上杉昇
テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Infobox Musician 上杉 昇(うえすぎ しょう、テンプレート:Lang-en、本名:非公開、1972年5月24日 - )は、日本のミュージシャン、ボーカリスト。
目次
人物
中学生の頃、GUNS N' ROSESを見て音楽の道に進むことを決意。EXPLODEというバンドを結成し、ライヴ活動を始める。
1990年、長戸大幸の主宰するBEING音楽振興会に講師の紹介により入会する。 アレンジャー・作曲家の大島康祐と、同振興会主催のオーディション出身の柴崎浩と出会い、WANDSを結成する。 91年〜96年、WANDSのボーカルとしてビーイングに所属し、シングル11枚、オリジナルアルバム4枚をリリース。
1995年、ロック・グランジ・オルタナティブという自身の音楽性を、ダイレクトに表現するようになっていく。それにより、WANDSのデジタルポップ路線を望む会社側との間に食い違いが生じ始め、1996年にグループ活動停止し、1997年初頭、柴崎浩と共にWANDSを脱退。
1997年11月、柴崎浩とのユニットal.ni.coを結成。 1998年3月、シングル「TOY$!」でデビューし、以降シングル計3枚・アルバム1枚をリリースした。
2001年、ツアー終了とともにal.ni.co解散。 自身のレーベルpojjo récord(ポジョ・レコル)を設立し、ソロ活動を開始。 al.ni.co以降、今まで行っていた作詞と共に、ほぼ全曲の作曲を手がけるようになる。内省的な歌詞・ザラついたギターサウンドを追求し、ライブ重視のサウンドへと移行。
2005年、PATA(X JAPAN)とのコラボシングルをリリース。
2006年、「寂しさは秋の色」(WANDS)や「TOY$!」(al.ni.co)などの楽曲をセルフカバーし収録したデビュー15周年記念アルバム『SPOILS』をリリース。
2007年、猫騙というバンドを結成し、ライヴ活動をスタートする。
2009年、自身のレーベルアーティスト、JAZZNEKOのアルバムをプロデュース。 12月4日、自身主催のライブイベント『Ja-palooza09』よりソロ活動を再開。
2012年8月26日に行われたアニメソングのライブイベント『Animelo Summer Live 2012』では、シークレットゲストとして参加した上杉と織田哲郎が2人でWANDS時代の楽曲「世界が終るまでは…」を歌唱した。この際の名義は、"織田哲郎&上杉昇"であった。
エピソード
- テレビゲーム、ムーンウォークが得意である。ちなみに、元WANDSのギタリスト柴崎浩と、ファミコンのテニス・ゲームをした際、元テニス部の柴崎に勝ってしまったという。現在はバイオハザードシリーズを好んでおり、ファンクラブ会員と頻繁にオンラインプレイをしたりプレイ動画を投稿したりするほどの入れ込みようである。
- WANDS時代、1994年ごろまでは、長髪(バンダナなし)に黒いジャケットとパンツ、1995年以降は、GUNS N' ROSESのアクセル・ローズを髣髴とさせるような、長髪にバンダナ、ニルヴァーナのカート・コベインのようなネルシャツという容姿だった。al.ni.co以後の活動からは、かつての落ち着きのある面影が無いほどまでスタイルが豹変した。al.ni.coでは短髪にサングラス、ニット帽、髭を生やす、太ってしまうなどのイメージチェンジを行い、さらにソロ転向前後にはスキンヘッドにするとともに、頭と腕にタトゥーを入れるなどをした。なお、al.ni.co時代に髪が短くなっていたのは、上杉が腹痛になり寝込んでいた時に顔の前に髪の毛が来るのが嫌になり自分でバッサリ切ったからだという。
- WANDS脱退後、WANDS時代のことを「アイドル時代」と表現することがしばしばある。
- B'zのボーカル、稲葉浩志を敬愛しているという説もあるが、本人が多くを語っていないためその真偽は不明である。ファンクラブ誌上で、ファンが「上杉のライバルは誰か」との問いに「稲葉浩志」を挙げたのに対し、「稲葉さん歌うまいよね」という旨のコメントを残している。
- 高校の先輩にはX JAPANのHIDEがいる。
