五位堂駅
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五位堂駅(ごいどうえき)は、奈良県香芝市瓦口にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅である。副駅名は真美ヶ丘ニュータウン前(まみがおかニュータウンまえ)。
歴史
- 1927年(昭和2年)7月1日 - 大阪電気軌道八木線(現在の大阪線)の恩智 - 高田間開通と同時に開業する。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1963年(昭和38年)1月 - 待避線が設置される(同時に大和高田駅が高架化・待避線を撤去)。
- 1987年(昭和62年)9月21日 - 現駅舎の供用を開始する。区間快速急行および急行の停車駅になる。
- 2001年(平成13年)3月22日 - 快速急行の停車駅になる。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 当駅におけるPiTaPaの供用を開始する。
駅名について
テンプレート:出典の明記 当駅が香芝市五位堂ではなく同市瓦口に位置するにもかかわらず「五位堂駅」と名乗るのは、以前に香芝町(現・香芝市)が合併によって発足するまではテンプレート:要出典範囲。ちなみに、和歌山線のJR五位堂駅は香芝市五位堂に位置する。
駅構造
島式ホーム2面4線を持つ待避可能な地上駅で、橋上駅舎を有する。ホーム有効長は10両編成分である。
出入口は北・北東・南西の3箇所に設けられているが、改札口は1箇所のみである。
駅名標・発車標などの各種案内表示には、長らく外国語表記がほとんど見られなかったほか、下りエスカレータが設置されていない[1]。ただし、テンプレート:要出典範囲一部の構内案内表示が英語表記入りのものに更新されたほか、2009年度における国土交通省の交通施設バリアフリー化設備費補助金事業によって当駅へのエレベーター・障害者対応トイレ設置に関する費用交付が決定[2]し、2011年より供用を開始している。
のりば
1・2 | テンプレート:Color大阪線(下り) | 大和高田・大和八木・榛原・伊勢志摩・名古屋方面 (但し当駅始発は4番のりば) |
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3・4 | テンプレート:Color大阪線(上り) | 河内国分・布施・大阪上本町・大阪難波・尼崎・三宮方面 |
- 案内表記には上記のように記載されているが、当駅からの直通列車は下り列車は鳥羽駅、上り列車は大阪上本町駅までの運転にとどまっている。
- 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。なお、早朝に運転される当駅始発の下り列車は4番のりばから発車する。
利用状況
近年における一日乗降人員は以下の通りである[3]。市内では最大の乗降客数である。
- 2005年11月8日 : 24,755人
- 2008年11月18日 : 25,740人
- 2010年11月9日 : 26,023人
駅周辺
近鉄の五位堂検修車庫および高安検車区五位堂車庫が立地している。また、JR西日本和歌山線のJR五位堂駅へはテンプレート:要出典範囲の距離である。
- 文教施設など
- 畿央大学
- 奈良県立香芝高等学校
- 香芝市立香芝東中学校
- 広陵町立真美ヶ丘中学校
- 香芝市立五位堂小学校
- 香芝市立真美ヶ丘東小学校
- 香芝市立真美ヶ丘西小学校
- 香芝市立五位堂幼稚園
- 香芝市立真美ヶ丘東幼稚園
- 葛城自動車学校
- 香芝自動車学校
- 主な商業施設
- エコール・マミ ショッピングセンター(北館は、近鉄プラザ 真美ヶ丘店)
- 郵便局・金融機関
路線バス
奈良交通および京成バスの路線が発着している(後者はやまと号の共同運行のみ)。
- 五位堂駅バス停
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- テンプレート:Color大阪線
- テンプレート:Color快速急行
- テンプレート:Color急行
- 河内国分駅 - 五位堂駅 - 大和高田駅
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color普通
脚注
関連項目
外部リンク
- 五位堂(駅の情報) - 近畿日本鉄道
- ↑ 奈良県議会議員・今井光子のホームページ ※近鉄側から香芝市に要請はあるものの、市の財政難により実現に至っていない。
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 駅別乗降人員 近鉄大阪線 - 近畿日本鉄道