巨泉の使えない英語
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テンプレート:出典の明記 『巨泉の使えない英語』(きょせんのつかえないえいご)は、1992年10月18日から1993年12月26日までテレビ朝日系列局で放送されていた語学バラエティ番組。朝日放送(ABCテレビ)とイーストの共同製作。放送時間は毎週日曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。
概要
日本国内では通用するが現地では通用しないいわゆる和製英語や、日本の学校教科書で習う英語でも現地では「古風な書き言葉」とされるものなどについての解釈を示したり、あるいは「これだけは知っておきたい、英語の基本的な言い習わし」などを紹介したりしていた番組である。大橋巨泉をメインキャスターに、サリー・ピープルズをアシスタントに据え、越前屋俵太のロケーション・コーナーやスタジオでのゲストとのトークなどを交えながら前述の内容の解説を行っていた。また、番組内CMとして大日本除虫菊(金鳥)による「KINCHOの通じない英語」を放送していた。番組タイトルロゴには、アルファベット・アポストロフィー・感嘆符などを組み合わせて「巨泉の使えない英語」と表記したものを用いていた。オープニングテーマはトム・コクランの「ライフ・イズ・ア・ハイウェイ」。
放送期間中の1993年8月に、ワニブックスから関連書籍『完全保存版 巨泉の使えない英語』(大橋巨泉・朝日放送編、ISBN 4-8470-3095-8)が発売された。
スタッフ
- アシスタントプロデューサー:吉田宏
- プロデューサー:松田安啓 他
- ママガウロの制作:うるまでるび
- 制作:朝日放送・イースト
ネット局に関する補足
- 山形県では、最初の6か月間は当時テレビ朝日系列に属していた山形放送で放送されていたが、後の山形テレビのネットチェンジによる番組枠交換[1]で、以後は最終回まで山形テレビで放送された。山形放送は、『ニコニコ訪問』の途中からこの番組の途中までの13年間にわたって日曜19:00枠の朝日放送製作番組を放送し、その間メナード化粧品枠・武田薬品枠・ミキハウス枠と渡り歩いた。
- 高知県では、日本テレビ系列の高知放送で土曜18:30から放送されていた。