横浜市営バス本牧営業所
テンプレート:出典の明記 横浜市営バス本牧営業所(よこはましえいバスほんもくえいぎょうしょ)とは、横浜市中区本牧に位置する横浜市営バスの営業所の一つである。
沿革
- 1969年6月23日:横浜市営バス磯子営業所の出張所として詰所を昇格。
- 1970年6月30日:105・106系統を新設。
- 1971年3月21日:103系統を新設。
- 1973年5月12日:営業所に昇格。
- 1990年2月15日:125系統を新設。
- 1990年7月21日:140系統を新設。
- 1991年7月29日:141系統を新設。
- 1994年10月17日:134系統を新設。
- 1999年9月10日:140系統を廃止。
- 2001年4月28日:162系統(みなとみらい100円バス横浜駅ルート)運行開始。141系統が休日運休となる。
- 2002年2月1日:141系統(ポートサイド - 横浜駅)を廃止、桜木町駅 - パシフィコ横浜を142系統に変更。
- 2002年3月18日:134系統の経路変更実施により「見晴交番」停留所新設。
- 2002年5月13日:105系統の間門発着便を間門経由本牧車庫前発着に変更。
- 2002年6月1日:164系統(みなとみらい100円バス山下公園ルート)運行開始。
- 2004年2月1日:横浜高速鉄道みなとみらい21線開業に伴う改編により、141・142系統・26系統(県庁前経由)・105系統(間門経由)を廃止し、大桟橋経由に統合。127系統を新設。
- 2004年3月28日:164系統(みなとみらい100円バス山下公園ルート)廃止。
- 2005年2月28日:浅間町営業所より20系統を移管
- 2005年3月28日:271系統(観光スポット周遊バス あかいくつ)運行開始。
- 2007年3月19日:101系統を滝頭営業所へ移管。
- 2007年4月1日:126・127系統を廃止。103系統を滝頭と鶴見へ移管。134系統をフジエクスプレスへ移管。
- 2007年10月29日:222系統開通。
- 2007年12月23日:PASMO導入。
- 2008年2月9日:103・109系統を鶴見営業所より移管。103系統の本牧担当便が復活。
- 2008年10月27日:222系統の経路変更実施により「緑ヶ丘高校前」停留所新設。
- 2008年11月10日:271系統(観光スポット周遊バス「あかいくつ」)で経路・運行方式変更。15日から土休日に限り、午前中から夕方にかけて増便。
- 2009年4月28日:271系統(観光スポット周遊バス「あかいくつ」)で、横浜開港150周年・開国博Y150開催期間限定で、桜木町駅 - 赤レンガ倉庫(直行便)が運行。
- 2009年9月28日:271系統(桜木町駅 - 赤レンガ倉庫)の直行便が廃止。
- 2010年10月4日:109系統が経路変更により、一般道経由となる。横浜市営において自動車専用道路経由便が全廃。
- 2010年11月1日:328系統(105系統の急行版)新設。平日の朝2便運行、本牧車庫発のみ。
- 2013年3月30日:20系統(山手駅 - 桜木町駅)路線延伸。109系統に「大黒税関正門前」停留所新設。
現行路線
8・148・363系統
- 8:横浜駅 - 桜木町駅 - 中華街入口 - 山下ふ頭入口 - 小港橋 - 本牧原 - 本牧 - 本牧大里町 - 横浜本牧駅 - 本牧車庫 (磯子営業所と共同運行)
- 8:横浜駅 - 桜木町駅 - 中華街入口 - 山下ふ頭入口 - 小港橋 - 本牧原 - 本牧 - 本牧大里町 - 横浜本牧駅 - 本牧市民公園 - 本牧車庫 (磯子営業所と共同運行)
- 8:本牧 → 本牧大里町 → 本牧原 → 小港橋 → 山下ふ頭入口 → 中華街入口 → 桜木町駅 → 横浜駅
- 148:横浜駅 → 桜木町駅 → 中華街入口 → 貯木場 → 小港橋 → 本牧 → 本牧大里町 → 本牧原 → 横浜本牧駅 → 本牧車庫
- 横浜駅 - 貯木場は桜木町駅・中華街入口・山下町のみ停車
- 148:本牧 → 本牧大里町 → 本牧原 → 小港橋 → 貯木場 → 中華街入口 → 桜木町駅 → 横浜駅
