計画のみに終わった兵器
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計画のみに終わった兵器(けいかくのみにおわったへいき)とは、開発計画などは存在したものの、現実には完成(量産)に至らず、実戦配備されなかった兵器である。試作機のみが製作された兵器や、理論が確立されていながらも現在まで実用化されなかったものを始め、計画案のみ、図面のみのものを含む。
目次
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
- A-12 アヴェンジャーII
- F5U フライングパンケーキ
- VZ-1 フライングプラットホーム
- RAH-66 コマンチ
- XP-79 フライングラム
- XB-70
- YF-17
- YF-23
- X-32
- F-20
- スカイボルト
- サウスダコタ級戦艦
- レキシントン級巡洋戦艦
- モンタナ級戦艦
- ユナイテッド・ステーツ (空母)
- CSGN-1 (原子力打撃巡洋艦)
- オカマ爆弾
- クルセイダー (自走砲)
- XM29
- フラント
テンプレート:Flagicon イギリス
テンプレート:Flagicon ドイツ
- ゼンガー
- ラーテ
- モンスター
- フォッケウルフ トリープフリューゲル-ペーパープラン。
- A10ロケット:二段式。欧州より北米まで到達可能。
- 原子爆弾
- マッケンゼン級巡洋戦艦
- ヨルク代艦級巡洋戦艦
- H級戦艦-海軍増強計画の一環であったが、戦況により建造されず
- P級裝甲艦
- O級巡洋戦艦
- ミドガルドシュランゲ
- 風砲
- 音波砲
- 竜巻砲
- 太陽砲
- 空母グラーフ・ツェッペリン-海軍増強計画の一環であったが、戦況により建造途中で戦争が終わる
テンプレート:Flagicon 日本
(ここにあるのはすべて第二次世界大戦時の兵器)
- 100t戦車-動力などを含めて、ペーパープランの域を出ず
- 五式中戦車
- 特三号戦車
- 特五式内火艇
- 怪力線(電波兵器Z) - 帝国陸軍登戸研究所が研究。高空を飛来する敵軍用機に超高出力のマイクロウェーブを地上より照射し、電子レンジと同じ原理で超高温を発生させ撃墜を狙っていた。
- 原子爆弾-研究されるも技術的に越えるべき壁が多く、兵器として実用化することは当時の状況下では不可能であった
- 火龍
- 富嶽-来るべき対米戦争に必要な兵器として構想されたが、当時の日本の技術力では困難を極める
- 秋水-ナチスドイツからもたらされたMe163の情報による
- 橘花
- 震電-試験中に敗戦。実機はスミソニアン博物館に分解された状態で保存。
- タ号
- 剣-特攻兵器の他の状態と同じく、運用直前状態で終了。
- 五十万トン戦艦 - 製造の可能性がないような、典型的なペーパープラン。
- 紀伊型戦艦-大和型を超える戦艦として構想されるが、建造に至らず
- 十三号型巡洋戦艦
- 超大和型戦艦
- B65型大型巡洋艦
- 改利根型重巡洋艦
- 改鈴谷型重巡洋艦
- 加賀型戦艦-八八艦隊計画の挫折により、紆余曲折の後空母として完成。
- G18
- 伏龍
テンプレート:Flagicon ソビエト連邦
- オブイェークト279 核兵器の爆風にも耐えうるように設計された戦車
- ソビエツキー・ソユーズ級戦艦
- クロンシュタット級重巡洋艦
- プロイェークト1160(原子力空母)
- ウリヤノフスク級原子力空母(同上)