長田秀一郎

テンプレート:Infobox baseball player 長田 秀一郎（おさだ しゅういちろう、1980年5月6日 - ）は、横浜DeNAベイスターズに所属するプロ野球選手（投手）。

経歴

プロ入り前

神奈川県横浜市栄区出身。鎌倉学園高校では2番手投手として活躍、甲子園出場は無かったが、その投球はプロから注目されており、1998年のドラフトの隠れ目玉として指名されるかと思われたが、慶應義塾大学へ進学。

大学野球部の同期に湊川誠隆（元中日）、田中大貴（フジテレビアナウンサー）がいる。大学進学後は先発も抑えも経験、2000年秋のリーグ優勝・明治神宮大会優勝。山本省吾（現ソフトバンクスカウト）・中村泰広（元阪神）らとともに投手陣の一翼を担う。2002年春の東大2回戦で9者連続奪三振のリーグ記録をマーク。これは1970年の早大の大木勝年に並ぶ六大学史上1位タイ記録で、未だにその記録は破られていない。同じ日に1試合21奪三振という六大学歴代2位の記録を樹立。リーグ通算61試合登板、12勝16敗、防御率2.23、290奪三振。ベストナイン1回。ただし、これだけの活躍にもかかわらず通算成績は負け越している。山中正竹が指揮を執る第1回世界大学野球選手権日本代表に後のチームメイトとなる法大・後藤武敏らと共に選出され3位入賞に貢献。制球力が良く、スタミナもあり、安定感抜群と三拍子揃った選手として、大学4年次のプロ野球ドラフト会議・自由獲得枠で西武ライオンズへ入団。

西武時代

テンプレート:By、入団1年目から中継ぎに先発にと重宝された。被本塁打12本、防御率6.06の内容だったが、46試合に登板し、ルーキーながら1年間1軍に帯同した。この頃は名前を「ながた」と呼ばれることもあった。

テンプレート:By、プロ2年目は開幕出遅れたが、防御率が前年の約半分と格段に向上。34試合に登板して防御率は3.18で、課題だった被本塁打もわずか2本と大きく改善された。

テンプレート:By、登板数が半分に減った。

テンプレート:By、2年間で13試合しか登板できず、しかもその13試合で9本塁打を打たれた。

テンプレート:By、左の三井浩二と右の長田で（長田と同い年同期入団）クローザーの小野寺力につなぐ方程式を形成した。6月まで防御率2点台であったが、6月5日のヤクルト戦で2失点を喫すると翌日に二軍落ち。一軍では22試合で防御率3.33の成績だった。二軍では防御率7点台で、再昇格はならなかった。

テンプレート:Byシーズンより背番号が19番から34番に変更されることが発表された。一軍での登板は10月4日の楽天戦の1試合だけだった。同シーズンオフ、2002年の慶應義塾大学時代から6年の交際期間を経てチアリーディング部に所属していた同級生の客室乗務員の女性との婚約を発表した。

テンプレート:By、4試合に登板、26人の打者と対戦して13人の出塁を許すなど、防御率は12.46であった。

テンプレート:By、シーズン当初は敗戦処理としての登板が主だったが、好投を続け、俗に言う「勝ちパターン」に組み込まれる。メインの担当は7回だったが、藤田太陽が故障で戦線離脱して以降は、8回を任されていた。その後は場面に限らず登板、1度不調で登録抹消されるものの最短期間で復帰し、自己最多となる56試合に登板、藤田・ブライアン・シコースキーとともにチームのリリーフ陣を立て直した。

テンプレート:By、前年の安定感を欠き、17試合の登板に留まった。

テンプレート:By、初の一軍登板が6月と大きく出遅れたが、勝ちパターンの一角として活躍。53試合に登板し、チームトップの26ホールドを記録し、自身としては約10年ぶりにお立ち台に上がった。

テンプレート:Byは開幕一軍メンバーとして登録されたが、14試合の登板で防御率4.15と安定感を欠き、5月9日に一軍登録を抹消された。5月19日に再昇格したものの、5月22日・23日の交流戦（対広島戦）で連日失点を記録し、5月24日に再び一軍登録を抹消された。

DeNA時代

その後、7月7日に渡辺直人との交換トレードで横浜DeNAベイスターズへ移籍することが両球団より発表された。

移籍後はビハインドでの登板が目立ち、8月7日の読売ジャイアンツ戦では一死も取れずに4失点を喫するなど不安定さを見せていたが、終盤にはセットアッパーとして起用される場面もあった。

