大歳駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大歳駅(おおとしえき)は、山口県山口市朝田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅。
概要
1908年(明治41年)10月15日に大日本軌道山口支社(現在の山口線の前身)新町駅(現・小郡駅付近) - 山口駅(現・亀山公園 (山口市)付近) 間の開通と同時に、当時の吉敷郡大歳村の玄関口となる大歳駅(おおとしえき)として開業。大日本軌道時代は現住所の東側(現・山口市立大歳小学校付近) に駅が設置されていた。
駅構造
2面2線の相対式ホームを持つ地上駅。駅本屋は上り線にあり、そこから跨線橋がホームの益田寄りに繋がっている。山口地域鉄道部管理の無人駅であるが、駅舎内に自動券売機が設置されている。
山口線の新山口駅 - 山口駅間では唯一列車交換が可能な駅である為、快速「SLやまぐち号」や特急「スーパーおき」が運転停車を行う場合がある。また、かつての貨物用の側線には保守機械が時折留置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
駅舎側 | テンプレート:Color山口線 | 上り | 新山口行き | |
反対側 | テンプレート:Color山口線 | 下り | 山口・津和野方面 |
※案内上ののりば番号は設定されていない。
駅周辺
旧大歳村の中心地区に当たり、古くからの住宅と都市化進展に伴い建設された新興住宅が混在する地域である。
- 山口県立山口総合支援学校
- 山口市大歳地域交流センター(旧・山口市役所大歳出張所、大歳公民館)
- 大歳郵便局
- 維新百年記念公園 - 駅から約700m(徒歩約10分)の県道宮野大歳線(旧国道9号)沿いにある
- 山口県立西京高等学校 - 駅から南東に2km、椹野川を渡った先にある
- パナソニック エレクトロニックデバイスジャパン アルミキャパシタ ディビジョン(旧・山口松下電器)
- 山口宇部道路 朝田IC
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 161 |
2000 | |
2001 | 149 |
2002 | 176 |
2003 | 193 |
2004 | 178 |
2005 | 187 |
2006 | 188 |
2007 | 191 |
2008 | 183 |
2009 | 190 |
2010 | 180 |
2011 | 186 |
2012 | 198 |
歴史
- 1908年(明治41年)10月15日:大日本軌道山口支社 新町駅(現・小郡駅付近) - 山口駅(現・亀山公園 (山口市)付近) 間の開通と同時に、大歳駅として開業。一般駅。
- 1913年(大正2年)2月20日:大日本軌道山口支社の国有化により国有鉄道の駅として現住所に移転。
- 1984年(昭和59年)2月1日:無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2009年(平成21年)3月14日:ダイヤ改正により快速「通勤ライナー」の停車駅となる。
- 2011年(平成23年)4月1日:第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」に合わせて、駅舎改修。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山口線
- テンプレート:Color快速「通勤ライナー」(当駅から矢原方の各駅に停車)
- テンプレート:Color普通
- 仁保津駅 - 大歳駅 - 矢原駅