大空祐飛
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大空 祐飛(おおぞら ゆうひ、6月22日 - )は元宝塚歌劇団・宙組トップスター。
東京都出身。エイベックス・ヴァンガード所属
目次
来歴
1992年3月、78期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は28番。雪組『この恋は雲の涯まで』で初舞台。翌年、月組に配属。
同期生に瀬奈じゅん(元月組トップスター)、貴城けい(元宙組トップスター)、檀れい(元月組・星組トップ娘役、俳優・及川光博夫人)など。
長らく新人公演で2番手役が続いていたが1998年、『WEST SIDE STORY(第一幕)』トニー役で新人公演主演。1999年、中国公演『夢幻花絵巻/ブラボー!タカラヅカ』で初の海外公演に参加し、月組で頭角を現していく。1999年度・宝塚歌劇団年度賞・努力賞受賞。
2001年、初ディナーショー『Selfish』開催。同年、『血と砂』で汐美真帆とともに、バウホール公演初主演。
2003年、2度目のディナーショー『Spark』開催。
2004年、『THE LAST PARTY』スコット・フィッツジェラルド役でバウホール公演主演。
2005年、3度目のディナーショー『Spark II』開催。
2006年、『ベルサイユのばら』星組公演にオスカル役で特別出演。同年、『THE LAST PARTY』(再演)スコット・フィッツジェラルド役で東京芸術劇場公演主演。
2007年、『HOLLYWOOD LOVER』ステファーノ・グランディ役でバウホール公演、日本青年館公演(2008年)主演。同年末、花組への組替えが発表される。2007年度・宝塚歌劇団年度賞・努力賞受賞。
2008年1月26日付で花組へ組替え。2番手男役となる。同年、4度目のディナーショー『SORA-空の奇跡-』開催。
2009年2月27日、宙組トップスター就任とそれに伴う組替えが発表される。同年6月16日付で宙組へ組替え。7月6日、大和悠河の退団に伴い、宙組トップスター就任。相手役には同じく花組より野々すみ花を迎える。
2009年8月、博多座公演『大江山花伝-燃えつきてこそ-/Apassionado!! II』でトップお披露目。11月、『カサブランカ』宝塚大劇場トップ御披露目公演主演。。2009年度・宝塚歌劇団年度賞・優秀賞受賞。
2010年度・阪急すみれ会パンジー賞・男役賞受賞。
2011年、第32回松尾芸能賞・優秀賞を受賞。また、この年の4月に眉月凰が退団したため、最後の78期生となった。
2012年7月1日、『華やかなりし日々』/『クライマックス -Cry‐Max-』の東京宝塚劇場公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。
2013年3月、エイベックス・マネジメントに所属し、芸能活動を開始。
2013年10月、事務所の分社により、エイベックス・ヴァンガードに所属する[1]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
月組時代
- 1992年3月、『この恋は雲の涯まで』(雪組) *初舞台
- 1994年6月、宝塚大劇場『エールの残照/TAKARAZUKAオーレ』 新人公演:マイケル役(本役:大鷹つばさ)
- 1994年11月2日 - 11月27日、東京宝塚劇場『エールの残照/TAKARAZUKAオーレ』 新人公演:マイケル役(本役:彩輝直)
- 1995年8月11日 - 9月25日、宝塚大劇場『ME AND MY GIRL 』 新人公演:ジェラルド役(第二幕)(本役:姿月あさと)
- 1995年10月14日 - 10月29日、宝塚バウホール『ある日どこかで 』
- 1995年11月2日 - 11月9日、日本青年館大ホール『ある日どこかで 』
- 1995年12月1日 - 12月26日、東京宝塚劇場『ME AND MY GIRL 』 新人公演:ジェラルド役(第二幕)(本役:姿月あさと)
- 1996年9月 - 11月、『チェーザレ・ボルジア/プレスティージュ』 新人公演:マキャヴェリ役(本役:真琴つばさ)
- 1997年11月3日 - 11月27日、東京宝塚劇場『EL・DORADO』(東京宝塚劇場公演) 新人公演:ワルパ役(本役:紫吹淳)
- 1998年2月、 宝塚大劇場『WEST SIDE STORY』 チノ役 新人公演:トニー役(第一幕)(本役:真琴つばさ) *新人公演主演
- 1998年5月30日 - 7月6日、TAKARAZUKA1000days劇場(こけら落とし公演)『WEST SIDE STORY』チノ役 新人公演:トニー役(第一幕)(本役:真琴つばさ) *新人公演主演
- 1998年9月18日 - 10月28日、宝塚大劇場『黒い瞳/ル・ボレロ・ルージュ』トマーノフ役 新人公演:プガチョフ役(本役:紫吹淳)
- 1999年1月2日 - 2月7日、TAKARAZUKA1000days劇場『黒い瞳/ル・ボレロ・ルージュ』トマーノフ役 新人公演:プガチョフ役(本役:紫吹淳) *本役の紫吹が休演時に彼女が代役に入る
