JR五位堂駅
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 JR五位堂駅(ジェイアールごいどうえき)は、奈良県香芝市五位堂六丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。
概要
元々は、駅間距離が比較的長い香芝駅 - 高田駅間 (4.9km) の中間付近に行き違い施設を設けるために五位堂信号場として開業した。地元住民から初めて新駅設置の要望が出されたのは1968年のことであり、香芝市が駅設置の負担金として2億円あまり(周辺整備費用を含めると5億円あまり)の予算を計上し[1]、2004年に旅客駅に格上げされた[2]。
駅名の由来は、香芝市から五位堂の地名を生かした駅名とするように要望があり、近鉄大阪線の五位堂駅と区別するため、JRを冠している。
歴史
- 1940年(昭和15年)2月8日 - 国有鉄道和歌山線の五位堂信号場として開設。
- 1949年(昭和24年)7月15日 - 廃止。
- 1955年(昭和30年)2月8日 - 再設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道に承継。
- 2004年(平成16年)3月13日 - 旅客駅化とともにJR五位堂駅に改称。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する、交換設備を備えた地上駅。駅本屋側ホームに王寺方面、跨線橋を渡った反対側のホームに高田方面への列車が停車する。
王寺鉄道部が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。駅員が常駐し、みどりの窓口も設置されている。ICカード乗車券「ICOCA」を利用でき(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)、王寺方面行きのホームにのみ自動券売機および簡易式の自動改札機が設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color和歌山線 | 上り | 王寺・天王寺・JR難波方面 |
2 | テンプレート:Color和歌山線 | 下り | 高田・桜井・五条方面 |
利用状況
奈良県統計書によると、2010年の1日平均乗車人員は760人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2004年 | |
2005年 | 648[3] |
2006年 | 679[4] |
2007年 | 680[5] |
2008年 | 719[6] |
2009年 | 739[7] |
2010年 | 760[8] |
2011年 | 761[9] |
駅周辺
駅周囲はまだまだ畑が多く、工場が若干立地する程度。少し行くとやや高いマンションも見えてくる。2006年6月15日には、駅前自転車置き場が有料化され、駅の反対側にも小さなロータリーができている。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color和歌山線
- テンプレート:Color快速(大和路線直通)・テンプレート:Color普通
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ 奈良新聞2003年5月3日
- ↑ 和歌山線下田・高田間新駅の開業および下田駅駅名変更(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年12月12日
- ↑ 平成18年度奈良県統計年鑑
- ↑ 平成19年度奈良県統計年鑑
- ↑ 平成20年度奈良県統計年鑑
- ↑ 平成21年度奈良県統計年鑑
- ↑ 平成22年度奈良県統計年鑑
- ↑ 平成23年度奈良県統計年鑑
- ↑ 平成24年度奈良県統計年鑑