ポールポジション
テンプレート:出典の明記 テンプレート:更新 ポールポジション(Pole position 、PP)とは、モータースポーツにおいて、決勝レースのスタート位置の先頭を指す。
目次
概要
一般的には予選で最速のラップタイムを記録したドライバーが、この位置を得る権利を持つ(ただしリバースグリッドを採用しているレースではその限りではない)。ポールポジションを獲得したドライバーは「ポールシッター」と呼ばれる。
ポールポジションの語源は競馬にあるといわれている。モータースポーツが盛んに行なわれるようになった1900年初頭、競馬の世界では観客席から離れた位置からのスタートでも馬番が判りやすいようゼッケン1番の馬の位置にポールを立てる習慣があった。この「1番の位置にポールを立てる」という習慣がモータースポーツに「1番前のスタート位置」として転じたのがポールポジションだとされている。
ポールポジションを獲得すると以下の様な利点がある。
- スタート形式を問わず最初のコーナーに最も近い。
- スタンディングスタートでは、前方に車両がないため加速を行いやすい。
- ローリングスタートでは、セーフティカーがピットに入る様子を誰よりも早く確認できる。
F1におけるポールポジション記録
(太字は現役ドライバー)
通算獲得数
1. 68回 : ミハエル・シューマッハ
2. 65回: アイルトン・セナ
3. 45回: セバスチャン・ベッテル
4. 34回 : ルイス・ハミルトン
5. 33回 : ジム・クラーク
5. 33回 : アラン・プロスト
7. 32回 : ナイジェル・マンセル
8. 29回 : ファン・マヌエル・ファンジオ
9. 26回 : ミカ・ハッキネン
10. 24回 : ニキ・ラウダ
10. 24回 : ネルソン・ピケ
デビュー戦でポールポジション
(インディ500のみに参戦のドライバーは除く)
デビューから遅く達成
- 132戦目 : マーク・ウェバー
- 119戦目 : ヤルノ・トゥルーリ
- 116戦目 : ティエリー・ブーツェン
- 111戦目 : ニコ・ロズベルグ
- 97戦目 : ミカ・ハッキネン
- 92戦目 : ニック・ハイドフェルド
- 85戦目 : デニス・ハルム
- 82戦目 : ジャン・アレジ
- 76戦目 : ラルフ・シューマッハ
- 72戦目 : エリオ・デ・アンジェリス
最年少記録
- 21歳73日 : セバスチャン・ベッテル
- 21歳237日 : フェルナンド・アロンソ
- 22歳97日 : ルーベンス・バリチェロ
- 22歳154日 : ルイス・ハミルトン
- 22歳308日 : アンドレア・デ・チェザリス
- 23歳79日 : ニコ・ヒュルケンベルグ
- 23歳120日 : ロバート・クビサ
- 23歳216日 : ジャッキー・イクス
- 23歳255日 : キミ・ライコネン
- 24歳13日 : デビッド・クルサード
- 24歳97日 : ジェンソン・バトン
- 24歳238日 : エウジェニオ・カステロッティ
- 24歳297日 : クリス・エイモン
- 24歳336日 : ジャック・ヴィルヌーヴ
MOTOGPにおけるポールポジション記録
(2007年終了時点)
通算獲得数
1. 58 : マイケル・ドゥーハン
2. 41 : バレンティーノ・ロッシ
3. 29 : ケビン・シュワンツ
4. 27 : フレディ・スペンサー
5. 23 : マックス・ビアッジ
6. 20 : ウェイン・レイニー
7. 19 : ワイン・ガードナー
7. 19 : バリー・シーン
9. 18 : エディ・ローソン
9. 18 : ケニー・ロバーツ