- 貯木場 - 横浜駅は山下町・中華街入口・桜木町駅・横浜駅改札口のみ停車
- 363:横浜駅 → 桜木町駅 → 中華街入口 → 山下ふ頭入口 → 小港橋 → 本牧 → 本牧大里町 → 本牧原 → 横浜本牧駅 → 本牧車庫(深夜バス)
市営バスの中でも古い部類に入る路線。復路のみ本牧→横浜駅行きが存在するが、道路事情により経由する停留所が若干異なる。363系統は8系統の深夜バス路線。
2006年3月27日より、横浜駅 - 貯木場を急行運転する148系統が新設された。三渓園への観光客輸送を目的とした路線で、桜木町駅から中華街入口・見晴橋を経由して本牧地区へ向かう。急行区間では横浜駅改札口(横浜方向のみ)・桜木町駅・中華街入口・山下町のみ停車する。
8系統のみ磯子営業所と共管。横浜駅 - 本牧原間は58系統と同一経路をとる。
20系統
もとは浅間町が横浜駅 - 山手駅循環として運行していたが、横浜高速鉄道みなとみらい線開業の影響により翌年の2005年2月28日に運行区間を変更して山下ふ頭発着・本牧担当となった。2013年3月30日の改編前は往路のうち、山手駅→山下ふ頭行きは平日の夜間運休、平日夜間および土曜・日祭日は全て山下ふ頭入口行きで運転。復路については、曜日に関係なく山下ふ頭発山手駅行きで運転されていた。
しかし多額の赤字を計上していた為、2013年3月30日より減便をした上で地元住民から要望されていた山手駅前 - 桜木町駅前に延長、山手駅前 - 山下ふ頭便は平日のみの運行に変更した[1]。延長区間はもとの20系統のうち中華街入口 - 桜木町駅前が事実上復活する形となる。同時に停留所名の改称があり、「神奈川自治会館」は「芸術劇場・NHK前」、「山下ふ頭入口」のうち20・26系統の停車停留所は「横浜人形の家前」に改称された。
浅間町営業所が担当していた時代は大型車を使用していたが、本牧営業所に移管後は中型車または小型車を使用している。
26系統
- 26:横浜駅 - 桜木町駅 - 大さん橋 - 横浜人形の家前 - 小港橋 - 本牧ふ頭入口 - 海づり桟橋(浅間町営業所と共同運行)
- 26:横浜駅 - 桜木町駅 - 大さん橋 - 横浜人形の家前 - 小港橋 - 本牧ふ頭入口 - 海づり桟橋 - 横浜港シンボルタワー(浅間町営業所と共同運行)
- 26:横浜駅 - 桜木町駅 - 大さん橋 - 横浜人形の家前 - 小港橋 - 本牧ふ頭入口 - 本牧市民公園 - 本牧車庫(浅間町営業所と共同運行)
- 26:横浜駅 - 桜木町駅 - 大さん橋 - 横浜人形の家前 - 小港橋 - 本牧ふ頭入口 - 本牧車庫(浅間町営業所と共同運行)
関内地区で一番海沿いにある海岸通りと山下公園通りを通る。本牧市民公園経由は一部便のみとなっている。国際仮装行列や花火大会などの大規模イベント開催時は、桜木町駅 - 山下ふ頭入口を中華街入口経由で運行する。シンボルタワー発着便は、タワーの営業時間外と休館日は海づり桟橋発着となる。
2006年8月31日、利用客減少を理由にD突堤入口 - 海づり桟橋 - 横浜港シンボルタワーの区間退出意向が神奈川県生活交通確保対策地域協議会に提出された。その後、横浜市生活交通バス路線維持制度対象路線となるが、「現事業者(交通局)が運行を継続する方が有利な路線」として運行事業者を公募せず、2007年以降も引き続き市営バスが運行している。
37系統
臨時営業路線を参照。
49系統
臨時営業路線を参照。
54・97系統
- 54:根岸駅 - 本牧市民公園 - 本牧車庫
- 54(急行):根岸駅 → 本牧市民公園 → 三菱本牧工場 → 日産工場 → 本牧ふ頭入口 → 横浜本牧駅 → 根岸駅(立野高校入口→根岸駅は各停)
- 54(急行):根岸駅 → 本牧市民公園 → 三菱本牧工場 → 日産工場 → 本牧ふ頭入口 → 横浜本牧駅 → 本牧車庫
- 54(急行):根岸駅 - 本牧市民公園 - 三菱本牧工場 - 日産工場
- 97(急行):根岸駅 - 本牧市民公園 - 中小企業団地 - 北通り
- 97:根岸駅 - 本牧市民公園 - 中小企業団地 - 日産工場 - 本牧ポートハイツ - 横浜本牧駅 - 根岸駅
