野々村真
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野々村 真(ののむら まこと、1964年6月24日 - )は、日本のタレント、俳優である。本名、野々村 眞、旧芸名は野々村 誠。東京都文京区本郷出身。スターダストプロモーション所属。妻は野々村俊恵。長女は野々村香音。血液型はA型。
目次
経歴
本郷で青果店を営む家庭に生れる。城西大学附属城西中学校・高等学校→明治大学付属中野高等学校定時制編入・卒業(同級生には、近藤真彦・野村義男がいる)。1982年、羽賀研二・久保田篤と初代いいとも青年隊としてデビュー。また、青年隊の前には劇男一世風靡が分裂する前の劇男零心会に参加していたことがあり渋谷のNHK前や原宿の路上で踊っていたことがある(劇男零心会には参加していたが、劇男一世風靡には参加していない)。
10年以上にわたって交際(同棲)した元アイドル・坂上とし恵と1995年に結婚。以降、妻は本名の野々村俊恵でタレント活動を再開し、夫婦共演でのTV出演も多く、恐妻家タレントとしても有名となった。その後、二児をもうけ、現在は主婦業に専念している。
番組スタート時より回答者としてレギュラー出演している『世界・ふしぎ発見!』では、優等生タイプの黒柳徹子などとは対照的に、一般の常識では考えられないような珍回答を頻繁に出し、会場の爆笑を買うボケ役として有名である。当然、その大部分は不正解であるが、時として彼だけが正解になり、出演者全員から驚かれることがある。2005年8月6日放送分で番組開始20年目にして自身初のパーフェクト(3問全問正解)を達成。このときは涙を堪え切れず男泣きをし、会場中から拍手喝采を受け、その後パーフェクトを祝し都内ホテルにて番組スポンサーの日立製作所主催のパーティが盛大に行われるほどであった(ただし、かつて番組のクイズの数が4問だった時代に3問まで正解を出したことが1度だけある)。また、番組開始25年目の2010年5月1日放送分で、5年ぶり2度目のパーフェクトを達成した。この回は3問中2問が単独正解であった。2013年10月12日放送分では2問目終了時、4人にパーフェクトの可能性がある状態で最終問題を迎え、最終問題の解答に失笑もおきたが、実はその解答が正解であり、自身3度目のパーフェクトとなった。
その『世界・ふしぎ発見!』などで共演し、結婚式では仲人を務めてもらった板東英二にならい、ビル経営も手がけるが、一軒も売れていないという。その不動産投資に関して、2006年10月18日の『クイズ!ヘキサゴンII』の番組中に損失額は約1億円であると司会者の島田紳助が発言した。
エピソード・その他
- 恐妻家としても知られ、どっきり番組では俊恵夫人も仕掛け人側に回る事も多い。私生活では亭主関白な面も持っているらしく、『まさかのホントバラエティー イカさまタコさま』に愛娘が出演した際に「テレビでは弱いキャラだけど家では滅茶苦茶怖い」と暴露していた。一方で、芸能界きってのおしどり夫婦でもあり、俊恵婦人とは野々村が売れない時代からの付き合いという事もあり、エピソードも数多い。
- 1997年1月18日、サイパンのカラオケバーで佐々木主浩と俊恵夫人ともに日本人の一般客と喧嘩になり、佐々木が額を11針縫う傷を負った。後に、喧嘩相手が週刊誌などに喧嘩の経緯を告発したため、ワイドショーの取材攻勢を受ける騒動となった。
- 2007年4月5日に日本テレビ系列で放映された『くりぃむしちゅーのどっきり大作戦4』で、金山一彦が知らない彼女を連れてきて、そこに運悪く金山の妻である芳本美代子が来て、金山の依頼で野々村がその彼女とカップルのように繕ってその場を何とか凌いだが、またもや運悪く野々村の妻がそこに来るという恐怖のドッキリがあった。その時に野々村は最後まで友情を裏切らなかったが、妻が来たときの野々村の顔は、世界の終わりを告げたように蒼白だった。
- 『所さんのただものではない!』や『世界・ふしぎ発見!』では珍答ぶりが目立ち、出演以降は長らく「天然ボケ」というイメージが強かった。ただ『クイズ!ヘキサゴンII』では基本的に真面目に答えている。『クイズ!ヘキサゴンII』に初出演したときには予選ペーパーテストで好成績を出し、行列早抜けリレークイズでも早々に正解したことから、これまでのイメージとの違いに共演者は驚き、島田紳助からも「お前(の中に)誰か(別の人が)入っているんちゃうか?」といじられた。
- 『世界・ふしぎ発見!』出演当初には「何故クイズ番組に教養がない者を出すのか」という苦情の意見が殺到したという。この番組での経験を生かし、『クイズ!ヘキサゴンII』初出演時には「元祖おバカタレント」を名乗った。