プレースタイル

最速149km/h、平均球速約142km/hのストレートとスライダーが武器。他にもカットボール・カーブ・フォーク・シュートといった多彩な変化球を投げるテンプレート:要出典。

人物

• コーヒー愛好家で、試合のある日の朝は必ず1杯は飲むらしい。
• 2011年のシーズン中に、「松ヤニアレルギー」であることが発覚。このためロジンバッグは使わず（松ヤニが成分の1つのため）、手が汗などで滑る場合はマウンドの土をつけて滑りを抑えているというテンプレート:要出典。
• 幸せな時間は、銭湯でぼーっとする時テンプレート:要出典。
• 小島よしおに顔が似ていると言われており、2007年のファン感謝祭で片岡易之からの無茶振りで2008年シーズンでもしお立ち台に上がれたら海パン一丁で小島のギャグを披露することを宣言した。しかし前述通り翌年の登板はわずか1試合に留まり、公約は果たせなかったテンプレート:要出典。

詳細情報

年度別投手成績

テンプレート:By2	西武	46	4	0	0	0	5	7	0	--	.417	315	68.1	73	12	39	1	2	46	3	0	52	46	6.06	1.64
テンプレート:By2		34	0	0	0	0	2	3	0	--	.400	188	45.1	35	2	20	1	1	37	2	1	17	16	3.18	1.21
テンプレート:By2		9	0	0	0	0	0	0	0	2	----	71	14.2	18	6	11	0	0	11	1	0	15	15	9.20	1.98
テンプレート:By2		4	0	0	0	0	0	0	0	1	----	17	3.1	6	3	0	0	1	3	0	0	4	4	10.80	1.80
テンプレート:By2		22	0	0	0	0	0	2	0	5	.000	103	24.1	22	1	5	0	3	15	1	0	10	9	3.33	1.11
テンプレート:By2		1	0	0	0	0	0	0	0	0	----	5	1.1	1	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0.00	0.75
テンプレート:By2		4	0	0	0	0	0	0	0	0	----	26	4.1	10	1	2	0	1	4	0	0	6	6	12.46	2.77
テンプレート:By2		56	0	0	0	0	5	3	0	17	.625	275	65.1	55	4	24	1	4	61	1	0	27	24	3.31	1.21
テンプレート:By2		17	0	0	0	0	0	1	0	0	.000	80	15.2	23	1	8	1	2	16	0	1	7	7	4.02	1.99
テンプレート:By2		53	0	0	0	0	2	1	1	26	.667	181	46.1	28	5	11	2	2	26	0	0	16	13	2.53	0.84
テンプレート:By2		16	0	0	0	0	0	2	0	3	.000	69	15.1	17	1	4	0	1	12	1	0	9	9	5.28	1.37
	DeNA	24	0	0	0	0	2	0	0	8	.1000	106	25.2	19	5	11	0	0	23	0	0	11	11	3.86	1.17
'13計		40	0	0	0	0	2	2	0	8	.500	175	41.0	36	6	15	0	1	35	1	0	20	20	4.39	1.24
通算：11年		286	4	0	0	0	16	19	1	59	.457	1436	330.0	307	41	135	6	17	255	9	2	174	160	4.36	1.34

• 2013年度シーズン終了時

記録

• 初登板：2003年3月28日、対日本ハムファイターズ1回戦（西武ドーム）、9回表に3番手として救援登板・完了、1回無失点
• 初奪三振：同上、9回表にエンジェル・エチェバリアから
• 初先発：2003年4月9日、対福岡ダイエーホークス2回戦（北九州市民球場）、5回2/3を7失点で敗戦投手
• 初勝利：2003年4月27日、対千葉ロッテマリーンズ5回戦（千葉マリンスタジアム）、4回裏1死に2番手として救援登板、1回2/3を無失点
• 初ホールド：2005年5月14日、対読売ジャイアンツ2回戦（インボイスSEIBUドーム）、7回表2死に3番手として救援登板、1回1/3を無失点
• 初セーブ：2012年6月16日、対広島東洋カープ3回戦（西武ドーム）、9回表1死に3番手として救援登板・完了、2/3回を1失点

背番号

• 19 （2003年 - 2007年）
• 34 （2008年 - 2013年途中）
• 64 （2013年途中 - 同年終了）
• 56 （2014年 - ）

関連項目

• 神奈川県出身の人物一覧
• 慶應義塾大学の人物一覧
• 埼玉西武ライオンズの選手一覧
• 横浜DeNAベイスターズの選手一覧
• 第15回IBAFインターコンチネンタルカップ日本代表
• 松坂世代

テンプレート:西武ライオンズ2002年ドラフト指名選手