根岸駅と本牧車庫を結ぶ路線がメイン。急行は往路が朝、復路が夕方のみ運行され、一部は日産工場発着。97系統は急行運転のみだったが、1997年の改正で循環線が54系統から分離され、当系統に組み込まれた。2007年4月1日より、午前は中小企業団地先回り、午後は横浜本牧駅先回りの循環線が新設された。
2006年8月31日、利用客減少を理由にD突堤入口 - 海づり桟橋の区間退出意向が、神奈川県生活交通確保対策地域協議会に提出された。その後、横浜市生活交通バス路線維持制度対象路線となるが、当区間は26系統に統合することとなったため、この区間の54系統の運行は2007年4月1日に廃止された。また、急行系統に根岸駅 → 日産工場 → 横浜本牧駅 → 根岸駅線が新設され、各停系統は根岸駅 - 本牧市民公園 - 日産工場 - D突堤入口、根岸駅 - 本牧車庫に変更された。なお、根岸駅 - D突堤入口線はD突堤入口での折返しが出来ないため、廃止区間の海づり桟橋まで回送して折り返す。
58系統
- 58:横浜駅 - 桜木町駅 - 中華街入口 - 山下ふ頭入口 - 小港橋 - 本牧原 - 間門 - 根岸駅 - 八幡橋 - 磯子駅 - 磯子車庫前(磯子営業所と共同運行)
- 58:横浜駅 - 桜木町駅 - 中華街入口 - 山下ふ頭入口 - みなと赤十字病院 - 小港橋 - 本牧原 - 間門 - 根岸駅 - 八幡橋 - 磯子駅 - 磯子車庫前(磯子営業所と共同運行)
- 58:磯子車庫前 → 磯子駅前 → 八幡橋 → 根岸駅前 → 間門 → 本牧原 → 小港橋(磯子営業所と共同運行)
横浜駅から中華街・本牧地区を経て磯子駅・磯子車庫方面へ向かう路線。横浜駅 - 本牧原までは8系統と同一経路を通る。 平日日中の一部便はみなと赤十字病院を経由して運行される。ほぼ全便が磯子車庫前 - 横浜駅を通して運行されているが、平日朝晩には磯子車庫前 - 桜木町駅の区間便(本牧営業所は担当なし)が、また、磯子車庫前発の夜間の一部便(最終便とその1本前)は小港橋行きとして運行されている。
磯子営業所と共管。
91系統
- 91(急行):根岸駅 - 本牧市民公園 - 三菱本牧工場
- 91(急行):修繕工場 → 三菱本牧工場 → 本牧市民公園 → 根岸駅
往路は朝、復路は夕のみ運転される。以前は往路も修繕工場着だったが、2004年に三菱本牧工場まで短縮された。修繕工場 - 三菱本牧工場は工場敷地内を走行するため、関係者専用となる。
103系統
- 103:横浜駅 - 戸部駅 - 日ノ出町一丁目 - 山元町 - 旭台 - 根岸台(滝頭営業所と共同運行)
- 103:横浜駅 - 戸部駅 - 日ノ出町一丁目 - 山元町 - 旭台 - 本牧市民公園 - 本牧車庫(滝頭営業所と共同運行)
詳しくは横浜市営バス滝頭営業所の項を参照されたい。
105・328・364系統
- 105:横浜駅 - 桜木町駅 - 尾上町 - 麦田町 - 本牧原 - 大鳥中学校 - 横浜本牧駅 - 本牧車庫(浅間町営業所と共同運行)
- 105:横浜駅 - 桜木町駅 - 尾上町 - 麦田町 - 本牧原 - 大鳥中学校 - 横浜本牧駅 - 本牧市民公園 - 本牧車庫(浅間町営業所と共同運行)
- 105:横浜駅 - 桜木町駅 - 尾上町 - 麦田町 - 本牧原 - 間門 - 本牧市民公園 - 本牧車庫(浅間町営業所と共同運行)
- 328:本牧車庫 →(この間各停留所に停車)→ 本牧宮原 → 本牧1丁目 → 元町 → 尾上町 → 桜木町駅 → 横浜駅改札口前 → 横浜駅(急行運転。平日の朝2便のみ)。
- 364:横浜駅 → 桜木町駅 → 尾上町 → 麦田町 → 本牧原 → 間門 → 本牧市民公園 → 本牧車庫(深夜バス)
市電2系統を継承した路線。旧・市電専用トンネルを抜ける。間門経由便は2002年5月13日に、回送運転していた間門 - 本牧車庫を営業運転をする形で延長した。しかし、2004年2月1日のみなとみらい線開業に伴う改正で、127系統に置き換わる形で一度廃止され、2007年4月1日に復活した。
2010年11月1日から本牧車庫発の平日朝2便のみ急行運転する328系統が新設された。但し、148系統とは異なり横浜駅発の急行運転はなし。
106系統
