コーンズ
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テンプレート:Infobox コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド (Cornes & Co., Ltd.) は、東京を拠点とする、外資系(香港資本)の総合商社。
事業内容は、日本国内におけるフェラーリ、マセラティなど高級乗用車の販売、農業機械、産業機械、香料、電子デバイスの輸入、保険代理業、環境関連事業などである。
歴史
- 1861年、William Gregson AspinallとFrederick CornesがAspinall, Cornes & Co.を神奈川県・横浜で創業。
- 1873年、Aspinallが退社し、Cornes & Co.となる。
- 1946年、香港の會德豐有限公司により買収される。
- 1985年、香港の香港九龍貨倉有限公司(当時、現テンプレート:仮リンク)により買収されるが、その後に独立。
事業内容
輸入自動車販売
子会社のコーンズ・モーターが芝と南青山、名古屋と大阪に直営のショールームを構えるほか、それ以外の地域では各ブランドを扱う認定代理店と契約している。また、大阪サービスセンターが、2009年夏に東大阪市から大阪市南港地区へ移転した。建物の設計は丹下憲孝である。現在は、以下のブランドの車種を取り扱う。
- ロールス・ロイス - 日本における販売代理店である。1964年から2001年までは、日本への輸入権を所有していた。2001年以降は、フォルクスワーゲングループジャパンが日本への輸入者となっている。2004年以降はロールスロイスモーターカーズリミテッドが輸入元である。
- ベントレー - 日本における販売代理店である。ロールスロイスと同様の経緯であるが、ベントレー青山ショールームは、新車発表会などにも使用される。
- フェラーリ - 日本における販売代理店で、東京、大阪、名古屋にショールームとサービスセンターを構える。2008年まで日本への輸入権を所有していた[1]。
- マセラティ - 1997年にガレーヂ伊太利屋から輸入権が移管され、以降日本総代理店として営業してきたが2010年4月にマセラティが日本法人マセラティ・ジャパンを設立したのに伴い、同年秋に輸入および宣伝の業務が移譲された。以降コーンズは販売代理店としての扱いとなる。
- ランボルギーニ - 2013年6月8日より青山ショールームにて取り扱いを開始。
過去には、アルファ・ロメオ、フィアット、アストンマーチン、ローバーを取り扱っていたこともある。
農業機械販売
子会社のコーンズエージー(主に酪農・農業機械を取り扱う子会社)では、ランボルギーニ製のトラクターを輸入している(機体そのものは、SAME製トラクターのOEM)。ジョンディアと並ぶ大型・高出力トラクターで、価格は1千万円以上。
保険代理業
1864年より引受代行業を行い、現在は企業分野の損害保険・生命保険の募集代理店業務を行っている。ロイズの日本における代理店である。
広報・宣伝活動
- あぶない刑事シリーズ - 劇用車として「フォーエヴァー」ではマセラティ・ギブリを、「まだまだ」ではマセラティ・クワトロポルテを車両提供
- 東京ヴェルディ1969 - かつてのチームスポンサー
参考
- tea, silk and serendipity - 欧米人の視点による社史(在日米国商工会議所)