ジョゼ・ロベルト・ガマ・デ・オリベイラ
テンプレート:サッカー選手 ベベット(Bebeto)ことジョゼ・ロベルト・ガマ・デ・オリヴェイラ(José Roberto Gama de Oliveira, 1964年2月16日 - )は、ブラジルの元同国代表サッカー選手。ポジションはフォワード。1989年度南米年間最優秀選手賞。
来歴
小柄ながらスピード、ポジショニング、得点感覚、さらにはパスセンスにも優れ、ブラジル国内の名門クラブであるCRフラメンゴやCRヴァスコ・ダ・ガマ、スペインのデポルティーボ・ラ・コルーニャ等で活躍した。前線で起点となれるフォワードで、ただ点を取ることのほかに、最前線でのチャンスメイクも得意とした。1989年度の南米年間最優秀選手賞に輝く。
ブラジル代表でも活躍は目覚しく、1994年のアメリカW杯ではロマーリオと2トップを組み、ブラジルの4回目の優勝に貢献。ロマーリオとの2トップは「最強のツートップ」と呼ばれた。この大会中にベベットが自身のゴール後のパフォーマンスとして見せた、当時ちょうど誕生したばかりの我が子を祝う「ゆりかごダンス」が話題になったが、ドイツW杯では同様の立場でゴールを決めたアドリアーノを祝福するパフォーマンスとして繰返された。
1999年、 ワールドサッカー誌の20世紀の偉大なサッカー選手100人で100位に選出された。
2000年にはJリーグの鹿島アントラーズでもプレー。鳴り物入りでの入団だったが全く水が合わず、わずか1得点を挙げたのみで4ヵ月で退団した。このときは監督のトニーニョ・セレーゾが結果の出せないベベットを使い続けることで鹿島のチーム内の雰囲気が悪くなった程であった。
引退後の2010年、ブラジルのリオデジャネイロ州会議員選挙に立候補し、当選を果たした。2012年2月、2014年ブラジルW杯大会組織委員会理事に就任。
家族
前述の「ゆりかごダンス」時に誕生した息子マテウスは現在、CRフラメンゴに所属しており、ユヴェントスFCやレアル・マドリードといったクラブから注目を受けている[1]。
所属クラブ
- 1980年-1982年 テンプレート:Flagicon ECヴィトーリア
- 1983年-1989年 テンプレート:Flagicon CRフラメンゴ
- 1989年-1992年 テンプレート:Flagicon CRヴァスコ・ダ・ガマ
- 1992年-1995年 テンプレート:Flagicon デポルティーボ・ラ・コルーニャ
- 1996年-1997年 テンプレート:Flagicon セビージャFC
- 1997年 テンプレート:Flagicon ECヴィトーリア
- 1997年 テンプレート:Flagicon クルゼイロEC
- 1998年-1999年 テンプレート:Flagicon ボタフォゴFR
- 1999年 テンプレート:Flagicon トロス・ネサ
- 2000年 テンプレート:Flagicon 鹿島アントラーズ
- 2000年 テンプレート:Flagicon ECヴィトーリア
- 2001年 テンプレート:Flagicon ボタフォゴFR
- 2001年-2002年 テンプレート:Flagicon CRヴァスコ・ダ・ガマ
- 2002年9月-11月 テンプレート:Flagicon アル・イテハド
代表歴
- ブラジル代表(75試合39得点)1985-
- コパ・アメリカ1989(優勝)
- 1990 FIFAワールドカップ(ベスト16、1試合0得点)
- 1994 FIFAワールドカップ(優勝、7試合3得点)
- 1998 FIFAワールドカップ(準優勝、7試合3得点)
- U-23ブラジル代表
- 1996 アトランタオリンピック(3位※オーバーエイジとして)
出典
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- ↑ 19年前に祝福を受けた子供、ビッグクラブが注目する存在にQoly.jp 2013年5月9日