竹松駅
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竹松駅(たけまつえき)は、長崎県大村市竹松本町にある、九州旅客鉄道(JR九州)大村線の駅である。
諫早方の区間列車(主に長崎(普通列車はほとんど長与経由。一部の普通列車と快速列車は市布経由)行きで数本のみ諫早止まり)は当駅で折り返す。また、快速「シーサイドライナー」(始発列車は当駅で長崎駅へ折り返す。平日キハ66系4両編成 休日キハ66系2両編成)が停車する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは構内踏切で連絡している。
基本的に、佐世保方面行きの列車は1番ホームから、長崎方面行きは2番ホームから発車する(当駅始発の列車は除く)。1番ホームに接して駅舎が置かれており、ホーム中央で二本のホームが遮断機付き構内踏切により結ばれる。列車は構内踏切の位置にあわせて停車する。ホームには両ホーム共に20m程度の鉄製上屋が設置されている。2008年3月末にリニューアル工事が終わり、駅舎がコンパクト化され、ホームも多少狭められた。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。SUGOCAは諫早・長崎方面へのみ利用可能で、早岐方面へは利用不可。
利用状況
- 2010年度の1日平均乗車人員は1,223人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 711 |
2001 | 843 |
2002 | 931 |
2003 | 1,007 |
2004 | 1,020 |
2005 | 1,051 |
2006 | 1,100 |
2007 | |
2008 | |
2009 | |
2010 | 1,223 |
駅周辺
- 大村市役所竹松出張所
- 大村市立竹松小学校
- 大村市立富の原小学校
- 大村市立桜が原中学校
- 大村市立郡中学校
- 国道34号
- 国道444号
- 長崎自動車道大村IC
- 新大村駅(予定、仮称)
- 陸上自衛隊竹松駐屯地
- まるたか生鮮市場富の原店
- まるたか生鮮市場池田店
- 長崎県立虹の原特別支援学校
歴史
- 1922年(大正11年)5月25日 - 鉄道省により開設。
- 1945年(昭和20年)7月30日 - 米空軍の空襲爆撃被害により初代本屋全焼。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる。
- 2012年(平成24年)12月1日 - 同駅を含む長崎地区19駅にSUGOCAを導入。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 大村線