秋田喜代美
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秋田 喜代美(あきた きよみ、1957年 - )は、日本の教育学者、心理学者。東京大学大学院教育学研究科教授。大阪府生まれ。
経歴
東京大学文学部を卒業後、銀行員、専業主婦を経て、東京大学教育学部に学士入学。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。1996年 東京大学より授与。学位論文名は 「読書の発達過程: 読書に関わる認知的要因・社会的要因の心理学的検討」[1]。 専門は、発達心理学、教育心理学、保育学、学校教育学。
立教大学文学部助教授を経て、現在、東京大学大学院教育学研究科教授。日本保育学会会長。日本読書学会会長、世界授業研究学会(WALS)副会長。放送大学客員教授。
社会的活動
著書
単著
- 『読書の発達過程 読書に関わる認知的要因・社会的要因の心理学的検討』(風間書房、1997年)
- 『読書の発達心理学―子どもの発達と読書環境』(国土社、1998年)
- 『子どもをはぐくむ授業づくり』(岩波書店、2000年)
- 『読む心・書く心』(北大路書房、2002年)
- 『学びの心理学―授業をデザインする』(左右社、2012年)
共訳
- (佐藤学との共訳)ドナルド・ショーン「専門家の知恵―専門家は行為しながら考える』(ゆみる出版、2001年)
編著
脚注
- ↑ 博士論文書誌データベース