あいの里公園駅
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あいの里公園駅(あいのさとこうえんえき)は、札幌市北区あいの里2条8丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG11。電報略号はアコ。札幌市最北端の駅。Kitacaの利用が可能であるが、無人駅であるためカードの販売は行われていない。
駅構造
- 2面2線の相対式ホームを持つ。
- 無人駅だが、1990年代には駅舎内の窓口で朝のみ管理駅の派遣職員による出札業務が行われていた。
- 切符用の簡易自動改札機・簡易Kitaca改札機・簡易自動券売機が設置されている。
- のりば
1 | ■札沼線(上り) | 札幌方面 |
2 | ■札沼線(上り) | 札幌方面 |
■札沼線(下り) | 石狩当別・北海道医療大学方面 |
駅舎側が2番線、跨線橋を渡って1番線である。札幌方面(上り)の列車も、列車行き違いなどがない場合は2番線から発着する。
駅周辺
札幌ニュータウン「あいの里」の東側最寄り駅であり、駅周辺の土地分譲販売が盛んに行われている。当駅と隣の石狩太美駅間にはJR北海道最長の橋梁である石狩川橋梁がある。
- 国道337号
- あいの里公園
- 札幌市立あいの里東小学校
- 札幌市立あいの里東中学校
- 北海道札幌拓北高等学校
- スポーツクラブ アクトスポーツプロジェクト
- ちいさなパン屋 ぴこらぺこら
- ROYCE'あいの里公園店
バス路線
2010年4月1日現在
「あいの里公園駅」停留所
利用状況
北海道旅客鉄道によると、2012年度の1日平均の乗車人員は1,849人である。
歴史
釜谷臼地区の住民の要望を受けて、1958年に現在の駅の南西約600メートルの位置(札幌市立あいの里東中学校の敷地南東に面する位置)に釜谷臼駅として駅が設けられた。用地は地主から提供され、待合室も地元民の寄付金で建てられた。1980年から札幌ニュータウン「あいの里」の開発が始まり、周辺が郊外住宅地になった。この団地造成に伴って、釜谷臼駅の住所地名があいの里と変更、また駅名も変更された。
あいの里教育大駅が開業されたときに、駅間距離が短くなりすぎるため、東に移転された。
- 1958年(昭和33年)7月1日 - 釜谷臼駅(かまやうすえき)として開業[1]。旅客のみ取扱い。当時は単式ホーム1面1線。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 移転開業(石狩太美方 4.6→4.2km)。移転当時は単式ホーム1面1線及び貨物車駅舎であった。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1990年(平成2年)11月21日 - 構内大改装により交換設備をもつ相対式ホーム2面2線となる。駅舎改築。
- 1991年(平成3年)3月9日 - 当駅折り返し列車運用開始。
- 1995年(平成7年)3月16日 - あいの里公園駅に改称。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。
脚注
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