山寺駅
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山寺駅(やまでらえき)は、山形県山形市大字山寺にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線の駅である。
駅構造
山形駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービスに委託)。みどりの窓口(営業時間 7:00 - 19:00)、自動券売機が設置されている。エレベーターやエスカレータはなく、改札口からホームへは、階段で移動する。簡易Suica改札機が設置されている。
分岐器は角度がきつく40km/h制限を受けている。かつては夜間に当駅で折り返しの列車(当駅 - 山形駅)も設定(夜間滞泊あり)されていたが、現在は臨時列車を除いて当駅で折り返す列車はない。仙台方にはかつて使用されていた転車台が残されており、以前は不法投棄や草が絡まるなど荒れていたが、保存を望む地元の手によって草刈りなどの整備がなされている。
のりば
1 | テンプレート:Color仙山線(上り) | 作並・愛子・仙台方面 |
2 | テンプレート:Color仙山線(下り) | 羽前千歳・山形方面 |
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は548人である。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 643 |
2001年 | 672 |
2002年 | 661 |
2003年 | 668 |
2004年 | 658 |
2005年 | 633 |
2006年 | 607 |
2007年 | 593 |
2008年 | 576 |
2009年 | 549 |
2010年 | 502 |
2011年 | 435 |
2012年 | 491 |
2013年 | 548 |
駅周辺
- 立石寺 - 徒歩約7分
- 山寺芭蕉記念館 - 徒歩約8分
- 後藤美術館 - 徒歩約7分
- 山寺郵便局
- 山形市立山寺小学校・山形市立山寺中学校
- 山形警察署山寺駐在所
- 山交バス山寺駅前バス停
- (大の目、すずらん街経由)山交ビル、山寺芭蕉記念館
歴史
- 1933年(昭和8年)10月17日 - 仙山西線羽前千歳 - 当駅間開通により開業。
- 1983年(昭和58年)4月1日 - 簡易委託化(ただし運転要員は配置継続)。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 仙山線CTC化に伴い、運転要員の配置を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1992年(平成4年)6月 - 直営化。
- 2013年(平成25年)10月1日 - 業務委託化。山寺駅長(山形駅助役待遇)廃止。
- 2014年(平成26年)4月1日 - ICカード「Suica」が利用開始となる[1]。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color仙山線
- テンプレート:Color快速(A快速・C快速)
- テンプレート:Color快速(B快速)・テンプレート:Color普通
その他
- 山寺の玄関口にふさわしく、寺社造りの駅舎を有するとして、2002年(平成14年)、東北の駅百選に選定された。
- 立石寺参拝客のため、コインロッカーが多数設置されている。
- Jリーグモンテディオ山形のホームゲーム開催時に、仙台市からNDソフトスタジアム山形へと向かうアクセス路として利用できる。
- 駅前からタクシーを利用して約10分、2,000円(割増)程度。
- 茂木健一郎が当駅について述べた文章が2008年(平成20年)度の早稲田大学社会科学部国語の一般入試で出題された。
- 隣の高瀬駅と共に、長編アニメーション『おもひでぽろぽろ』のラストシーンに登場する。
- 藤子・F・不二雄のSF短編の1つ『山寺グラフィティ』では、主人公が当駅に降り立つシーンから物語が始まっている。
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます - 2013年11月29日東日本旅客鉄道株式会社