- WANDS時代に楽曲を提供した織田哲郎は、上杉の作詞の才能を賞賛し、「詩人として本当に才能のある人だと思うから、これからもいい作品を作り続けて欲しい」などのコメントを残している。[1]
ディスコグラフィー
シングル
- 飛んで散れ 2005/8/3
- poo pee people 2005/11/9
- PATAとのコラボレーションシングル第2弾。
- TOY$! (scrambled mix) 2006/10/25
- al.ni.coの1stシングルをセルフカバー。
配信限定シングル
- FROZEN WORLD 2013/5/22
ミニアルバム
- L.O.G 2004/11/3
オリジナルアルバム
カバーアルバム
- SPOILS 2006/12/6
- デビュー15周年を記念したカバーアルバム。
- WANDS、al.ni.coのセルフカバーをはじめ、GUNS N' ROSES、NIRVANA、JEFF BUCKLEY、中島みゆき などのカバー曲を全11曲収録。
その他
- Jellyfish 2004/8/21
- 『ja-palooza 04』札幌公演で無料配布されたカセットテープ。5日後の大阪公演でも配布された。タイトル曲のみの収録。
- About a Future 2009/6/10
- 作詞:SHOW×JESUS 作曲:JESUS 編曲:JESUS、ツチヤヨウイチ、スズキアキラ
- SHOW×JESUS名義のJesus(JAZZNEKO)とのコラボレーション。
- iTunes Store、着うたサイトからの配信。同年8月5日発売のJAZZNEKOのベストアルバム「革命という名のもとに」にボーナストラックとして収録。
- Never Come Again 2010/8/25
- 作詞:SHOW×JEJUS 作曲:SHOW 編曲:DIE
- SHOW×JESUS名義のJesus(JAZZNEKO)とのコラボレーション第2弾。
- JAZZNEKOのシングル「Confusion The Live」にボーナストラックとして収録。
オムニバス
- Royal Straight Soul III Vol.1 1992/7/22
M8.Hotel California(WANDS在籍時。イーグルスのカバー)
M13.それだけなのに…(川島だりあ featuring 上杉昇名義。WANDS在籍時の未発表曲)
映像作品
- Animelo Summer Live 2012 -INFINITY∞- 8.26(DVD,BD) 2013/03/27
- 世界が終るまでは…(織田哲郎&上杉昇)収録。
作詞提供作品
発売年は全て1993年。
発売日 | 楽曲 | アーティスト | 作曲 | 編曲 |
3月10日 | このまま君だけを奪い去りたい | DEEN | 織田哲郎 | 葉山たけし |
5月19日 | 君が欲しくてたまらない | ZYYG | 織田哲郎 | 栗林誠一郎 |
6月9日 | 雨に濡れて* | ZYYG,REV,ZARD&WANDS | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 |
果てしない夢を* | ZYYG,REV,ZARD&WANDS featuring 長嶋茂雄 |
出口雅之 | 明石昌夫 | |
5月12日 | Please Please Me, LOVE | Mi-Ke | 栗林誠一郎 | 栗林誠一郎 |
1月8日 | 声にならないほどに愛しい | MANISH | 織田哲郎 | 明石昌夫 |
※*作詞は 坂井泉水との共作。
- 「このまま君だけを奪い去りたい」「君が欲しくてたまらない」「声にならないほどに愛しい」は後にWANDSでセルフカバーされた。
レコーディング参加
すべてコーラスでの参加。
- JAZZNEKO 「真っ白な光」
- クレジットは"Show"名義
- MUSIC VIDEO、音楽番組には、宇徳敬子とコーラスとして出演。
- MANISH「声にならないほどに愛しい」
- Mi-Ke「Please Please Me, LOVE」
共演した歌手
出典
外部リンク
- WEB.WESUGI(公式サイト)
- pojjo récord(自身のレーベルサイト)
- ↑ 織田哲郎ロングインタビュー第16回内のコメント。