- 106:本牧車庫 - 本牧原 - 麦田町 - 尾上町 - 桜木町駅 - 花咲橋 - 戸部駅 - 西区総合庁舎入口 - 保土ヶ谷駅東口 - 元町交番 - 境木中学校(浅間町営業所と共同運行)
- 106:本牧車庫 - 本牧市民公園 - 本牧原 - 麦田町 - 尾上町 - 桜木町駅 - 花咲橋 - 戸部駅 - 西区総合庁舎入口 - 保土ヶ谷駅東口 - 元町交番 - 境木中学校(浅間町営業所と共同運行)
- 106:本牧 → 本牧原 → 麦田町 → 尾上町 → 桜木町駅 → 花咲橋 → 戸部駅 → 西区総合庁舎入口 → 保土ヶ谷駅東口 → 元町交番 → 境木中学校(浅間町営業所と共同運行)
市電4系統を継承した路線で、中区と戸塚区にある境木中学校を結ぶ長距離路線。
109系統
109系統は、時間帯と日にちによって様々な運行区間に分類される。
- 朝
- 109(平土):横浜駅 → (急行) → 山下ふ頭入口 → L8バース → スカイウォーク
- 109(平土):横浜駅 → (急行) → 山下ふ頭入口 → 流通センター → 大黒海づり公園
- 109(平土):大黒海づり公園 → 山下ふ頭入口 → (急行) → 横浜駅
- 109(休日):横浜駅 → (急行) → 山下ふ頭入口 → 流通センター → 大黒海づり公園 → スカイウォーク
- 109(全日):スカイウォーク → 山下ふ頭入口 → (急行) → 横浜駅
- 日中
- 109(平土):横浜駅 → みなとみらい大通 → 桜木町駅 → 中華街入口 → 山下ふ頭入口 → L8バース → 流通センター → 大黒海づり公園 → スカイウォーク → 山下ふ頭入口 → 桜木町駅 → みなとみらい大通 →横浜駅
- 109(休日):横浜駅 → みなとみらい大通 →桜木町駅 → 中華街入口 → 山下ふ頭入口 → 流通センター → 大黒海づり公園 → スカイウォーク → 山下ふ頭入口 → 桜木町駅 → みなとみらい大通 →横浜駅
- 夕方
- 109(全日):横浜駅 → (急行) → 山下ふ頭入口 → スカイウォーク
- 109(平日):横浜駅 → (急行) → 山下ふ頭入口 → 大黒海づり公園
- 109(平日):スカイウォーク → L8バース → 山下ふ頭入口 → (急行) → 横浜駅
- 109(平日):大黒海づり公園 → 流通センター → 山下ふ頭入口 → (急行) → 横浜駅
- 109(土曜):スカイウォーク → L8バース → 流通センター → 大黒海づり公園 → 山下ふ頭入口 → (急行) → 横浜駅
- 109(土休):大黒海づり公園 → 山下ふ頭入口 → (急行) → 横浜駅
- 109(休日):スカイウォーク → 流通センター → 大黒海づり公園 → 山下ふ頭入口 → (急行) → 横浜駅
1989年に横浜ベイブリッジの開通と同時に新設した。以前は首都高速道路を通るため、シートベルト付き車両が専属で充当されていた。運行開始当初はベイブリッジブームもあり乗客が非常に多かったが、ブームが去るにつれて乗客数が減少したため、大黒ふ頭と横浜中心部を結ぶ通勤路線としての路線性格の変更が行われ、大黒ふ頭内を経由する運用が誕生した。かつては桜木町駅 - スカイウォークを中心に運転されていたが、2007年に桜木町駅発着便が廃止されたことにより、観光路線としての性格は完全に失われ、通勤路線として生まれ変わった。
また、特例を除いて首都高速道路での立席運行が出来なくなったため、2010年10月4日より一般道経由へ経路変更、ベイブリッジでは下層部(国道357号)を通ることとなった。これに伴い、横浜駅の発着が西口20・21番のりばから東口14番のりばに変更となり、日中の運転も一部復活した。横浜駅 - 桜木町駅のルートはかつて125系統が運行していたみなとみらい大通経由とされている。
各停として運行される日中の2便を除き、横浜駅 - 山下ふ頭入口は無停車となる(同じく急行運転する148系統などが停車する桜木町駅、中華街入口、山下町も通過)。山下ふ頭入口 - 大黒ふ頭内のベイブリッジを走行する区間は距離が長いが途中に停留所が設置されていないため、各停便を含め無停車で運行する。
