南安城駅
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テンプレート:駅情報 南安城駅(みなみあんじょうえき)は、愛知県安城市安城町的場にある、名古屋鉄道西尾線の駅である。
概要
名鉄の駅では安城市中心部に最も近い駅で、西尾線の全列車が停車する。
1926年(大正15年)の碧海電気鉄道の開通にあわせて開業。1939年(昭和14年)に東海道本線の安城駅まで名鉄安城支線が開通したが、1961年(昭和36年)に廃止された。有人駅であったが、2007年(平成19年)より無人化されている。
駅構造
6両編成対応の相対式2面2線ホームを持つ高架駅。以前は終日有人駅であったが、現在は駅集中管理システム(管理は西尾線内新安城駅、桜井駅を除き西尾駅)導入済の無人駅である。分岐器はスプリングポイントで列車は必ず左側通行となる。
車椅子対応のエレベーターが設置されていないため車椅子での利用者は前日の18時までに駅へ連絡し、当日に駅係員のチェアメイト(車いす用階段昇降機)による補助を受けて乗車する。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■西尾線 | 上り | 新安城・名古屋方面 |
2 | ■西尾線 | 下り | 西尾・吉良吉田方面 |
配線図
利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、2006年度1,992人、2008年度1,969人。また、安城市の統計によれば、2008年度の1日乗降人員は3,962人である。西尾線の駅の中では、新安城駅、西尾駅に次いで多い。
駅周辺
西側にロータリーがあり、北西の安城駅方面に向かって商店街がのびている。一方、南には愛知県道48号岡崎刈谷線が通っている。
ロータリーにはあんくるバスのバス停が設置されている。また、知多バスの中部国際空港連絡バスが朝夕の数便に限り、当駅まで延伸して運行している。
歴史
- 1926年7月1日 - 碧海電気鉄道線の開通に際して開業。
- 1961年7月 - 駅舎を移転。
- 1974年9月17日 - 特急(座席特急を含む)停車駅となる。
- 1981年5月 - 高架化。西尾線では最初の高架駅となる。同時にホームを4両分から6両分に延伸。
- 2007年
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 西尾線
- 安城支線(廃止)
- 安城駅 - 南安城駅