和知駅
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テンプレート:駅情報 和知駅(わちえき)は、京都府船井郡京丹波町本庄馬場にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
国鉄時代より一部の急行が停車していたことから、通勤利用客向けに、朝夕に特急列車の一部が停車していたが、特急の停車は2011年3月11日を最後に取りやめられた[1]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
1番のりばが下り本線、2番のりばが上り本線、3番のりばが上下副本線となっており、園部駅 - 綾部駅間の山陰本線の駅では珍しく、ホームが方向別に分けられている。3番のりばを使って列車待避や折り返しが可能であるが、定期列車ではそのような設定はなく、一部の上り普通列車が入線するのみである。通常の発着には1番のりばと2番のりばが用いられる。尚、高速化改良工事の際に京都側の上下本線を分岐するポイントは改良され、制限速度が60km/hから75km/hに引き上げられている。
西舞鶴駅管理の簡易委託駅で、日中のみPOS端末による発券を行っており、売店も営業している。
2008年に駅スタンプの一斉更新が行われ旧来のスタンプがほぼ消滅したJR西日本の関西地方の駅としては非常に希少な、元来の「わたしの旅」スタンプが設置されている。 キャッチフレーズは「四季おりおり味覚の町(黒色・五角形)」。
駅舎正面左側に町営バス・京タク乗務員事務所あり。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陰本線 | 下り | 綾部・福知山方面 | |
2・3 | テンプレート:Color山陰本線 | 上り | 園部・京都方面 | 3番のりばは一部の普通のみ |
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 236人(1999年度)
- 225人(2000年度)
- 211人(2001年度)
- 192人(2002年度)
- 195人(2003年度)
- 203人(2004年度)
- 203人(2005年度)
- 195人(2006年度)
- 189人(2007年度)
- 181人(2008年度)
- 170人(2009年度)
- 173人(2010年度)
- 167人(2011年度)
- 178人(2012年度)
駅周辺
- 京丹波町役場和知支所(旧・和知町役場)
- 和知郵便局
- 京都北都信用金庫和知支店
- 京丹波町立和知小学校
- 国道27号
- 京都府道448号和知停車場線
- 由良川
バス路線
歴史
- 1910年(明治43年)8月25日 - 国有鉄道京都線の園部駅 - 綾部駅間延伸により開業。客貨取扱を開始。
- 1912年(明治45年)3月1日 - 線路名称改定。京都線が山陰本線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1973年(昭和48年)3月26日 - 貨物取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)10月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)4月1日 - 舞鶴鉄道部発足により、その管轄となる。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 舞鶴鉄道部廃止に伴い福知山支社直轄に戻され、西舞鶴駅の被管理駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線
- テンプレート:Color快速
- テンプレート:Color普通(嵯峨野線区間で快速となる列車を含む)
- 下山駅 - 和知駅 - 安栖里駅
脚注
- ↑ 平成23年春ダイヤ改正についてテンプレート:リンク切れ - 西日本旅客鉄道 2010年12月17日