窪川駅
テンプレート:駅情報 窪川駅(くぼかわえき)は、高知県高岡郡四万十町琴平町にある、四国旅客鉄道(JR四国)・土佐くろしお鉄道の駅である。駅番号はJR四国がK26、土佐くろしお鉄道がTK26。
四万十町(旧・窪川町)の代表駅であり、全特急列車が停車する。
概要
JR四国の土讃線と、土佐くろしお鉄道の中村線の2路線が乗り入れており、土讃線は当駅が終点、中村線は当駅が起点となる。1951年に国鉄土讃本線の終着駅として開業し、その後土讃本線の事実上の延長として中村線が1963年と1970年の2回に分けて開業した。
中村線を土讃本線の一部とせず独立させたことが赤字83線・特定地方交通線に指定される原因となり、国鉄分割民営化後の1988年4月1日に中村線は土佐くろしお鉄道に移管された。この年の6月10日には土讃本線が土讃線に改称されて現在の形となっている。
土讃線の特急列車は、当駅に乗り入れる9往復が全て中村線と相互直通運転を行っており、乗務員は当駅で交替する。普通列車の直通運転は行われていない。
歴史
- 1951年(昭和26年)11月12日:日本国有鉄道(国鉄)土讃本線の駅として開業。これに伴い、窪川本線(自動車線)の駅は「土佐窪川」から「窪川」に改称。
- 1963年(昭和38年)12月18日:国鉄中村線開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)4月1日:中村線が土佐くろしお鉄道に転換。
駅構造
- Tosa Kuroshio kubokawa sta 001.jpg
土佐くろしお鉄道の駅舎(2013年5月)
- 窪川駅ホーム.JPG
3・4番ホーム
- KubokawastTKT8005.JPG
土佐くろしお鉄道の駅舎とTKT8000形車両
地上駅。JRと土佐くろしお鉄道の駅舎は別々になっており、土讃線から中村線への乗り換え時のみ、構内のホームにある中間改札が使用される。
JRの駅舎は平屋建てで、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する。特急及び宇和島方面の列車は、JRのホーム(前者は3番線、後者は4番線)に停車する。
土佐くろしお鉄道の駅舎は2階建てで、JRの駅舎の北隣にある。ホームは単式ホーム1面1線を有する。
のりば
1 | テンプレート:Color土佐くろしお鉄道中村線 | 中村・宿毛方面 | (普通のみ) |
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2 | テンプレート:ColorJR土讃線 | 須崎・高知・土佐山田方面 | (普通のみ) |
3 | テンプレート:ColorJR土讃線 | 須崎・高知・高松・岡山方面 | (特急・普通) |
テンプレート:Color土佐くろしお鉄道中村線 | 中村・宿毛方面 | (特急のみ) | |
4 | テンプレート:Color土佐くろしお鉄道中村線 | JR予土線直通(江川崎・宇和島方面) |
駅周辺
- 四万十ショッピングプラザ
- 岩本寺 - 四国八十八箇所霊場の第三十七番札所。駅から徒歩約5分。列車で高知方面から来て中村方面に向かう場合、駅を出てカーブを曲がった右手に見下ろせる。昭和58年に新築された本堂の天井には一般市民が書いた575枚の天井絵が飾られている。
- 四万十川 - 岩本寺を過ぎてすぐ右手に見え始め、次の若井駅まで併走する。列車で高知方面から来て中村方面に向かう場合、四万十川本流がこの次に見えるのは中村駅を過ぎた先になる。
- 高南観光自動車本社・車庫 - 四万十町を中心に路線を展開するバス事業会社。土佐くろしお鉄道の駅舎前からバスが発車する。土佐くろしお鉄道側駅舎の切符販売も受託している(切符販売については日・祝は休業)。
- 高知県窪川警察署
- 四万十町役場新庁舎(2014年5月供用開始)
- 窪川郵便局
- 国道56号
- 国道381号
隣の駅
- 土佐くろしお鉄道
- テンプレート:Color中村線
- 特急「南風」・「しまんと」・「あしずり」
- 窪川駅 (TK26) - 土佐佐賀駅 (TK30)
- 普通(テンプレート:ColorJR四国予土線直通列車含む)
- 窪川駅 (TK26) - 若井駅 (TK27)
- 特急「南風」・「しまんと」・「あしずり」
関連項目
外部リンク
テンプレート:鉄道路線ヘッダー テンプレート:土讃線 (須崎地区) テンプレート:土佐くろしお鉄道中村線・宿毛線 テンプレート:予土線 テンプレート:鉄道路線フッター