灘崎
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テンプレート:統合文字 テンプレート:日本の地区・地域 灘崎(なださき)は岡山県岡山市南区にある地域である。かつての児島郡灘崎町(なださきちょう)に相当する。2005年3月22日に岡山市に編入合併し、町役場は岡山市灘崎支所を経て、2009年4月1日の政令市移行時には南区役所として暫定使用され、現在は再び灘崎支所となる。
合併当初は大字として「灘崎町」を冠していたが、合併特例区期限終了のため、2010年3月22日より大字から同名称が消えた(エリア名としては使用されている)。
本項では児島郡灘崎町、同町の町制前の名称である灘崎村(なださきそん)についても述べる。
地理
町域の大半は江戸期より昭和期にかけて干拓された土地で占められ平坦であり、南西部は常山(307m)などの山林となっている。干拓地では米を主に農業が営まれている。
- 隣接地域
沿革
- 1906年(明治39年)4月1日 児島郡灘村全域と彦崎村の一部(他は現在、倉敷市)が合併し、藤田組(現・DOWAホールディングス)により干拓された児島湾干拓第1工区0.36km²を加え灘崎村が発足する。
- 1949年(昭和24年)4月1日 町制を施行し灘崎町となる。
- 1959年(昭和34年)3月1日 児島郡郷内村植松(他は現在、倉敷市)が編入となる。
- 1964年(昭和39年) 農林省(現・農林水産省)により干拓された児島湾干拓第7工区の一部0.92km²が編入される。
- 2005年(平成17年)3月22日 御津郡御津町とともに岡山市に編入合併。
- 2009年(平成21年)4月1日 岡山市が政令指定都市に移行し、灘崎地区の行政区は南区となる。灘崎支所は、暫定的に南区役所として活用。
- 2010年(平成22年)3月21日 灘崎町合併特例区が廃止となる。
- 2010年(平成22年)3月22日 岡山市への合併以来、旧灘崎町域の大字に表示されていた灘崎町の表記が外され、同町域の住所が岡山市南区灘崎町○○から岡山市南区○○に変更される。
施設
行政
教育
- 岡山市立灘崎小学校
- 岡山市立灘崎小学校迫川分校
- 岡山市立七区小学校
- 岡山市立彦崎小学校
- 岡山市立灘崎中学校
- いずれも旧灘崎町立
交通
鉄道
路線バス
道路
地域内を通る高速道路はない。
- 一般国道
- 国道30号
- 都道府県道