 28,533 | [17] |
2004年 | 48,299 | 29,266 | [18] |
2005年 | 48,586 | 30,452 | [19] |
2006年 | 50,370 | 32,529 | [20] |
2007年 | 52,686 | 35,342 | [21] |
2008年 | 52,912 | 36,600 | [22] |
2009年 | 51,942 | 36,095 | [23] |
2010年 | 52,110 | 36,493 | [24] |
2011年 | 51,879 | 36,036 | [25] |
駅周辺
- 富岡八幡宮
- 成田山東京別院深川不動堂(深川不動尊)
- 江東区役所 富岡出張所
- 江東区 富岡区民館
- 深川消防署 永代出張所
- 江東牡丹一郵便局
- 江東牡丹郵便局
- 深川一郵便局
- 江東永代郵便局
- 東京海洋大学 海洋工学部キャンパス(越中島校舎:旧「東京商船大学」)
- 深川公園
- 越中島公園
- 深川スポーツセンター
- 江東区立数矢小学校
- 江東区立臨海小学校
- 江東区立明治小学校
- 江東区立深川第二中学校
- 永代通り
- 清澄通り
- 首都高速9号深川線
- 辰巳新道
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線 越中島駅
- 東急ステイ 門前仲町
- ホテルリンクス
- 澁澤シティプレイス永代 - 澁澤倉庫が所有するオフィスビル。テプコシステムズの本社などが入居。
バス路線
路線バス
門前仲町
- 1番乗り場(清澄通り南行・首都高速高架下)は門前仲町二丁目停留所停留所として案内される。
- 2番乗り場(清澄通り南行・パチンコ店横)
- 3番乗り場(永代通り東行・三菱東京UFJ銀行前)
- 4番乗り場(清澄通り北行・赤札堂向かい、パチンコ店前)
- 5番乗り場(永代通り東行・ソフトバンクショップ前)
- 6番乗り場(永代通り東行・ソフトバンクショップ前)
- 7番乗り場(永代通り西行・マンション前)
3番出口付近のマクドナルド前に降車停留所が設置されている。
門前仲町二丁目
- 乗り場は一か所(清澄通り南行・首都高速高架下)
- 門33:豊海水産埠頭行
水上バス
越中島
当駅4番出入口から東京水辺ライン越中島発着場は徒歩約10分、駅南方の相生橋の手前の隅田川沿いにある。
建設時のエピソード
1967年6月11日、同駅の工事現場にて防空壕の跡が発見され、そこには抱き合った親子の遺骨があった。遺骨は東京大空襲の犠牲者のもので、付近からは最終的に大人4人と子供2人の計6人の遺骨が発見された。手にしていた位牌の文字から身元が判明し、遺骨は後に遺族に引き取られた。
隣の駅
- 東京地下鉄
- T 東西線
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color通勤快速・テンプレート:Color各駅停車(通勤快速は中野方面のみ運転)
エリア放送
地上一般放送局の免許を受けた江東区がワンセグエリア放送を実施している。[26]
免許人 | 局名 | 識別信号 | 物理チャンネル | 周波数 | 空中線電力 | ERP | 業務区域 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
江東区 | 江東区門仲エリア放送 | JOXZ3BD-AREA | 36ch | 611.142857MHz | 700μW | 630μW | 門前仲町1丁目 プラザ門前仲町ビル周辺 |
- 初回免許年月日 平成25年4月1日
- 免許有効期限 平成30年3月31日
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:鉄道路線フッター- ↑ 門前仲町駅で改札通過サービスがご利用いただけるようになります 平成26年2月27日 東京都交通局 東京メトロ
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ ジャパンデザインネット「JDNリポート」門前仲町駅
- ↑ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
- ↑ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ エリア放送を行う地上一般放送局の免許状況(詳細)関東総合通信局