2006年8月31日、神奈川県生活交通地域協議会へ一部路線の退出意向が出されたが、横浜市生活交通バス路線維持制度の適用を受けて路線譲渡までは暫定運行される。2006年末に横浜市生活交通バス路線の運行事業者が決定したが、当系統に応募した事業者はなく、横浜市交通局と運行条件等に関して協議を進めて市営バスとして現在でも運行を続けている。
国道357号線が気候や事故、イベント開催の影響で通行できない場合は国道15号線・大黒大橋経由(途中停留所は無停車)で運行される。
222系統
- 222:山手駅 - 上野町 - ガス山通入口 - 本牧中台 - 和田山口 - 本牧 - 三の谷 - 本牧和田 - 本牧緑ヶ丘 - 満坂入口 - ガス山通入口 - 上野町 - 山手駅
- 222:山手駅 - 上野町 - ガス山通入口 - 満坂入口 - 本牧緑ヶ丘 - 緑ヶ丘高校 - 本牧和田
地元住民の要望で、2007年10月29日に新設された。山手駅発の和田山口循環線は日中のみ両方向で運転され、本牧和田折返し便のみ、本牧和田付近で客扱いをしたまま、二の谷付近まで一度出てから戻っていく。
大半の区間で住宅街の中を走るため、小型車で運行される。2008年10月27日、経路変更で緑ヶ丘高校停留所が新設された。
2013年4月1日、平日朝ラッシュの一部時間帯に増便される。
しかし、経路途中の本牧緑ヶ丘周辺から山手駅へは遠回りするバスより徒歩の方が早いことや、日中の和田山口循環は人通りの少ない裏道を走行する等の理由で利用客数は伸び悩んでいる。
また山手駅前発終車も前の発車時間から約50分後と大きく間隔が開いていたり、電車の到着時間をあまり考慮されておらず利用客は少ない。
270系統
- 270:横浜駅 - (←横浜駅改札口前) - 赤レンガ倉庫(滝頭営業所と共同運行)
横浜駅と赤レンガ倉庫を直行する系統。2011年9月3日に運行開始。
271系統(観光スポット周遊バス「あかいくつ」)
2012年7月20日から
- 271(Mルート):桜木町駅→ みなとみらい大通 → アンパンマンミュージアム入口 → 新高島駅 → マリノスタウン前 → 展示ホール → パシフィコ横浜 → 国際橋・カップヌードルミュージアム前 → 赤レンガ倉庫 → 万国橋・ワールドポーターズ前 → 横浜第二合同庁舎 → 馬車道駅 → 桜木町駅
- 271(Cルート):桜木町駅→ 馬車道駅 → 横浜第二合同庁舎 → 万国橋・ワールドポーターズ前 → 赤レンガ倉庫 →新県庁前(横浜三塔)→ 日本大通り → 中華街(朝陽門) → 元町入口 → 港の見える丘公園 → 元町入口 → マリンタワー前 → 山下公園 → 大桟橋(入口)→ 大さん橋客船ターミナル → 赤レンガ倉庫 → 万国橋・ワールドポーターズ前 → 横浜第二合同庁舎 → 馬車道駅 → 桜木町駅
2008年11月10日から2012年7月19日まで
- 271:桜木町駅→ アンパンマンミュージアム入口 → 新高島駅 → マリノスタウン → パシフィコ横浜 → ワールドポーターズ → 赤レンガ倉庫 →新県庁前→ 日本大通り → 中華街 → 元町入口 → 港の見える丘公園 → 元町入口 → マリンタワー → 山下公園 → 大さん橋客船ターミナル →新県庁前→ 馬車道駅 → 桜木町駅
2005年3月28日に新設された、横浜中心部の観光スポットを巡る路線。
運賃は大人100円・子供50円 PASMO・Suica等の交通系ICカードでの利用が可能
愛称は「あかいくつ」で、2005年に一般市民への公募で決定した。童謡「赤い靴」に由来する。なお、あかいくつの経路でもある山下公園には横浜の港から船に乗って旅立ったとされる赤い靴履いていた女の子像が設置されており、バス車内からも微かに見ることが出来る。
通常の路線バスとは異なりあかいくつ専用車両で運行され、乗務員も通常の交通局の制服とは異なるピンクを基調とした「あかいくつ」専用の制服を着て乗務する。ただし、繁忙期の応援運行や故障時等により一般車・通常の制服での運行の場合もある。