- 1999年3月 - 4月、バウホール公演『から騒ぎ』 ブルース・トゥリー役
- 1999年5月14日 - 6月21日、宝塚大劇場『螺旋のオルフェ/ノバ・ボサ・ノバ-盗まれたカルナバル-』 ボールソ役
- 1999年8月20日 - 9月27日、TAKARAZUKA1000days劇場『螺旋のオルフェ/ノバ・ボサ・ノバ-盗まれたカルナバル-』 ボールソ役
- 1999年10月 - 11月、中国公演『夢幻花絵巻/ブラボー!タカラヅカ』
- 2000年2月 - 6月、『LUNA-月の伝言-/BLUE・MOON・BLUE-月明かりの赤い花』 ジョー役
- 2001年8月 - 9月、『大海賊/ジャズマニア』(東京宝塚劇場公演) フレデリック役
- 2001年10月、『血と砂』 プルミタス・ガルラード役 *バウホール公演初主演
- 2002年1月 - 5月、『ガイズ&ドールズ』 ナイスリー・ナイスリー・ジョンソン役
- 2002年6月 - 7月、『サラン・愛/ジャズマニア』(全国ツアー) 李 世煥(イ・セファン)役
- 2002年8月 - 12月、『長い春の果てに/With a Song in my Heart』 フローレンス役
- 2003年4月 - 8月、『花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン』 スティーブ・オースティン役
- 2003年11月 - 2004年3月、『薔薇の封印』ロバート役(プロローグ・第4話)フィリップ役(第2話)エミール役(第3話)
- 2004年4月17日 - 5月9日、『ジャワの踊り子』(全国ツアー)ハジ・タムロン役
- 2004年6月25日 - 8月9日、宝塚大劇場『飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛II』 蘇我石川麻呂(6月25日 - 7月19日、7月31日 - 8月9日)/中臣鎌足(7月20日 - 7月30日)役(役替り二役)
- 2004年9月3日 - 10月10日、東京宝塚劇場『飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛II』蘇我石川麻呂(9月3日 - 9月6日、9月18日 - 10月10日)/中臣鎌足(9月7日 - 9月17日)役(役替り二役)
- 2004年11月、『THE LAST PARTY』スコット・フィッツジェラルド役 *バウホール公演単独初主演
- 2005年2月4日 - 3月21日、宝塚大劇場『エリザベート』ルドルフ皇太子役
- 2005年4月8日 - 5月22日、東京宝塚劇場『エリザベート』ルドルフ皇太子役
- 2005年9月 - 12月、『JAZZYな妖精たち/REVUE OF DREAMS』ティモシー・キャラハン役
- 2006年1月、星組公演『ベルサイユのばら』オスカル役(特別出演)
- 2006年3月、東京芸術劇場公演『THE LAST PARTY』(再演)スコット・フィッツジェラルド役 *主演
- 2006年5月12日 - 6月19日、宝塚大劇場『暁のローマ/レ・ビジュー・ブリアン』カシウス役
- 2006年7月7日 - 8月20日、東京宝塚劇場『暁のローマ/レ・ビジュー・ブリアン』カシウス役
- 2006年10月1日 - 10月29日、『あかねさす紫の花』(全国ツアー)中大兄皇子役
- 2007年1月 - 4月、『パリの空よりも高く/ファンシーダンス』ジョルジュ・ジャッケ役
- 2007年5月 - 6月、『ダル・レークの恋』(全国ツアー)ペペル役
- 2007年8月 - 11月、『MAHOROBA/マジシャンの憂鬱』サダル役/ジグモンド役
- 2007年12月 - 2008年1月、バウホール公演『HOLLYWOOD LOVER』ステファーノ・グランディ役 *主演 引き続き2008年日本青年館で公演。
花組時代
- 2008年5月 - 8月、『愛と死のアラビア-高潔なアラブの戦士となったイギリス人/Red Hot Sea』イブラヒム役
- 2008年10月、シアター・ドラマシティ、青年館公演『銀ちゃんの恋』倉岡銀四郎役 *主演
- 2009年1月 - 3月、『太王四神記』-チュシンの星のもとに- ヨン・ホゲ役
- 2009年5月、全国ツアー『哀しみのコルドバ/Red Hot Sea II』 リカルド・ロメロ役
宙組トップ時代
- 2009年8月、博多座公演 『大江山花伝-燃えつきてこそ-/Apassionado!! II』茨木童子役 *トップ就任披露公演
- 2009年11月 - 2010年2月、『カサブランカ』リチャード(リック)・ブレイン役 *大劇場トップ御披露目公演
- 2010年3月、シアター・ドラマシティ公演、日本青年館公演『シャングリラ・水之城』空(ソラ)役
- 2010年5月 - 8月、『TRAFALGAR-ネルソン、その愛と軌跡-/ファンキー・サンシャイン』 ホレーショ・ネルソン役
