ジョルト・コーラ
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ジョルトコーラ(JOLT cola) はアメリカのWETPLANET BEVERAGES社から発売されていたコーラ。かつては日本でもUCCによって販売されていた(後述)。
概要
特徴はカフェイン2倍(x2)と砂糖100%である。その味は強烈で、かなり強めの炭酸の後にカフェインの苦味が長く残る。アメリカでは「JOLT CHERRY BOMB」の大ヒットを皮切りに「JOLT espresso」など新作を立て続けに発売し、現在6種類を擁する一大ブランドへと成長した。2005年から乾電池を模したボトル缶にリニューアルして(アメリカではペットボトル主流でボトル缶飲料は殆ど無かった)、非常に人気を博した。なお、リニューアル版は砂糖100%ではない。
2009年、WETPLANET BEVERAGES社が破産を申請。ジョルト・コーラの生産・販売は終了した。
2008年当時のラインナップ
- POWER COLA (パワーコーラ)
- ULTRA (ウルトラ)
- CHERRY BOMB (チェリーボム)
- BLUE RASPBERRY (ブルーラズベリー)
- ORANGE BLAST (オレンジブラスト)
- WILD GRAPE (ワイルドグレープ)
日本
日本では1990年にUCCが販売を開始。ビートたけしを起用した「ジョルト党キャンペーン」などを行ったが、その味は万人受けするものではなく市場で苦戦を強いられた[1]。1995年に味をマイルドなものに変更するも市場の反応は今ひとつで[1]、細々と生産された末2001年に生産終了となった。製品の感想を聞かれたたけしは冗談交じりに「カフェイン二倍で太るよ」と『北野ファンクラブ』内でつぶやいている。