2008年11月10日に利用者の観光スポットの回遊性と利便性の向上のため、増発と経路変更が実施された。それまでの桜木町駅から港の見える丘公園間を往復(一部往路・復路別ルート)していたルートを変更し、横浜中心部の観光スポットを8の字型に周回するルートとなり、起終点である桜木町駅を越えての利用が可能となった。なお、運行は一方向のみの循環運転である。
2012年7月20日より、みなとみらいルート(Mルート)と中華街・元町ルート(Cルート)の2ルートで運行されることになり、ダイヤ改定が行われた。赤レンガ倉庫を境に北側がみなとみらいルート(Mルート)、南側が中華街・元町ルート(Cルート)に再編され、桜木町駅 - 赤レンガ倉庫間は馬車道駅と万国橋通りを経由する。この改正で、2008年の改正から可能となっていた起終点である桜木町駅を超えての利用が出来なくなった。中華街・元町ルートの運行間隔は据え置かれたが、みなとみらいルートは平日40分間隔、土曜・休日30分間隔に縮小された。
土曜・休日ダイヤのCルート桜木町駅始発10時00分のバスと次発10時15分のバスで、ボランティアガイドが添乗して観光案内を行っている。 ただし、連休やお盆などの混雑が予想される日は、より多くの乗客を乗せるという配慮から乗車しない。 ガイド非添乗便でも自動放送による丁寧な観光案内が行われる。この自動放送の観光案内については、本牧営業所職員と地元のボランティアガイドが協力して内容を検討したという。
2008年の改正で利用可能な乗車券の種類が増え、みなとぶらりチケット・みなとぶらりチケットワイド・市営バス一日乗車券・市営バス地下鉄共通一日乗車券・みなとみらいぶらりチケット(相鉄)・横浜1Dayきっぷ(京急)での利用が可能である。しかし、定期券・ファミリー環境一日券・障がい者割引一日券・横浜市発給の敬老・福祉特別乗車証では乗車が出来ない。
イベントなどで交通規制が行われる際は経路変更と一部の停留所が休止される。2009年の開国博Y150会期中は、平日に桜木町駅から会場最寄りの赤レンガ倉庫までの直通便を設定した。
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開業時に投入された専用車(4-3773)
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2008年に増備された10.5m車(8-3905)
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2012年に増備された7号車は大型車ベース(2-3363)
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繁忙期には一般車が応援に入ることも(6-4502)
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開国博会期中の平日は桜木町駅 - 赤レンガ倉庫の直行便が運行されていた (4-3775)
廃止路線
54系統
- 54:根岸駅 → 本牧市民公園 → 三菱本牧工場 → 日産工場 → 小港橋 → 本牧原 → 間門 → 根岸駅
- 54:根岸駅 - 本牧市民公園 - 三菱本牧工場 - 日産工場 - 小港橋 - 上野町 - 薩摩町中区役所 - 桜木町駅
- 54:根岸駅 - 本牧市民公園 - 三菱本牧工場 - 日産工場 - D突堤入口 - 海づり桟橋
- 54:根岸駅 - 本牧市民公園 - 三菱本牧工場 - 日産工場 - D突堤入口
2006年8月31日に神奈川県生活交通確保対策地域協議会へ退出申し入れが行なわれ、2007年4月1日に廃止された。D突堤入口止まりは2010年8月1日に廃止。
109系統
平土:平日と土曜日
- 午前
- 109(平土):横浜駅西口 →(ベイブリッジ)→ L8バース → スカイウォーク
- 109(平土):横浜駅西口 -(ベイブリッジ)-(流通センター→)- 大黒海づり公園
- 109(休日):横浜駅西口 →(ベイブリッジ)→ 流通センター → 大黒海づり公園 → スカイウォーク
- 109(全日):スカイウォーク →(ベイブリッジ)→ 横浜駅西口
- 夕方
- 109(全日):横浜駅西口 →(ベイブリッジ)→ スカイウォーク
- 109(平日):横浜駅西口 -(ベイブリッジ)-(←流通センター)- 大黒海づり公園
