観音寺駅 (愛知県)
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 観音寺駅(かんのんじえき)は、愛知県一宮市観音寺にある、名古屋鉄道尾西線の駅である。当駅から一宮方面は高架化。隣駅苅安賀駅までは、約700メートルしかない。終日無人駅だが平日の朝の一宮行きは多くの人でホームが混雑する[注釈 1] 上、終点の一駅前のため既に車内も非常に混雑しているため乗客の安全確認のため係員が配置される場合もある。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。駅舎はなかったが、2007年11月22日より自動改札機・券売機・精算機の使用開始により新たに建てられた。かつては2ヶ所駅出入り口が存在した(1つは現改札口になり、もう1つも現存するが、柵に囲まれており使用できない。)
側線があり、矢作建設の工事用車両が留置されている。
路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|
■尾西線 | 下り | 一宮行き |
上り | 萩原・森上・津島方面 |
配線図
利用状況
1日平均の乗車人員は2010年度701人であり、尾西線の駅では、22駅中12位である。
駅周辺
高架計画
岐阜稲沢線における苅安賀1号踏切によって慢性的に発生している渋滞を解消するために当駅-苅安賀駅間の高架計画が存在しているが計画の段階であり着工はしていない[注釈 2] 。
現在ようやく観音寺駅の駅前広場についての基本設計に入った。
歴史
当駅付近にあった観音寺(現在は廃寺)の住職が駅の設置を働きかけたことにより開業に至った[1]。
- 1928年(昭和3年)8月15日 - 開業。
- 1944年(昭和19年) - 営業休止。
- 1950年(昭和25年)7月22日 - 復活。復活時より無人駅。
- 1966年(昭和41年)6月1日 - 駅名の読み方を「かんおんじ」から「かんのんじ」に変更。
- 2007年(平成19年)12月14日 - トランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカードmanaca導入
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
注釈
- ↑ 隣駅の苅安賀駅で「次の観音寺の駅では、多数のお客様がご乗車なさいます。」と車内放送される場合がある。
- ↑ 愛知県道路事業(道路改良事業)http://www.pref.aichi.jp/kensetsu-kikaku/hyoka/H24/H24_5st_jizen_03gifuinazawa.pdf#search='%E8%8B%85%E5%AE%89%E8%B3%80+%E9%AB%98%E6%9E%B6'。
出典
- ↑ 清水武・神田年浩(解説)、1999年3月、『尾西線の100年 保存版』、郷土出版社 ISBN 4-87670-118-0 p.168.