ABOBAゲーム
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テンプレート:複数の問題 テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『ABOBAゲーム』(アボバゲーム)は、1984年10月10日から1985年9月4日までテレビ朝日系列局で放送されていた朝日放送製作のクイズ番組・ゲーム番組である。放送時間は毎週水曜 19:00 - 19:30。ただし、遅れネットで放送されていた局も一部あり。
概要
『霊感ヤマカン第六感』の後番組として放送開始。ABO式血液型別に分けられた芸能人解答者4人がチームを組み(A型チーム、B型チーム、O型チーム、AB型チーム)、そのうちの2チームがクイズとゲームで対決するという形式で進行。司会はみのもんた(A型)が務めていた。
司会席および解答席のネームプレートには「名前(血液型)」と表記されていた(司会のみのの場合、「みのもんた(A)」と表記)。収録は、当時同系列局で放送されていた『象印クイズ ヒントでピント』に似たスタジオセットで行われていた。
コーナー
前半2つは血液型を扱った問題であるが、後半2つは前番組『霊感ヤマカン第六感』を髣髴させる問題になっている。
- オープニングクイズ
- タレントの血液型を当てるクイズ。1対1の対戦形式で、司会者席に近い方から出題される。
- スター追跡クイズ
- 血液型からタレントの行動を当てるクイズ。記述問題で、正解者1人につき得点が入る。
- ABOBAコントクイズ
- 血液型別に行動を当てるクイズ。出演者は無名時代のダウンタウン、ハイヒール、桂小枝。司会者席に近い方から出題される。3択問題で、正解者につきテンプレート:要説明得点が入る。
- 4ヒントクイズ
- 体の一部などからタレントを当てるクイズ。早押しで答える。1枚目で当てると4点で、2枚目以降は3点と1点ずつ減る。
- 後に「1ヒントクイズ」となり、2点に統一された。
- 連想パネルマッチ
- 神経衰弱方式のクイズ。AからPまでのパネル。16のパネル(『新婚さんいらっしゃい!』の「ペアマッチ」にほぼ類似)には決められたテーマに基づいた答えが隠されており、その1つは別の1つと1対1で対応する。例えばことわざがテーマの場合、「豚」を開けて「真珠」を開ければ正解となる。間違えたら相手チームに解答権が移動する。後期には、血液型が表記された有名人の写真が2枚導入されてあり、それを取ると2点獲得できた。最後の2枚は、同時にめくられて終了することもあった。
- イラストは、前番組『霊感ヤマカン第六感』から引き続き河村立司が担当した。
- 最終的に得点の高いチームが勝利。トロフィー授与となり、A型→赤、B型→黄、O型→青、AB型→緑のリボンがつけられる。同点の場合は「両者優勝」になり、両方に電飾が点灯し、トロフィーを両チームのキャプテンが支える形で終了。この時のリボンには、両チームの色がつけられていた。
ネット局と放送時間
水曜19:00枠で放送
- 朝日放送
- 北海道テレビ
- 東日本放送
- 福島放送
- 新潟テレビ21
- テレビ朝日
- テレビ信州(当時日本テレビ系列とのクロスネット)
- 静岡けんみんテレビ(現・静岡朝日テレビ)
- 名古屋テレビ
- 広島ホームテレビ
- 瀬戸内海放送
- 九州朝日放送
- 鹿児島放送
上記以外の時間帯に放送
関連項目
- オールスターちょんまげオリンピック!!花の大江戸90分笑いっぱなし(日本テレビ) - 初めて血液型別でチーム編成を行ったテレビ番組で、同じくみのもんたが進行役を務めていた。