- 紳助の計らいで野々村と俊恵が旅行できるように、紳助の友達と20人程度で石垣島旅行を計画した。野々村ら20人で行動するのでマスコミにばれないで済むと安心していた。しかし、いたずら大好きの紳助が羽田空港の全日空のチェックインカウンターの前に「野々村真・坂上俊恵 お忍び旅行」と書いた横断幕を作って当日持参したおかげで交際がバレバレになってしまった。横断幕は到着地の石垣空港における記念撮影で使ったという。日本テレビ『人生が変わる1分間の深イイ話』や『行列の出来る法律相談所』でも紳助はネタにしている。
- 紳助が発起人となって結成された「真会」の会長を務めている。メンバーには他に増田英彦や黒田俊介などがいる。集まりでは皆が野々村の30代の頃の顔写真をプリントされたTシャツを着ていくという妙な習慣がある。
- 初代いいとも青年隊として『笑っていいとも!』出演期間に大学受験を経験する。第一志望であった青山学院大学のみに絞っての受験という気迫の選択であった。その際は『笑っていいとも!』番組放送中に合否発表を受けるという演出がなされたが、結果は不合格、それ以降は芸能活動に一貫した。
出演番組
バラエティ(現在)
バラエティ(過去)
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(フジテレビ)
- アグネス・チャンのHI!赤チャンネル(フジテレビ)
- ラピュタ伝説〜第2章 みんなの挑戦物語〜(テレビ新広島)
- Dr.クマひげ(テレビ朝日、1989 - 1990年)
- キッチンパトロール(TBS, 1990 - 1995年、3代目司会)
- 気分はジャまいか!(読売テレビ、初代司会)
- 所さんのただものではない!(フジテレビ、解答者)
- 野々村真の初売り探偵団(東日本放送)※2005年から2010年まで野々村が出演して毎年12月31日に放送された仙台市の初売り情報番組、2010年は『野々村真の初売りまで待てないっ!』と改題
- そこが知りたい 特捜!板東リサーチ※不定期(CBC)
- クイズ!ヘキサゴンII(フジテレビ)
- 趣味Do楽 3か月でフルマラソン(NHK、2012年4月2日 - 5月28日 全9回)※生徒
- しゃべくり007(2013年3月4日、日本テレビ)※家族全員で出演
- SmaSTATION!!(2013年5月11日、テレビ朝日)
テレビドラマ
- 女ざかり(1984年、日本テレビ)
- 月曜ドラマランド(フジテレビ)
- 野球狂の詩(1985年1月7日)
- チェッカーズ・イン・涙のリクエスト(1986年4月14日)
- みゆき(1986年8月4日) - 若松真人 役
- 一休さん(1986年11月17日)
- バケルくん(1987年5月4日) - 姿こう平 役
- ポニーテールはふり向かない(1985年 - 1986年、TBS) - 脇田克己 役
- すてきな三角関係(1987年、TBS)
- 恋に恋して恋きぶん(1987年、TBS) - 柴川正樹 役
- 赤ちゃんに乾杯!(1987年、TBS) - 海藤徹 役
- 恋はハイホー!(1987年 - 1988年、日本テレビ) - 財前義則 役
- 恋人も濡れる街角 URBAN LOVE STORY(1988年、日本テレビ)
- 晴のちカミナリ(1988年、NHK) - 正義 役
- 白鳥麗子でございます!(1989年、TBS) - 秋本哲也 役
- 兄貴に乾杯(1991年、TBS)
- 愛の殺人カルテ(テレビ東京、1992年3月2日)
- 湯けむり女子大生騒動(1994年、テレビ朝日) - 名倉司郎 役
- 女と愛とミステリー・芸能記者・柳田信吉の挑戦(2003年2月26日、テレビ東京) - 白鳥孝太郎 役
- DRAMA COMPLEX・パディントン発4時50分 嘘をつく死体(2006年4月11日、日本テレビ) - 稲葉謙二郎 役
- 愛の劇場・マイフェアボーイ(2007年6月4日 - 7月13日、TBS) - 松沢史郎 役
- 水曜ミステリー9 「警視庁黒豆コンビ4 虚飾の塔・覗かれたセレブ妻の秘密」(2007年10月10日、テレビ東京) - コンシェルジェ 役
- 7人の女弁護士(2008年4月17日、テレビ朝日) - 沢田裕一 役
- 君のせい(2009年5月4日・5月5日、TBS) - 三上康弘 役
映画
- アイドルを探せ(1987年) - 野々原誠 役
- 父(1988年) - 日暮大次郎 役
- 青い山脈'88(1988年) - 金谷六助 役
- 遺産相続(1990年) - 勅使瓦英俊 役
- 結婚(1993年) - 中岡鉄幹 役
- 桜姫(2013年) - 吉田左門 役
劇場アニメ
- 平成狸合戦ぽんぽこ(1994年) - 正吉(声) 役
CM
- ソフトバンクモバイル(2014年) - 偽ふなっしーとして、ふなっしー、俊恵・香音、白戸家と共演
- 野村證券(2014年) - 俊恵・香音と共演
- 日本水産「イマークS」(2014年) - 香音と共演
その他
レコード
(野々村誠名義で)
・純情物語/国道から
・倶楽部メリハリ/ナイト・ストレンジャー
・横須賀不良時代/涙のリフレイン
著書
- 『ビリでも一等賞』(スコラ社)