朝里駅

改札口

ホーム

朝里駅（あさりえき）は、北海道小樽市朝里にある、北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線の駅である。駅番号はS12。電報略号はアリ。Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、かつて存在した中線は撤去された。1984年（昭和59年）に無人駅となり、自動券売機と簡易自動改札機、簡易Kitaca改札機、上り線のみに乗車駅証明書発行機が置かれている。小樽築港駅管理。ホームの移動は跨線橋を使う。

のりば
1	■函館本線（上り）	小樽方面
2	■函館本線（下り）	手稲・札幌・岩見沢・新千歳空港方面

アイヌ語の「マサリ」（海に沿って草が茂る原野）、あるいは「イチャニ」（鮭が産卵する場所）とされる。

朝里も参照

すぐ近くに海水浴場がある。駅周辺には家などは少ないが、少し南側に進んだところに住宅地がある。

1976年の朝里駅と周囲750m範囲。左が小樽方面。間に中線を挟む相対式ホーム2面2線、駅舎横札幌側の踏切より右に貨物積卸場と留置線を兼ねた短い引込線を有する。国土交通省国土画像情報（カラー空中写真）を基に作成

1880年（明治13年）11月28日 - 官営幌内鉄道の開運町（現・南小樽） - 軽川（現・手稲）間開業と同時に開業。当初はフラグ・ステーション（旅客扱いのみ）。
1881年（明治14年）10月 - 貨物扱い開始。
1883年（明治15年） - 休止。
1884年（明治16年） - 営業再開。
1889年（明治22年）12月11日 - 北海道炭礦鉄道に譲渡。
1893年（明治26年）3月21日 - 停車場移転による改キロ（南小樽側に約200m移転）^[1]。
1906年（明治39年）10月1日 - 北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、国有鉄道に移管。
1974年（昭和49年）10月1日 - 貨物扱い廃止。
1978年（昭和53年）10月2日 - 業務委託化。
1984年（昭和59年）
- 2月1日 - 荷物扱い廃止。
- 3月31日 - 無人・簡易委託化。
1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
1993～96年 - この間、出札業務を簡易委託から管理駅派遣職員に変更。
1999年（平成11年）3月11日 - 自動券売機・簡易自動改札機の設置に伴い管理駅派遣による出札業務中止、完全無人化。
2008年（平成20年）10月25日 - ICカードKitaca使用開始。

北海道旅客鉄道

■函館本線

□ホームライナー・■快速「ニセコライナー」「エアポート」

通過

■区間快速「いしかりライナー」・■普通

小樽築港駅 (S13) - 朝里駅 (S12) - 銭函駅 (S11)

かつては銭函駅との間に張碓駅が置かれていたが、1998年（平成10年）7月1日の通年休止を経て2006年（平成18年）3月18日に廃止された。

2006年12月20日に放送されたフジテレビ系バラエティー「水10 ワンナイR&R最終回SP」にて山口智充演じるコントキャラクター･音群奏（オトムラカナデ）が駅長を勤めているシーンのロケ地に採用された。
ZONEのシングル曲「僕の手紙」のPVのロケ地となった。
テレビ朝日「相棒」Season2、第16話のラストのロケ地として使われた。
UGAのバック映像にも使われている。