愛宕駅 (宮城県)
愛宕駅(あたごえき)は、宮城県宮城郡松島町高城字三居山二(さんきょざんに)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。盛土の上に位置している。雨をしのぐ程度の待合所はあるが駅舎は無く、出入口は各ホームに設けられている。
松島海岸駅管理の無人駅。上りホーム入口に簡易自動券売機、下りホーム入口に乗車駅証明書発行機、両ホーム上に簡易Suica改札機がある。松島花火祭りの時には駅員が派遣されて、臨時発売(特別改札)を行う。
のりば
(東側) | テンプレート:Color東北本線(上り) | 松島・仙台方面 |
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(西側) | テンプレート:Color東北本線(下り) | 小牛田・一ノ関方面 |
駅周辺
かつては松島町の市街地から離れた駅で、駅前には小学校と中学校しかなかった。1985年(昭和60年)3月のダイヤ改正により、普通列車の「一部停車」から全便停車に変更、および列車本数が大幅に増加したため、利便性が向上した。現在では、仙台への通勤客を見込んで建築されたマンション、コンビニエンスストア、ホームセンターもある。
- 松島町立松島第二幼稚園
- 第三・第四幼稚園が児童数減少に伴い、ここに統合された
- 松島町立松島第二小学校
- 第三・第四小学校が児童数減少に伴い、ここに統合された
- 松島町立松島中学校
- 愛宕簡易郵便局
- 初原郵便局
- 陸上自衛隊反町分屯地
- 松島町健康館(旧線松島駅舎)
- 国道45号
- 国道346号
- 三陸自動車道
- 県道8号仙台松島線
- 大郷町住民バスのりば(高城町方面、田布施・大郷町役場・物産館・黒川病院・成田川分館方面)
- 松島町営バス松島第二小学校前停留所
- 東京エレクトロンAT宮城事業所
- コメリ松島店
歴史
元々、岩切駅 - 品井沼駅間の東北本線は利府駅経由の山岳ルートを通っていた。この経路には急勾配が存在し、牽引力の弱い蒸気機関車を使用していた時代では、列車の運行に補助機関車を要していた。戦時中の1944年(昭和19年)に勾配緩和のため、現在のルートが貨物線として開業した。その後、この新線の旅客営業が開始されて東北本線のメインルートとなった。1962年(昭和37年)には利府駅経由の旧線が岩切駅 - 利府駅間を残して廃止されることになった。その際、旧線上に存在した(初代)松島駅が廃止され、新線上に設けられていた新松島駅が新しく「松島駅」を名乗る事になったが、両駅の間は大きく離れていた。そのため、(旧)松島駅から近い新線上の場所に代替駅を設けることになり、それによって開設されたのがこの愛宕駅である。
- 1962年(昭和37年)7月1日 - 開業。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 全ての普通列車が停車するようになる。
- 「60・3」ダイヤ改正まで、普通列車の一部は通過していた。そのため、仙台 - 小牛田の駅掲示時刻表では同駅の停車列車には「愛宕駅停車」と特記があった。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2003年(平成15年)10月26日 - ICカード「Suica」サービスが開始。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color東北本線
- テンプレート:Color快速「南三陸」・テンプレート:Color直通快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速「南三陸」・テンプレート:Color直通快速