- 109(平日):スカイウォーク → L8バース →(ベイブリッジ)→ 横浜駅西口
- 109(土曜):スカイウォーク → L8バース → 流通センター → 大黒海づり公園 →(ベイブリッジ)→ 横浜駅西口
- 109(休日):スカイウォーク → 流通センター → 大黒海づり公園 →(ベイブリッジ)→ 横浜駅西口
2007年に桜木町駅発着便が廃止されてから、全便が首都高速経由で横浜駅まで運行していた。しかし、首都高速道路での立席が不可能となり、2010年10月4日より一般道経由へ経路変更を実施した。首都高速道路を通るため、ベイブリッジをまたいで乗車する場合の運賃は、通常の210円ではなく230円となっていたが、定期券や一日乗車券利用の場合は加算運賃無しで利用可能であった。
124系統
- 124:根岸駅 - 本牧市民公園 -(←本牧三渓園)- 本牧原 -(ベイブリッジ)- スカイウォーク
根岸駅からベイブリッジを渡ってスカイウォークを結んでいた。土休日運行の路線だった。系統番号は後に緑営業所の路線に使用されている。
125系統
- 125:本牧車庫 - 和田山口 - 貯木場 - 県庁前 - 桜木町駅 - みなとみらい大通 - 横浜駅
本牧方面からみなとみらい地区へ直通で行ける唯一の路線だったが、みなとみらい線の開業に伴い、2004年2月1日に廃止された。
126系統
- 126:根岸駅 → 間門 → 本牧原 → 小港橋 → 日産工場 → 三菱本牧工場 → 本牧市民公園 → 根岸駅
- 126:根岸駅 - 間門 - 本牧原
循環線は54系統の逆回りで、2006年8月31日に神奈川県生活交通確保対策地域協議会へ退出申し入れが行なわれ、2007年4月1日に廃止された。
127系統
- 127:横浜駅 - 桜木町駅 - 中華街入口 - 中区分庁舎 - 元町 - 和田山口 - 間門 - 本牧市民公園 - 本牧車庫
みなとみらい線開業に伴い、105系統(間門経由)の子系統が経路変更した上で独立した路線。2006年8月31日に神奈川県生活交通確保対策地域協議会へ退出申し入れが行なわれ、2007年4月1日に廃止された。わずか3年ほどの運行に終わり、その代替路線として105系統の間門経由便が復活した。
134系統
- 134:桜木町駅 - 日ノ出町一丁目 - 山元町 - 本郷町 - みなと赤十字病院 - 本牧原 - 本牧車庫
桜木町駅 - 本牧車庫を山元町・みなと赤十字病院経由で結ぶ。基本的に134系統専用の中型車が運用に入っていたが、この2台では全運用は賄えないため、大型車が残りの運用を担当していた。横浜市が行った大規模な路線再編に伴い、2007年4月1日にフジエクスプレス(富士急行グループ)へ移管された。
140系統
- 140:桜木町駅 - 横浜美術館 - 横浜館・臨港パーク
- 140:桜木町駅 → パシフィコ横浜 → 桜木町駅
- 140:パシフィコ横浜 - 桜木町駅 - 大桟橋 - 山下ふ頭入口 - 山下ふ頭
横浜博覧会後に誕生した路線で、当初は桜木町駅と横浜館・臨港パークを結んでいた。その後、桜木町駅発着の循環線に変更され、パシフィコ横浜 - 山下ふ頭の運転を経て、1999年11月10日に廃止された。
141系統
- 141:横浜駅 - パシフィコ横浜 - 桜木町駅(若葉台営業所と共同運行)
- 141:横浜駅 → パシフィコ横浜 → 横浜駅
- 141:横浜駅 - パシフィコ横浜 - 赤レンガ倉庫
- 141:ポートサイド - 横浜駅 - パシフィコ横浜
- 141:桜木町駅 - みなとみらい大通 - パシフィコ横浜 - 赤レンガパーク
パシフィコ横浜の完成に合わせて開業した。若葉台営業所と共同で横浜駅 - 桜木町駅を運行していたが、横浜駅発着の循環線や、京浜急行バスとの共管で横浜シティ・エア・ターミナル(初代、現・ポートサイド) - パシフィコ横浜線、桜木町駅 - 赤レンガパーク線が誕生した。2001年に162系統が誕生すると平日運行に変更され、2002年2月1日にはポートサイド - 横浜駅を短縮(京急は継続)、横浜駅 - パシフィコ横浜循環が廃止、桜木町駅 - 赤レンガパークを142系統として独立させ、さらに141系統を赤レンガ倉庫まで延長した。2004年2月1日に廃止。