- 2010年9月、全国ツアー公演『銀ちゃんの恋』倉岡銀四郎役
- 2010年11月 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』ロバート・ジョーダン役
- 2011年3月、シアター・ドラマシティ公演『ヴァレンチノ』ルドルフ・ヴァレンチノ役 *日本青年館公演は東北地方太平洋沖地震の影響により中止
- 2011年5月 - 8月、『美しき生涯-石田三成 永遠の愛と義-/ルナロッサ-夜に惑う旅人-』石田三成役
- 2011年8月13日 - 19日、日本青年館公演『ヴァレンチノ』 ルドルフ・ヴァレンチノ役
- 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ-最高の男の仕立て方-/NICE GUY!!-その男、Yによる法則-』サルヴァトーレ・フェリ役
- 2012年2月、中日劇場公演『仮面のロマネスク/Apasionado!!II』ヴァルモン子爵役
- 2012年4月 - 7月、『華やかなりし日々/クライマックス』ロナウド・フィリップス役 *退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
- 2013年1月30日 - 31日、国立文楽劇場 『三十周年記念上方花舞台』 (作・演出:植田紳爾)
- 2013年10月8日 - 29日、Bunkamuraシアターコクーン/11月12日 - 16日、シアターBRAVA!『唐版 滝の白糸』(作・唐十郎、演出・蜷川幸雄) お甲役
- 2014年4月、中之島フェスティバルホール/Bunkamuraオーチャードホール『新版 天守物語』(原作・泉鏡花、脚本補綴・村上 湛、総合監修・梅若六郎玄祥、演出・高橋正徳) 富姫役
- 2014年7月31日 - 8月3日、天王洲銀河劇場/8月22日 - 8月24日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ Théâtre de Yûhi Vol.1『La Vie – 彼女が描く、絵の世界』(企画プロデュース:大空祐飛 、脚本・演出:児玉明子) タマラ・ド・レンピッカ
- 2014年11月、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール/12月、東京芸術劇場 プレイハウス ミュージカル『Familia -4月25日誕生の日-』(演出・振付:謝珠栄) *予定
掲載
- 雜誌 『家庭画報』 2012年10月号 攝影:篠山紀信
- 雜誌 『FRaU』 2013年6月号 攝影:MARCO
- 雜誌 『ゆうゆう』 2013年8月号 インタビュー掲載
- 単行本 『Asian Pops Magazine』 Vol.105 インタビュー掲載
- 雜誌 『Richer』 2013年10月号 インタビュー掲載
- 雜誌 『Marisol』 2013年10月号 インタビュー掲載
- 雜誌 『宝塚歌劇 華麗なる100年』 アサヒグラフ臨時増刊号(朝日新聞出版・3月20日発売) インタビュー掲載
- 雜誌 『家庭画報』 2014年5月号 攝影:篠山紀信
- 単行本 『Asian Pops Magazine』 Vol.109 インタビュー掲載
- 単行本 『Asian Pops Magazine』 Vol.110 インタビュー掲載
その他
- 宝塚プルミエール(WOWOW、2013年4月〜2014年3月) ナビゲーター
- 興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」展覧会場の音声ガイド・ナビゲーター、白鳳の貴公子イメージキャラクター、東京藝術大学大学美術館(東京・上野)、2013年9月3日(火)~2013年11月24日(日)。
- 新印象派-光と色のドラマ(英文名称:Neo-Impressionism, from Light to Color)会場の音声ガイド・ナビゲーター、あべのハルカス美術館(大阪)2014年10月10日(金)~2015年1月12日(月・祝)、東京都美術館(東京)2015年 1月24日(土)~2015年3月29日(日)。
- 講座 表現者ノマド シリーズ:宝塚、そして新たな舞台を語る(朝日カルチャーセンター 新宿教室、住友ビル地下1階住友ホール 、2014年7月11日第一回目) 講師
関連項目
脚注
外部リンク
- 大空祐飛・公式プロフィール
- 大空祐飛・オフィシャルファンクラブ Volare
- 大空祐飛・Théâtre de Yûhi
- 大空祐飛・Théâtre de Yûhi・オフィシャルTwitter
- 講座 表現者ノマド シリーズ
- 「国宝 興福寺仏頭展」音声ガイド・ナビゲーター
- 「国宝 興福寺仏頭展」白鳳の貴公子イメージキャラクター
- 新印象派-光と色のドラマ|音声ガイド
- ネスレアミューズ 宝塚☆スタートーク 大空祐飛
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