西濃鉄道昼飯線
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昼飯線(ひるいせん)は、かつて岐阜県大垣市の美濃赤坂駅から昼飯駅までを結んでいた西濃鉄道の鉄道路線である。
市橋線と同じく東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の支線美濃赤坂線の美濃赤坂駅を起点とする貨物線であった。美濃赤坂駅構内の大垣方から分岐している。途中駅の美濃大久保駅はスイッチバック式の配線になっている。敷設目的である石灰石輸送もトラック輸送への切り替えが進み、1990年頃から昼飯線各駅からの出荷はない。列車は既に運行されなくなり踏切は線路へ侵入できないよう閉鎖されているが、レールは剥されずに残存している。
路線データ
運行形態
1990年頃から、列車の設定は一切無くなっている。末期までレールの錆び取り目的のために運行ダイヤだけは残っていた。
歴史
- 1926年(大正15年)12月6日 - 西濃鉄道が敷設免許取得[1]。
- 1928年(昭和3年)12月17日 - 美濃赤坂 - 昼飯間が開業。貨物営業のみ[2]。
- 1990年(平成2年)頃 - 休止。
- 2006年(平成18年)年度 - 全線廃止[3]。
駅一覧
括弧内は起点からの営業キロ。美濃赤坂駅を除きすべて廃駅。
美濃赤坂駅 (0.0km) - 美濃大久保駅 (1.1km) - 昼飯駅 (1.9km)
接続路線
脚注
関連項目
外部リンク
- 西濃鉄道昼飯線[東海] - Web日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線(新潮社)