142系統
- 142:桜木町駅 - みなとみらい大通 - パシフィコ横浜 - 赤レンガ倉庫
2002年2月1日に、141系統から分離されて142系統として独立した。2004年2月1日、145系統に統合・廃止された。
145系統
- 145:日ノ出町駅 - 桜木町駅 - けいゆう病院 - パシフィコ横浜 - 赤レンガ倉庫
142系統と統合後、本牧も2005年2月27日まで一部を担当していた。
164系統(みなとみらい100円バス山下ふ頭ルート)
- 164:桜木町駅 - みなとみらい大通 - パシフィコ横浜 - 赤レンガ倉庫 - 大さん橋客船ターミナル - 山下ふ頭入口
2002年6月1日に新設。定期便で唯一、大さん橋ターミナルに乗り入れていたが、現在は運行していない。
移管路線
101系統
- 101:根岸駅 - 間門 - 本牧原 - 麦田町 - 尾上町 - 桜木町駅 - 花咲橋 - 浅間町車庫 - 洪福寺 - 保土ヶ谷車庫
2007年3月19日、本牧営業所担当便は、滝頭営業所へ移管した。
103・366系統
- 103:横浜駅 - 戸部駅 - 日ノ出町一丁目 - 山元町 - 旭台 - 根岸台
- 103:横浜駅 - 戸部駅 - 日ノ出町一丁目- 山元町 - 旭台 - 本牧市民公園前 - 本牧車庫前
- 366:横浜駅→戸部駅→日の出町1丁目→山元町→旭台
市電3系統の継承路線。本牧車庫発着は出入庫で、僅かに旭台発着の便も存在し、横浜駅発は深夜バスとして運行された。2007年4月1日に根岸駅発着便が新設されると共に滝頭営業所と鶴見営業所に移管された。
車両
以前は所属車両の多くが三菱ふそうトラック・バス製の車両であり、2004年の入札制度導入前は本牧営業所は三菱ふそうを導入メーカーに指定し、かつ標準尺車を選択していたが、入札制度導入以降は全メーカーが配置されるようになり車種構成も大幅に変化が見られる。日産ディーゼル(現在のUDトラックス)車は他の営業所から転属した車両で、磯子営業所の新製配置だった標準尺車も配置されている。日野車(日野・ブルーリボンのワンステップバス)は元々野庭営業所に新製配置された車両で長尺である。日野ブルーリボンIIは少数ながらも導入している。2008年度はいすゞ・エルガロングワンステップ、2009年から2010年にいすゞエルガノンステップバスを大量導入した。2010年後期に本牧営業所では初めてとなる日野ブルーリボンシティのハイブリッドバスが導入され、2011年には、8年ぶりとなる三菱エアロスターノンステップバス(短尺車)も導入した。2010年度末に小型・中型関連の配置転換で日野レインボーといすゞエルガミオとが入れ替わり、2013年度にはいすゞエルガミオが日野レインボーIIに置き換えられた。また、同じく2013年度には横浜市交通局初の導入となるエルガハイブリッドも配置された。
- 大型車
- いすゞ車(エルガ・エルガハイブリッド)ロング車も存在
- 三菱車(ニューエアロスター)
- 日野車(ブルーリボンシティロング車・ブルーリボンII・ブルーリボンシティハイブリッド)
- 日産ディーゼル(スペースランナーノンステップ)西日本車体工業製
- 中型車
- 日野車 (日野・レインボーII) 20系統に運用されている。
- 他営業所車両の乗り入れ
- 8系統が磯子営業所、26・105・106系統が浅間町営業所、103系統が滝頭営業所も運行するため、磯子・滝頭・浅間町営業所の車両が乗り入れる。
あかいくつ専用車
4-3772から4-3776までが日野・レインボー(PB-HR7JHAE改)の9m車で、8-3905はBDG-HR7JPBE改の10.5m車。2-3363はKV234L3改でベース車が大型車の日野・ブルーリボンIIに改められた。いずれも東京特殊車体のレトロ調の車体を持ち、登録番号が横浜230x ・150であることが特徴。
脚注
関連項目
テンプレート:YokohamaCityBus- ↑ 【運行ルート変更等】経路変更・路線延伸・急行区間の停車化・路線分割・試験運行等のお知らせ 横浜市交通局 2013年3月1日