立石駅
テンプレート:駅情報 立石駅(たていしえき)は、大分県杵築市山香町大字立石字乙丸にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
当駅から隣の中山香駅までは単線であるが、この駅間の内、立石側半分は複線化に向けた用地を確保済である。
駅構造
西屋敷駅から分かれた上下線の合流地点に存在する。地形と駅構内の線形の関係で上下のホームの位置がやや離れている。
駅前には比較的大きな集落があることに加え、駅の西側(上り側)には蒸気機関車の全盛期、難所といわれた立石峠があり、補助機関車の連結・解放を行っていたため、かつては主要駅に位置づけられ、準急列車が停車し、島式ホーム2面4線の大きな設備を有していたが、現在では2線が撤去され、相対式ホーム2面2線の地上駅となっている。
現在の駅舎は1965年(昭和40年)に建てられた鉄骨コンクリート造のもので、駅構内には地元の保育園・小学校の児童によって作られた作品がたくさん飾られている。待合室も設置されているが、窓枠を残すのみで窓が填められていない剥き出しのままである。駅長室や改札口は整備されているものの、現在では駅員を常駐しておらず、無人駅となっている。そのため、切符は自動券売機で購入する。
駅前広場も大きめに作られており、駅舎横には木製のテーブルと椅子を設置した休憩スペースが設けられているほか、乗務員詰所跡が残っている。現在は駅員に代わり、地元の有志によって駅を清掃する活動も行われているほか、駅ノートが設置されている。
ICカードSUGOCAは出入場のみ対応し、当駅でチャージや購入はできない。
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ホーム(跨線橋から小倉側を望む)
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待合室
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駅横の休憩スペース
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は37人(前年度比-2人)である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 73 |
2001 | 62 |
2002 | 62 |
2003 | 58 |
2004 | 51 |
2005 | 45 |
2006 | 41 |
2007 | 42 |
2008 | 46 |
2009 | 44 |
2010 | 39 |
2011 | 37 |
駅周辺
駅前の地域は1955年(昭和30年)まで立石町という独立した自治体であった。駅の裏手を国道10号が通っている。
- 杵築市役所立石出張所
- 杵築市立立石小学校
- 杵築市立北部中学校
- 立石郵便局
歴史
- 1910年(明治43年)12月15日 - 鉄道院が開設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。