上常呂駅
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上常呂駅(かみところえき)は、北海道北見市上常呂にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅(廃駅)である。電報略号はカロ。
駅構造
相対式ホーム2面2線をもつ地上駅。駅舎はコミュニティーセンターとの合築である。
かつては北海道糖業(合併前は芝浦製糖)北見製糖所へ当駅北見側から専用線が伸び、製糖会社自社機による貨物運用が行われていた[1]。 また、昭和50年代には駅裏に油槽所が設置されて、共有側線が敷かれていた。
駅周辺
上常呂の集落がある。
- 北海道道495号上常呂停車場線
- 北海道道50号北見置戸線
- 北見市役所上常呂出張所(コミュニティセンター内に併設)
- 北見市立中央図書館上ところ分室(コミュニティセンター内に併設)
- 北見警察署上常呂駐在所
- 上常呂郵便局
- きたみらい農業協同組合(JAきたみらい)上常呂支店
- 常呂川
- 北海道北見バス「上常呂」停留所
歴史
- 1911年(明治44年)9月25日 - 国有鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1957年(昭和32年)10月10日 - 芝浦製糖(後の北海道糖業)北見製糖所操業開始に伴い専用線使用開始。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物・荷物取扱い廃止。製糖工場専用線廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道に継承。
- 1989年(平成元年)6月4日 - 北海道ちほく高原鉄道に転換。
- 1994年(平成6年)9月16日 - コミュニティプラザ併設の駅舎へ改築。
- 1995年(平成7年)12月20日 - 無人化[2]。
- 2006年(平成18年)4月21日 - ふるさと銀河線廃線により廃止。
脚注
- ↑ 全国専用線一覧によると、作業距離は昭和32年版および39年版2.2km、総延長は昭和45年版5.7km、58年版5.4kmと記載。
- ↑ 私鉄の廃線跡を歩くI JTBパブリッシング 2007年出版。巻末資料。