邑智郡

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邑智郡(おおちぐん)は島根県のである。

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以下の3町を含む。

由来

郡名は、かつてこの地に拠点を持った豪族『大市氏(おおうちし)』に因むとも、小盆地を意味する『大内(おおうち)』が訛ったものとも、「落ち窪んだ地」という意味の『落ち地』が訛ったものとも言われ、諸説が存在する。旧大和村地区と旧羽須美村地区は広島県三次市生活圏に入っている。

なお、現在飯石郡飯南町(旧赤来町)の南西部に旧邑智郡が一部含まれている。


歴史

古代

式内社

延喜式神名帳に記される郡内の式内社テンプレート:式内社一覧/header テンプレート:石見国邑智郡の式内社一覧 テンプレート:式内社一覧/footer

近現代

  • 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行に伴い以下の村が発足。(30村)
    • 川本村・川下村・三原村・三谷村 (川本町)
    • 粕淵村・吾郷村・浜原村・沢谷村・君谷村 (邑智町 -> 美郷町)
    • 都賀村・都賀行村 (大和村 -> 美郷町)
    • 矢上村・井原村・中野村・日貫村・日和村 (石見町 -> 邑南町)
    • 出羽村・高原村 (瑞穂町 -> 邑南町)
    • 口羽村・阿須那村 (羽須美村 -> 邑南町)
    • 長谷村・市山村・川戸村・谷住郷村・川越村 (桜江町 -> 江津市)
    • 谷村 (赤名町 -> 飯南町
    • 布施村 (瑞穂町 -> 邑南町及び 大和村 -> 美郷町)
    • 市木村 (瑞穂町 -> 邑南町及び 旭村(旭町)-> 浜田市
    • 祖式村 (川本町及び大田市
    • 田所村 (瑞穂町及び石見町(高水)-> 邑南町)
  • 1927年(昭和2年)4月1日 川本村が町制施行して川本町となった。(1町29村)
  • 1947年(昭和22年)12月28日 (3町27村)
    • 粕淵村が町制施行して粕淵町となった。
    • 矢上村が町制施行して矢上町となった。
  • 1953年(昭和28年)4月1日 谷村と飯石郡赤名町が合併して飯石郡赤名町となった。(3町26村)
  • 1954年(昭和29年)4月1日 長谷村・市山村・川戸村・谷住郷村・川越村が合併して桜江村となった。(3町22村)
  • 1955年(昭和30年)
    • 2月1日 粕淵町・吾郷村・浜原村・沢谷村・君谷村が合併して邑智町となった。(3町18村)
    • 4月1日 川本町・川下村・三原村・三谷村・邇摩郡大代村が合併して川本町となった。(3町15村)
    • 4月15日 (3町9村)
      • 出羽村・高原村・田所村が合併して出羽村となった。
      • 矢上町・井原村・中野村・日貫村・日和村が合併して石見町となった。
  • 1956年(昭和31年)
    • 1月1日 桜江村が町制施行して桜江町となった。(4町8村)
    • 9月30日 祖式村が川本町と大田市に分割編入された。(4町7村)
  • 1957年(昭和32年)
    • 2月11日 口羽村・阿須那村が合併して羽須美村となった。(4町6村)
    • 3月10日 (4町4村)
      • 都賀村・都賀行村・布施村の一部が合併して大和村となった。
      • 布施村の一部が出羽村に編入された。
    • 8月1日 出羽村が町制施行改称して瑞穂町となった。(5町3村)
  • 1958年(昭和33年)10月20日 市木村が瑞穂町と那賀郡旭村に分割編入された。(5町2村)
  • 2004年(平成16年)10月1日 (3町)

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